全て
| カテゴリ未分類
| 手作り市
| 日常
| 絵 関係のこと
| 万華鏡
| スーパーカブ(カブ爺さん)
| 音楽
| 趣味
| 三人娘展
| ネットショップ
| マトリョーシカ
| 出店のお知らせ
| 出店のお礼
カテゴリ:手作り市
13・14日とお仕事もお休みで時間があったにもかかわらず
なぜか14日は寝たのは1時半。 そして起床は3時。 1時間半の睡眠でした。 13・14日は何をしていたのだろう??? 13日は雑貨作ったり・・ 14日は万華鏡作ったり雑貨作ったり印刷したり・・・ で、15日3時起床。 息子は前日から起きてた。 で、出発の準備手伝ってくれたりもした。 いい子だ。反抗期でなければもっといい子かも。。 4時前に出発。 涼しい。 サンダルに靴下履いてて正解なくらい涼しい明け方。 4時半過ぎに到着。 明け方の百万遍。 暗いうちから蝉は鳴いていた。 準備をしていたらポツポツと雨。 慌ててビニールで商品を覆う。 私はテント持ってないからさ~~。 雨が降ったらもう泣いちゃうのさ。 そして晴れ。 慌ててビニールを取る。 そして雨。 慌ててビニールをかける・・・ あうあうあう。 昼あたりからようやくお天気は安定した。 ・・・・・・・・・・・・暑すぎ はがきを熱心に見てくれるお客様。 「今日はどちらからこれられました?」と聞くと 「福島からです。でも今、住んでるのは滋賀県です」 「??」 福島の原発の近所に住んでおられたのだが 放射能の影響で家に戻れなくなった地域に住んでらしたようだ。 福島内で住める場所に移住してる人も多いなか「福島から出ると言って 離職したのは働いてた職場では私一人なの」と言う。 だって放射能で汚染されてる場所に住めない。 福島は最初1ミリシーベルトで危ないと言われてたのに 今は20ミリヒーベルトまで大丈夫って言ってる。 (たぶんこの数値を言われたと思う。ちょっと暑くて 頭がボーとしてて数値が苦手な私なので間違ってたらごめんなさい) そんなのおかしいと思って自分が大事だから福島から出てきた。 政治家たちは大丈夫大丈夫というが大丈夫なら自分たちが こちらに来て住んでみたらいい。 あえて住む人はいない。 そんなとこに怖くて住んでいられない。 放射能の許容数値をどんどん上げてるのは 福島から人を流出させないためなのよ。 だって人がいなくなったら税金が減るでしょ? そのために福島は数値を上げて大丈夫と言ってるの。 そんなことのために寿命を縮めたくない。 それでも今は滋賀県に住んで9月から九州に行く 私たちは全部自腹で動いている。 捨てたくて捨てた故郷じゃないのに。 どこも壊れていない住める家を手放せたのは 国なのに何も助けてくれない。 いっそ村・町のコミュニティーごと他の地域に 引っ越させて欲しい。そしたらもっとみんな 引越しにも応じ、安心できるのに。 それでも自分は生きていかないとと笑ってらっしゃったけど まったくもってびっくりお話ばかりだった。 関西に住んでて「津波」も「地震」も「原発」も なんだかすごく遠い話のように聞いていた自分が情けない。 いま福井の原発に何かあったら同じ目に合うのは 私たちじゃないか、それなのに今は何も無いから 何も考えていない自分がほんとにばかみたいだった。 そういうことを話したら「今、考えてるじゃない それが一番大事なのよ~そしてそれを忘れないでね」と おっしゃってくださった。 もし同じ立場になったら私はどうしているんだろうな。 自分は放射能浴びてもいいかもしれない。 しかし子どもはダメだ。 じゃあ子どもだけ避難させる? そんなことできないな。 じゃあ子どもたちと避難する? 仕事も家も捨てて????? 避難してもそこは絶対大丈夫なのだろうか。 放射能って風にのってフワフワしてないのか? そこまで逃げたら安全? 食べるものは大丈夫? 今はいいかもしれないけど今17歳と15歳の 我が子がこどもを産む頃にあちこちで影響が出たら?? いろんなことを考えた。 今は選択できない。 答えもでない。 すごくすごく考えさせられた数十分だった。 お盆の日、戦争と放射能といっぱいの課題をもらった百万遍だった。 で、お昼すぎ暑い中娘が百万遍に遊びに来た。 店番してくれたりでちょっと助かった。 おとなりに出店してる旦那の愛人さんには可愛い ピアスをもらったりしてご機嫌だった。 14日にアワアワいいながら作ったひまわりの万華鏡は 早々にお嫁に行った。 私には珍しい「黄色」の万華鏡。 夏には喜ばれます。 4時。 百万遍は終了。 娘は旦那の愛人さんに車に乗っけてもらって 家まで送ってもらったよう。 私は愛車のカブ爺さんに荷物を積んでパルパルと帰宅。 百万遍は朝早いし雨が降ったら困るし 暑いとお客さん少ないし、砂埃も多いしなどと 文句を言ってしまうが「普通の日常」が一番大事。 こうやって好きな事をさせて貰える場所があって 帰る家があって家族がいてお友達が身近にいる。 これが一番の幸せなんだと気づかせてくれた 福島からのお客様、ありがとう。 まだまだ落ち着かない日が続くと思いますが 一日も早く落ち着いて過ごせる日が来ますように。 津波・地震・原発 悲しいことはここで終わりにして 少しでも前に近い日が戻りますようにと祈るだけしか出来ないけど 祈らせてください。 そして16日。 今年も大文字の送り火を見た。 今年は火が大きくっていっぱいの人を呼んでるようだった。 みんなちゃんと船に乗っていってらっしゃい。 そしてまた来年帰ってきてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.08.18 23:49:45
コメント(0) | コメントを書く
[手作り市] カテゴリの最新記事
|