りんママの * Natural life *

着工式が終わり、土地を見に行き、家に帰ってきてから
りんは今日の出来事は退屈だったかのように、部屋を荒らし
始めました。
　貯金箱を見つけて興味を持っていたので、底の部分を開けて
お金を出し一枚一枚入れるところを見せると、一回見ただけで
お金を上手に指でつまみ、たてに持ち替えて貯金箱の細い穴に
入れました。

「上手だね～o(^-^o)」
と、拍手をすると嬉しかったのかにっこりと笑い、お金を
一枚一枚入れていきます。

　普通だったら、１歳２ヶ月の子どもにお金を与えるなんて！！
と言われそうですが（口の中に入れるし誤飲したら大変）、
親の目が届いているときには、かまわないと思うんです。
　もちろん、りんはお金を口に入れました。でも、きちんと
叱ります。

　「口にいれちゃダメ！ヽ(`Д´)」
　
　って。りんはちゃんと理解して、それからは
口に入れることはしませんでした。口に入れることも大事だけど
ダメなものはダメ、ときちんと叱る。
ただ、危ないからって何でも「ダメ！ダメ！」だと親も疲れるし
子供だって萎縮しちゃいます。

　「最悪、命にかかわることでなければ何でもさせよう」

　半年くらい前に、私が育児でちょっと疲れていたときに出した
答えです。だから、我が家は足の踏み場がないくらいに、いろんな
ものが散らかされます。できるだけ片付けるようにしていますが、
同じ場所に戻せば、またりんに荒らされます。

　それをわかっていて、子供のいる一般家庭みたいに
「子供の手の届かない場所に物を片付ける」
ということをしないのは、りんの興味をなくさないようにするため。いろんなものを見つけて、いろんなものに触れる。そんな生活をりんはハイハイを始めてから今までしてきました。

　ちょっと肩の力を抜くと、育児って少し楽になるものです。