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Jul 22, 2007
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カテゴリ:Movie

『サウンド・オブ・ミュージック』や『チキチキバンバン』と並ぶファミリー・ミュージカルの定番。1920年代に描かれた漫画が大元で、1932年に最初の映画化。1977年にはブロードウェイ・ミュージカルとなり、このミュージカル版の映画化が本作となる。監督は意外なジョン・ヒューストン。

大恐慌時代のアメリカ。補助金目当てで孤児院を開設しているミス・ハンニガン(キャロル・バーネット)はいつも子供達に当り散らすが、子供達は逞しい。ある日、億万長者ウォーバックス(アルバート・フィニー)の秘書であるグレース(アン・ラインキング)が孤児院を訪問。ウォーバックスのイメージアップのために孤児を一人招待したいと言うのだ。自ら名乗り出たアニー(アイリーン・クイン)はグレースに気に入られ早速屋敷へ。ウォーバックスは最初アニーを気に入らなかったが、ウォーバックス邸に押し入った暴漢を察知したことから次第に気に入られ、ついには養女に望まれるようになる。しかしいつか本当の両親が迎えに来てくれると信じてやまないアニーは申し出を断る。ウォーバックスはアニーのため5万ドルの懸賞金を出して両親探しを始めるのだが・・・


あまりにも出来すぎた話として敬遠される場合もあるが、昔のハリウッド・ミュージカルなら大体こんなもの。1980年代に登場したからそのように言われるまでで、1950年代だったら普通なのだ。そのような話がブロードウェイでヒットしたというのはやはり当時の世相の影響だろう。


主人公アニーを演じたアイリーン・クインは当時11歳で、8000人の中からオーディションで選ばれた。本作でラジー賞となってしまったせいかどうかは分からないが、その後1本の映画に出ただけで引退し学業に専念。そして本年公開の映画『30』(『300』ではない)で約20年ぶりの映画出演を果たした。『30』がどんな映画かは知らない。

現在のアイリーン・クイン(『30』)

アルバート・フィニーも当たり役となったが、やはりミュージカルとなるとアン・ラインキングしかいない。私が一番好きなのはみんなで映画を観に行く時のシーン"Let's Go To The Movies"。数少ない娯楽だった映画を観に行く時の高揚感がよく表れており、映画館についてからのレビューもなかなか(違う監督だったらもうちょっと工夫があったのではと思ってしまうけど)。全体を通して歌や曲は非常に良い出来であり、美術面も豪華。こういう理屈抜きの映画も良いものだ。


この話はわが国でも人気があるようで1978年に初公演され、近年では毎年"丸美屋食品ミュージカル「アニー」"として公演が行われている。


監督:ジョン・ヒューストン
製作:ジョー・レイトン/レイ・スターク
脚本:キャロル・ソビエスキー
撮影:リチャード・ムーア
音楽:ラルフ・バーンズ

1982年・アメリカ / 127分 / 評価:4.0点 / 子供:◎






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Last updated  Jul 23, 2007 12:45:27 AM
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