カテゴリ:軽度発達障害
夏休みの数ある課題の中で、りん君にとって最難関と言えるのではないでしょうか…。
読書感想文! りん君は「しゃべりはじめが遅い」「言葉が使えない」「文になってない」という言葉の発達の遅れがありました。 そのため「読む」「書く」という領域の学習が、少し苦手ですが… 頑張ります(T∇T) まずは本選びです。 「課題図書」の高学年レベルは厚さも読みごたえもありそうです… りん君「おれ、最高学年だから、難しい本でも読めるよー♪」 私「そう(=_=)…りん君が読みたいなと思える、好きな本を選んでね。」 りん君は、本来ならある年齢で、自然に身につけてくるべきだった語彙や、学習スキルを習得できにくいという問題があります。 読んでいても、語彙や文章の理解が難しいりん君なので、読書感想文にチャレンジする前に本を「読む」「内容を理解する」ことが、まず難しいのです。 さて… まず、本を音読していきます。 読む字と同時に、その前後を見て、単語の区切りなどを即時に判断しながら読むことが難しいりん君は、読むべき字しか視野に入らない為、読み間違えたり、飛ばして読んでしまうことがよくあります。 そして、本人がそのことに気付かないので…(。´Д⊂)(読みながらの理解ができにくいため)読むことに大変時間がかかります。 それでも徐々に、学年があがってくると読めるようになってきて、聞いていても内容が分かるようになってきました。(*´▽`)b 続いて… ストーリーを確認しながら、読み進めていきます。 細部の記憶はいいのですが、全体を見ることが苦手なりん君なので、肝心な話の展開に理解がいかないので、図や絵を利用しながら内容の理解を進めていきます。ヽ(´▽`; やっと… 内容を理解したところで、感想を書いていきます。 言葉で話してもらい、会話しながら、感想を順序だてて考えていきます。 それから、「書く」作業へ入ります。;´◇`)丿 りん君は、漢字の読み書きは普通に出来ますが、「てにをは」の使い方がまだ苦手ですし、高学年は原稿用紙3枚(1200字)程度ですので、りん君にとっては長く、本文からの引用なども必要なので、難しいと思います。 1日で、本を読んで感想文も書けてしまうというお子さんもいるのですが、りん君の場合、「本を読む」ところから永遠と思えるほど時間がかかかるのです。 今年も本は準備できたので、頑張って読んでいきます。 りん君は、課題図書から「ぼくらはみんな生きているー都市動物観察記ー」佐々木洋著書を選びました。ヾ(゚▽゚)ノ 山積みになっている同じ本の中から「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」と選ぶりん君… 私「…?そこに積んである本はどれも同じ本なのに、何を選んでいるの?」 りん君「その中から、本の神様に、一番読みやすい本を当ててもらうんだよ♪」 私「☆△◯□◇…そう…」 本の神様って… りん君、既に他力本願…(。´Д⊂)うぅ・・・ やはり本人にとっても、読書感想文は不安なのでしょう。 それにしても…この本、140ページもあるのですね… りん君、ゆっくり頑張ろうね☆`,、'`,、ヽ(´▽`)ノ '`,、'`, 人気blogランキングへ(福祉ジャンルに参加中です♪) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年08月22日 09時06分35秒
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