タイの小学校にするか?
実は去年書くつもりだった日記。年中さんになった長男の友達の親たちによく小学校のことを聞かれていて、まだ少なくても1年以上はあるのに、考えるのが早いと思っていて適当に答えていた。しかし、タイ人にとってはこれは大事な選択で皆さんは子供を産む前からもうだいたいは選んでいることらしい。でも私たちにはどう考えてもあまり選択肢がないことに気がついた。確かに最初からインターや日本人学校は考えていなかった。折角タイにいるから幼稚園、小学校まではタイのに入れるつもりだった。一度インターに入れたらもうタイの学校に入れなくなるので逆ならいつでもできる。はい、そうしようと、旦那との意見があった。しかし、旦那の親はどうしても将来、アメリカの大学行かせたいからインターを進められていた。おいおい、「幼稚園のことが先じゃないの?」って、私はへそに向かっていたつぶやいていた。でもタイ人たちはよく留学しても欧米のトップの大学に入れるから心配ないと、なんとか納得してくれた。でもタイの学校なら誰でも簡単に入れられると、勘違いしていた。実は、タイの有名学校、タイ人たちがもっとも自分の子供を通わせたい学校はSatit関係。だけど、これにはコネと$,$$$,$$$バーツの寄付金が大事で、この大きな壁にぶつかってしまった(Satitと言うのは大学の付属学校で、チュラやカセサート大学などのこと)。チュラにどうしても子供を入れたい親がいて、金額を聞いたら1-bedroomのコンドーを買えるぐらいのものだった。毎月寄付を上げていて、そのレシートをもって入学試験の申し込みの時に他の資料と一緒に添付するらしい。更に王室関係の色々な施設に寄付金を納める必要がある。うちはそう言うことはするつもりなかったので一応経験としてSatitの試験だけを受けさることにした(この試験には幼稚園の殆どの子も受けるらしい)。Satit Chulaの入学試験の申し込みに行ったら、我々はタイ国籍ないのであちこちの担当者に回され、最後に特別扱いにしてもらい、受験を認めてくれた。万が一合格してしまっても入学出来るかどうかは別の問題になっていただろう。息子はまだ5才なのに試験当日、緊張もなく、全く知らないところで、全く知らない大勢の人たちに混ざって指示通りに他の子たちと行動して試験会場に入って行った。きっと息子よりママの方が緊張していただろう。試験が終わるごろに迎えに行っても普通の顔で、試験終わってしばらくテレビで漫画を観ていたと、余裕な顔ぶりで言う。大規模なことだと分っていなかったんだろう。。。一週間後に結果が発表されたが、息子はもちろん外れ。Satit系経験はそれで終わり、3ヶ月後から本格的に小学校を探すことになった。実は時期を過ぎてしまったら受け入れ学校がだんだん減って行くと言われた。園長先生と相談して二つの小学校を進めてくれた。今度は入学試験の申し込みの時期を待つだけだけど、その前にその学校が外国人の息子を受け入れてくれるかどうかの問題があると言われた。結局"A"小学校は試験を受けさせてもいいと言われ、手続きに入った。その時、また園長先生に相談され、寄付金はどれぐらいにするかっと聞かれた。タイの学校って子供の実力より親の金力だなって、改めて思った。逆にこちらはなにも知らないので園長先生は同じ小学校に申し込む他の親たちに相談してもらい、我が家からの寄付金を決めた。これは、我が家の子はタイ人じゃないから特別扱いになるので金額は他の子よりちょっと多めにと言われた。その金額、もちろんSatitに比べても桁数が一つ少ないが、少なくはない。しかも、ウチの場合、外国人として特別扱い以外にバイリンガルを希望したから普通のプログラムの子より多い。仕方ない、来年は次男のことを考えれば、その金額を2で割ればいいとする(兄弟の場合、二人目から寄付金必要無いそうだけど、これも時代によってかわりつつあるだとうと)。入学試験はあるが、形だけなのか、その成績によって落とされる子いるかどうか分らない。でも子供が試験中に親の試験のようなものと面接もあり、試験は5つの質問に対して答えを書かなきゃ行けなかった。私のタイ語はゼロなのでなににも役に立たないが、旦那はポー6を受けた事あるのでなんとか読みは出来た(英語で答えを書いたけど)。面接はバイリンガルの場合、2つに別れていた。タイ語の面接の時に付き添いに来てくれた園長先生が殆ど答えてくれて助かった。英語の面接は子供もも合流して、旦那と私だけで、外国人の先生とお話をするだけだった。おそらく、タイ語の面接で殆どの入学が決められるでしょう。色々質問され、特に我々はなぜタイの小学校を希望しているとか、親はどの商売で将来外国に戻る予定あるかとか、親はどれぐらいお金を出せるのか。このような質問がピンポイントだろう。我々の答え、と言うか、殆どは園長先生が答えてくれたが、嘘よりちょっとオーバーだった。だって、将来について、いつまでタイに住むとか、インターに切り替わるかも知れないから本当のことを言ったら落とされるかも知れない。その後の結果、一応合格。今度は手続きを進められ、ビザのことなど、住民票のようなものまで、色々聞かれて書類の準備を会社の人に頼んでなんとか揃えた。子供たちはタイで産まれているし、タイの幼稚園を通っている形跡もあり、タイの文部書に登録されているから正確的にタイ人じゃなくてもあまり文句言われなかった。小学校までタイの学校、後からインターに変わったハーフの友達が結構いるのでインターとタイの学校の一番の違いとは、と聞いたら、インターだと自分で答えを考えることが大事だと教えられる。タイの学校では、まずみんなと一緒じゃないと行けないところがあるらしい。先生が質問してもほとんど誰も手を上げない、積極的じゃないこと、多くの外国人の親からきいた。でもそれも時代で変わりつつあると思い、4年生までタイの学校の様子をみることにする。6月ぐらいまで次男の小学校を考える必要があって、お兄ちゃんと同じ学校にするかまだ悩んでいるところ。確かに同じ学校の方が寄付金のこともあるし、送り迎えや学校のイベント、PTAなと楽だろう。でもうちは年子兄弟なので双子とあまり変わらない状態なので違う学校を通わせた方がそれぞれ独立して歩んで行く道を作って上げたいし、友達も、全く違う方がいいんだろうか。私、一つだけタイの学校について違和感がある。それは「共学」が少ないとこ。家は男兄弟なので共学に入れたかったが、どう探しても近くにあまりなくて男子校の二つに選択が絞られてしまった。。。だって、幼稚園の発表会を観ていて改めて思ったのは、小学校では女の子とペアで踊れなくなり、男の子ばっかりで踊っていたらあまり可愛くないような気がする。。。どうかな?それでタイでオカマちゃんが多い?いや~それなら遠くても共学にすれば良かったかも???