株式市況　 投資情報センター

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新興市場やIPOも日々の相場動向を見ながら、今どのように行動すればよいのか、目先の動向を交えて解説します。

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昨日の株式市況と本日の投資情報戦略
24日の日経平均株価は前日比8円安の17,696円、TOPIXは前日比1ポイン安の1,738ポイント。東証１部の売買代金は概算で2兆8,270億円、売買高は18億9,545万株。騰落銘柄数は、値上がり573銘柄、値下がり1,024銘柄、変わらず129銘柄。NY市場は、前日比84ドル安の13,441ドルで取引を終えています。為替相場は121円30銭近辺で推移しています。

NY市場は、新築住宅販売が前月比16％増と市場予想を大きく上回ったことで、一時は最高値を更新する場面もありましたが、長期金利が上昇したことで利上げ懸念が浮上し、下落して取引を終えています。セクター別でも、住宅関連株が上昇した以外はさえない展開でした。また、CMEは17,540円（前日大証終値比120円安）となっています。

24日の東京市場は、前日の米国株安やグリーンスパン前FRB議長発言から中国市場の下落を警戒し売り優勢で、もみ合いの展開でした。個別では、京セラ（6971）が年初来高値を更新、レーティング引き上げのあった伊藤忠商事（8001）をはじめとした商社株、原油高から石油関連株などが買われました。一方で、中国市場に対する懸念から鉄鋼株や非鉄株、海運株などは続落となりました。

24日の新興市場は、JASDAQ指数が4日続伸となりましたがマザーズ・ヘラクレス指数は反落となりました。連続して買われる銘柄は、一握りにとどまっており、リバウンドした銘柄の大半が早くも下落に転じています。インターネット総合研究所（4741）に続きサンライズ・テクノロジー（4830）の上場廃止が決定されるなど、会計問題も根強く残っており、この不信感が払拭されるまでは息の長い上昇は期待しづらくなっています。リバウンドを狙う場合などは、留意しておくべきと考えられます。

中長期戦略
目先は、米国や中国市場の動向に左右される場面もあると思われますが、史上最高値水準にある米国や中国市場が利益確定売り圧力が強くなるのは当然との見方も出来ます。一方で東京市場は、直近1ヶ月以上海外株高を横目に調整を続けて下値を固めてきました。今週に入り、ようやく出遅れ修正の動きが出始めたところでもあり、押し目買いも入りやすくなってきていると思われます。そのため、好業績セクターの押し目は積極的に買う場面と考えております。引き続き、好業績が見込まれるセクターの押し目や動意付くところを積極的に推奨していきたいと考えております。

短期戦略
引き続き、弊社推奨の中長期銘柄を中心に、高値更新が期待できる銘柄をお勧めしていきたいと考えております。また、新興市場銘柄も業績による選別をした上で銘柄選定をしていきたいと考えております。


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