親に出来ること、子供の目に映っていること

子供の心は脆くて傷つきやすい。
そして、心の傷は表面からではなくて、
心の中で少しずつ大きくなる。
表面に傷が出てきたときは、かなり深い傷になってる。
だから、傷が大きくなる前に何とかしてあげたい。

離婚が決まってからも、今まで通り明るく元気に振舞って
きた娘がポツンと言った言葉が心に刺さった。
「猫が飼えても、やっぱり嫌だ。」

パパと二人で暮らすことになって寂しいと思って、
「猫飼っても良いよ。」って言ったら、
大喜びしてた娘。

まるで離婚の話なんて聞いていないように、
今まで通り、元気いっぱい外遊びをして、
おやつもたくさん食べて、
本もたくさん読んで、
勉強もしっかりやって、
パパともママとも明るく話して、
友だちもたくさんいて、
テレビもたくさん見て、
ゲームもときどきやって、
本当に幸せそうにしている娘。

だけど、ときどき、心の傷が見える瞬間がある。

サマーキャンプにいったときパパに買って来たおみやげは、
恋がかなうキーホルダー。
「ママへの恋がかなって離婚しなくて良くなると良いね。」
と言って渡された。

占いの本を見ながら、
パパとママの恋占いがあまり良くないと言って暗い顔。

やっぱり離婚を気にしてる。
無理して明るく振舞っているように見える。
大人の勝手で傷ついてる。
「本当にごめん。」

本当にこれで良いのかな。
みんな幸せになれるのかな。
どうすれば幸せになれるのかな。

まだまだ悩みは続きそうです。