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Illimone

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2010.03.03
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カテゴリ:書評 SF関係
この本の作者の名は、SFファンにはおなじみですが

当方が作品を読んだのはこれが初めてです。

なにしろ、1911年作なので今から100年も前に

出筆されたもので、クラシックなのです。

しかし、とてもそれほど古いものとは思えません。

テレビ電話や太陽光発電・化学繊維・加工食品・地下リニアモーターカー

レーダー等々現代の社会にも通じる物ばかりですよ。

蘇生術というのもあります。ちなみにこの本のストーリーは、2660年です。

当時この本は、もっとも注目すべき予言の書と

評価されています。本の内容は、ラルフと言うアメリカ人の

若い天才科学者とスイス人のアリスと言う女性との

ラブストーリーです。ラルフとアリスは雪崩がきっかけで

知り合い、恋人同士になります。そこにアリスに気のある

フェルナンと言うフランス人科学者が現れ、透明装置を

使ってアリスを誘拐..。ラルフも科学を駆使してアリスを救出。

しかも、2度目はフェルナンがアリスを金星へ連れ去ろうとします。

ところがアリスに気が合ったのは地球人ばかりでは無かった..。

これ以上書きませんが、短編ながら結構面白い。

モダン・エレクリックスと言うラジオ技術の雑誌を発行していたときに

たまたま雑誌に開きページが出来たので、それまで暖めていた未来世界の

物語小説を発表したとの事です。科学技術者であり編集者でありSF作家なのです。





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Last updated  2010.03.03 16:03:57
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