勉強のチャンスでも
小学1年生から6年生のクラス参観したことがありますか?授業参観させて頂いている小学校は珍しく大規模校。一クラス平均40名余で一学年5クラスから6クラス。前もって先生から重点的に観察して欲しい生徒を教えられている。時間的に一クラスに十分時間をかけられないが、そこは私の直感での観察となる。一日に3学年の参観は厳しいこともあるが、先生方からの指摘されていた子ども以外にも、私が気になる子どもがクラスに2~3人。 学校で生徒と真摯に向き合っている先生の見方もある。私のように初めて子ども達と出会ったときの見方もある。素晴らしいことは、多忙な学校での教育活動の中に、私のような他者を授業参観させて頂けることである。5時間目の授業が終了すると、学年毎に先生方と私の検討会をさせていただく。私としては、先生達に先生方が気付かれなかった子どもについて、何か得るものが提供できればと思う。また、先生達に子どもの見方を教えていただければと思う。夏休み前のこのとき、期末テストや行事もすんでいる。このときこそ先生方にとっても「障害児教育」の勉強に良い機会となる。良いチャンスは学校が意図的につくらなければ、いつも先生方が一人で悩むだけであろう。