カテゴリ:映画&DVD
85年劇場公開、第1回東京国際映画祭ヤングシネマ部門大賞受賞という、なかなか古い作品ですが(笑)、レンタルでDVD化されてるのを発見して、観てみました。
これが公開された85年当時、私は現役小学生だったのですが(笑)、中学生か高校生の頃、たまたま夜更かししていた時に、TVで放送されていたのを観たコトがありました。 工藤夕貴さん、大西結花さんという、“アイドルが出ている作品”というのは記憶していましたが、ストーリーなどは、完璧ウロ覚え… (^^; そして、今回改めて観てみると、現在では倫理的にどうかと感じる描写も多くみられますが(規制はナシ)、オトナになって思い起こすと、中学3年生・15歳位の子供達って、子供じゃないし大人じゃないし、どっちつかずで、どうにも出来ない感情を抱えているんだよね。 現在の同年代の子供達では、こういった感情のベクトルは、この作品の時代に比べると、大きく違う方向を向いてしまった感じですが、オトナから見ると“意味わかんない!!”と言われそうな行動や台詞で、フツッと解れてしまいそうな危うい感情を、巧く表現しているなぁ、と感じました。 ただ、せめて何らかの規制は必要なんじゃないかな、と思わせるような部分は結構ありましたが… ウィキペディアさんによりますと、“ベルナルド・ベルトルッチ監督もこの作品から創作意欲を刺激されたと語っている”とのコトですが、『ドリーマーズ』を観た時に私が感じた“現実と非現実、大人と子供、男と女、全ての存在する位置の中途半端さ”は、『台風クラブ』と相通ずるものがあるんじゃないカナ? この作品には、工藤夕貴さんなどの他に、三浦友和さん、佐藤浩市さん(友情出演)などの、現在も一線で活躍している俳優さんが出演されていました。 挿入歌にバービーボーイズの曲が使われていたり、当時を象徴しているかのような生活感に、懐かしさを感じました(笑)。 ちなみに私、バービーボーイズの『目を閉じておいでよ』のカップリングの『11:50』という曲が大好きだったりします(笑)。 それにしても、工藤夕貴さん、今も全然印象が変わらないのにも、ビックリでした。 う~ん、羨ましいなぁ… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月18日 22時44分11秒
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