美酒物語

[日本酒] カテゴリの記事

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  誕生日祝いは日本酒で

  今日は同居人の誕生日祝いで（ホントは今日じゃないけど、平日に都合がつかなかったので）、都内某いきつけのお店でふたりだけでお祝い。いきつけのお店といいつつ、なかなか都内まで飲みに出てくる気力＆時間がなかったせいで、すっかりご無沙汰してました。店内も改装されてるわ、メニューも変わってるわ……。「ご無沙汰しててすみません」＆誕生日祝いということで、今日はちょっとふんぱつして店長秘蔵のお酒から注文。酒一筋・平成１７年度金賞受賞酒吾妻嶺・2000年ヴィンテージ大吟醸おり酒酒一筋は、同居人が注文したのを味見させてもらいました。酒一筋なのでもちろん雄町なのだけど、とっても綺麗な味わいで、まるで山田錦を使ったお酒のよう。（どっしりとした味わいは雄町らしいですが。）冷えた状態で飲んだ時は、口に含んだ瞬間は固い味が舌に残り、飲み込む一瞬だけふわっと広がる華やかさがあって、とても美味。これが、時間とともに温かくなってくるに従い、ふわっと広がる華やかさを感じる時間が長くなります。同居人は「味が広がっていくので、温かくなった方が好み」と言ってますが、私は冷たい時の一瞬感じる華やかさの方が（ちょっとはかない感じがして）好みかも……です。吾妻嶺の方は、折りがからんでて、酸味と甘味が、もぅ絶妙のバランスという感じで、これも私の好みでした。【地酒】岡山「備前酒一筋純米大吟醸赤盤雄町」入手しやすいのは、この辺かなぁ

  Sep 10, 2005

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  石川：手取川・古古酒大吟醸

  猫屋江戸八さんが手取川をプッシュ！して下さったので、手取川つながりで、昨年の「吟醸酒の会」で飲んだ手取川・古古酒大吟醸をオススメさせて頂きます。同じ石川の菊姫ほどではありませんが、古酒独特のヒネ香と濃厚な味わいをを楽しむことができます。ホントにいかにも古酒！　なので、古酒が苦手な人にはオススメできませんが……。去年の「吟醸酒の会」では、この古酒が結構気に入ったのですが、手取川のブースでお酒注いでくれたおばさんが、なんとなくツンケンしてたので、お酒を楽しむ気分がそがれてしまい、１杯だけで退散したのでした。（酔っぱらいＯＬが「古古酒大吟醸くださ～～い」とか言ってグラス出してきた、その態度がよろしくなかったのかもしれませんんが…）今年のイベントでは、古古酒大吟醸以外の手取川も飲みたいなぁ。手取川（吉田酒造）古古酒大吟醸720ml

  Sep 7, 2005

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  石川：加賀鳶・純米大吟醸しぼりたて藍

  昨年の「秋の吟醸酒を味わう会」で、私の中では一、二を争うほど気に入ったのがこの「加賀鳶・純米大吟醸しぼりたて藍」です。香りは華やかで、味も華やか。甘味と酸味のバランスが私好みで、美味です！今年の「吟醸酒の会」にも出品されてるといいなぁ。加賀鳶 純米大吟醸藍（あい） 720ml

  Sep 6, 2005

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• 秋の吟醸酒を味わう会

  日本吟醸酒協会の秋のイベントの連絡が来ました。今年は10月19日（水）17:30～19:30（於赤坂プリンスホテル）。ほぼ毎年参加しているので、今年も是非とも参加したいと思っています。最近、かつての地酒ブームの頃に比べると日本酒の人気が落ちてきているせいか、吟醸酒協会に参加している酒蔵の数も年々減っています。昨年は73蔵だったのが今年は71蔵。今年になって消えてしまったのは「勝山」（宮城）と「御慶事」（茨城）。実はどちらも飲んだことがなく、個人的にはそれほどのダメージはないのですが、それでも毎年必ず蔵の数が減っていくこの状況は、寂しいとしかいいようがありません。暑いとついついビールに手が伸びてしまいましたが、９月にはいって、すこしずつ季節が秋へと向かっている今日この頃、そろそろ日本酒も飲もうかなぁ。

  Sep 4, 2005

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  麒麟秘蔵酒　大吟醸古酒

  今年のお盆は（今年も）帰省することはないのですが、私の故郷は新潟県の片田舎です。出身の町にも酒蔵がひとつありますし、周辺にも結構いろいろ酒蔵が点在してます。（全国的に名前が知られてるのもあれば、ほとんど聞かないのもあれば……）そのひとつが、津川町の「麒麟」。この蔵の大吟醸古酒「麒麟秘蔵酒」を昨年秋初めて飲みました。５年古酒ということですが、古酒っぽいヒネ香はあまり感じません。その代わり、味がすごく濃厚で、舌の上でどっしりと自己主張しているのがとても美味しかったです。チーズとか魚卵系の珍味などと一緒に飲むと、かなり合うかも。ちなみに、新潟県津川町には「麒麟山」という酒蔵もあって、これは「麒麟」とは別です。（全国的には「麒麟山」の方が有名かもしれません。）　「麒麟山」は津川町のシンボル的な山「麒麟山」に、「麒麟」はかつて麒麟山にあった「麒麟城」に、それぞれの名前の由来があるそうですが、いずれにせよとっても紛らわしいです。味の傾向は全然違うお酒なのですが、知らずに、区別しないで飲んでる人もいるかもしれませんね。麒麟　大吟醸　秘蔵酒（5年古酒）

  Aug 10, 2005

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  東薫「及川入魂」

  最近、暑い日が続くせいか、ついついビールばかり飲んでしまい、日記もビールの話題が続いてます。という訳で、今日は以前飲んですっごく印象的だった日本酒のお話。千葉県佐原市の東薫（とうくん）の斗瓶取り大吟醸「及川入魂」。杜氏の及川氏の名前がついているお酒です。行きつけのお店で、初めて飲んだのが７～８年前でしょうか。とにかく繊細で華やかで濃厚で……焼き鳥などを肴に飲んでもちっとも負けない力強さと、口の中でぱぁっと広がる華やかさを兼ね備えたお酒でした。（……なぁんて書いてると、また飲みたくなってしまいますね。）[千葉県] 東薫 及川入魂 斗瓶取り大吟醸生酒 1.8L シマヤ限定酒

  Aug 9, 2005

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  三千盛の思い出

  実は、三千盛はここ何年か飲んでないので、味の記憶もあやふやなのですが（感動的な美味しさ！　というほどではなかったのですが、割と飲みやすくていろんな料理に合ったような……）、三千盛と聞くとどーしても思い出してしまうことがあります。数年前、友人達と飲みに行って、てんでに好きな日本酒を注文している時のこと。友人Ｍ「『さんぜんもり』下さい」店の人「はい、『みちさかり』ですね」一瞬の間をおいて、あとは爆笑。みんなまだ一滴も飲んでないってのに、無茶苦茶テンションがアップしてしまいました。いや、しかし、酒の銘柄の呼び方って、意外と難しいですよね。私も朝日酒造の「得月」を『とくげつ』と読むのか『えづき』と読むのか悩んで、注文持にメニュー指さしながら「ごにょごにょ」とごまかしたことあります。三千盛　純米酒　720ML

  Jul 21, 2005

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  菊姫：菊理媛

  「くくりひめ」と読みます。石川県・加賀菊姫本舗のお酒「菊姫」の中でも最高ランクのお酒です。「ひめ」の字が「姫」ではなく「媛」なのが、なんとなく好きです。菊姫といえば、古酒のようなヒネ香・ヒネ味が特徴的で、この「菊理媛」ももちろんヒネ香・ヒネ味がするのですが、それがとても繊細かつシャープで、濃厚な旨味とすっきり綺麗な味わいとが、舌の上で共存している……という感じで、ホントに素晴らしいお酒でした。最後に飲んだのは、２年前……かなぁ。その時の「菊理媛」は、蔵元で１０年熟成させたスペシャル版だったので、特に味わいが際だっておりました。（というか、１０年熟成させた後なお「すっきり感」が強いというのは、凄いことではないでしょうか。）菊姫・菊理媛・720ml

  Jul 20, 2005

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• 九平次 EAU DU DESIR

  「冷やして美味しいお酒」というトラックバック企画のお題に対し、ここはやはり日本酒でしょう……ということで、愛知県・萬乗酒造の「九平次」がフランス向けに輸出している「九平次　EAU DU DESIR」をプッシュします。（「オー・ド・デジュール」と読みます。フランス語は読みにくい～）香りも味もとってもフルーティで、さすが、ワインの国フランスに輸出しているだけのことはある、と思わせるお酒です。後味がやや辛口で、プラス酸味もあり、ピシっと締めてくれるという感じ。ブルーチーズと一緒に飲むと、も、絶品。多分、白ワインに合う料理なら大概合うのではないでしょうか。

  Jul 19, 2005

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• 茨城県　男女川すてら　あらばしり

  頂きものの、茨城県つくば市の稲葉酒造のお酒。つくば市には昔住んでたこともあるのだけど、稲葉酒造の存在も男女川（みなのがわ）の存在も知らなかった。とても小さな酒蔵らしい。今回飲んだあらばしりは、うすにごりで、酸味があり、甘みもある。甘さが強いせいか、もうちょっと味に「しまり」が欲しいかも……と思ったりもしたが、充分に美味。飲みやすい。開封後２日後に飲んでも味がほとんど変わってなかったのが、ちょっと嬉しい。

  Jul 5, 2005

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  七田　純米無濾過生

  ちょいと前に飲みました。買ってから２～３週間冷蔵庫に寝かせてあったので、保存状態がちょっと不安でしたが、鶏鍋作って晩酌しました。最初の一口は、び、微妙～？ちょっと古くなったような酸味があって、もしかして、買ってから２週間も経ったせいなのか？　と思ってしまいました。（やはり、酒屋の冷蔵庫と家庭の冷蔵庫では保存状態に差がありそうだし）が、飲み進んでいくうちに、酸味が弱くなるのか（もしくは自分が酸味を感じなくなるのか）、むしろ無濾過独特の濃厚さや、ちょっと甘い味わい等が表面に出てきました。それでいてすっきり飲みやすい感じがします。鼻に抜ける抜け香に、ナッツ系の香りが混じっているようで、私好みのいい感じです。鶏鍋との相性もGOOD！そんなに飲んでないのに顔が火照ってきたので、アルコール度数を確認したところ「１８度以上１９度未満」と書いてありました。つ、強いよ。 【七田】純米無濾過生　2005　720ml

  Jun 29, 2005

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• 七賢土蔵熟成大吟醸（昭和５５年）

  山梨県、七賢の古酒（昭和５５年もの）です。蔵に併設している試飲バーにて購入したのですが、１合瓶で３８００円というお値段でした。香りが強いヒネ香で、いかにも古酒！という感じ。でも、味がかなりすっきり系というか綺麗というか。七賢の特徴である酸味の強さも、古酒ともなるとほどほどに薄れ、ヒネ香とのバランスも抜群！　堪能させて頂きました。冷静になって考えれば、これよりもっと安くて美味な酒もあるし、最近一番お気に入りの龍力「秋津」が４合瓶で１万５０００円なんだから、同等の値段ならば絶対「秋津」を選ぶよなぁ……という気はするのですが、まあ、数年に一度くらいは飲んでもいいかもしんない。それにしても、１合瓶じゃ、全然飲み足りない。

  Jun 23, 2005

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• 山形県・後藤酒造

  有志が集まって、小さめのタンクを一つ「タンク買い」し、大吟醸を作ってもらった。毎年、いろいろリクエストを出しているせいか、年によってずいぶん味が違ったりするのだが、今年はかなりイケてる！まず、香りが甘い。ちょっと甘すぎるんじゃないかと思えるほど、甘い香りが広がり、一口目を口に含んだ際、その軽～～い甘味がそのまま鼻に抜けていく感じがした。ところが、その直後、舌にやや苦く、強烈に辛い味が残った。前半のふわっとした甘さからは想像もできないような辛さだが、これが妙に後味にしまりをつけてくれて、美味。辛口といっても、辛口＝キレではなく、辛口＝しまりという感じの辛口が、結構面白い。どんな味か飲むまで分からなかったので、アジの刺身、ポテトサラダ、キノコ鍋と、いろいろ異なる肴を用意してみたが、前半の甘味と後半の辛みという異なる味わいのせいか、刺身もポテサラも鍋も、それなりに「酔麟」にマッチするのが、無茶苦茶楽し～～い！

  Jun 15, 2005

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