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カテゴリ:Art
ゴッホ(1853-1890)の作品の中から時節にふさわしいものを。南仏アルル滞在中の1889年の3~4月にかけて制作された風景画。日本趣味のゴッホにとって桃畑はことさら創作意欲を掻き立てたようだ。(絵はTOPページに掲載)
ゴッホ自身、この作品のことを次のように書いている。 「小さな小屋とアルピーユの丘の青い稜線、そして白と青の空を描いたささやかな風景画です。・・(中略)・・それはある種の日本の風景画のようです。だから私はこの主題に夢中になっているのです」(弟に宛てた手紙) 確かに日本的な雰囲気がある。そして右遠方に見える、まだ雪の残っている山はまるで富士山のようだ。 ゴッホと桃畑というと、黒澤明の映画『夢』を思いだす。 部分拡大 <絵は掲載が終わるとARTページに移行します> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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