カテゴリ:読書
![]() 作者:初野晴 出版社:角川グループパブリッシング 穂村チカ、高校一年生、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみで同じく吹奏楽部のホルン奏者、完璧な外見と明晰な頭脳の持ち主。音楽教師・草壁信二郎先生の指導のもと、廃部の危機を回避すべく日々練習に励むチカとハルタだったが、変わり者の先輩や同級生のせいで、校内の難事件に次々と遭遇するはめに―。化学部から盗まれた劇薬の行方を追う「結晶泥棒」、六面全部が白いルービックキューブの謎に迫る「クロスキューブ」、演劇部と吹奏学部の即興劇対決「退出ゲーム」など、高校生ならではの謎と解決が冴える、爽やかな青春ミステリの決定版。(「BOOK」データベースより) また高校が舞台の小説です。(最近、高校生の話ばかり読んでるなぁ~) タイトルの「退出ゲーム」を含む4つの短編から構成されています。 心に傷や問題を抱えた生徒がいて、その謎を解くことによってその子たちが 救われていくことが、爽やかな後味を残しています。 ついでに、1つの謎を解くごとに吹奏楽のメンバーが増えていく♪ 私は「クロスキューブ」が1番好きかな。 弟から姉へのメッセージが、切なくて優しい・・・。 でも、読み終わってなおモヤモヤしたものが残る・・・。 だって、なんで草壁先生は教師になったの? チカとハルタと先生の関係は? もったいぶって教えてくれない・・・みたいな・・・。 これは続編を出すつもりなのかなぁ~って思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.15 20:43:03
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