もう一人の新人さんに声をかけなかったワケ
新人、新人と、新人の連発で紛らわしいので、2月に入ってきた女性をWさん、1月に入ってきた女性をTさんとします。昨日も書いたとおり、Wさんには入社間もない頃から積極的に声かけしましたが、Tさんには1カ月以上経っても一言も話していませんでした。実はTさんは「友人・知人紹介制度」なるもので入社してきた人で、Tさんを紹介したのは私の所属班の先輩のA氏。要するにA氏とTさんは交際中の仲です。もっともそのことを知っているのは目下の所、リーダーと採用担当者と私のみ。A氏から、「くれぐれも内緒にしてくれ」と頼まれたのです。そんなこと言うなら教えなきゃ良いのに、とも思いますが、私を信用して打ち明けてくれたのでしょう。その気持ちは嬉しいです。そういったわけで、所属班こそ違えども、TさんにはA氏という立派な彼氏がおり、職場の細々としたことなどはA氏に聞けば一発で解決するはず。私なんぞの出る幕なし。と考えて、特段話しかけることはしませんでした。しかしながら同じ班の新人Wさんには話しかけていて、Tさんとは全く会話しないというのも妙な話です。そこでTさんが入社して1カ月と数日が経過した今月初め、たまたまクリーンウェア更衣室で一緒になった折、思い切って話しかけてみました。「どうですか?もう慣れましたか?」「いやあ~、まだまだです」「もうそろそろ、入ってから1カ月経ちましたよね?」「はい」最初の会話はこんな感じでした。そして同じ日の早朝、休憩時間に長椅子にTさんが座っていたので、その隣に座りました。実は別の長椅子には私と同じ班の同僚の48歳の男性が座っており、これまででしたらこの同僚の隣に座ったと思いますが、この人とはいつでも会話出来るので今回はパス。Tさんといろいろ会話してみました。話してみると、とても素直で明るい感じ。不快感を抱かせる要素が全くありません。以前にも少し書いたとおり、ルックスはそのままアイドルになってもおかしくない位の可愛さです。それは別にしても、私の様な年輩者が話しかけても嫌がることもなく、結構会話も弾みます。それ以降今日まで、休憩時間中に会えば必ず会話をする様になりました。この数日後、彼氏のA氏から「休憩時間中話し相手もいなくてつまらなかったけれども、最近はihisakiさんがよく話しかけてくれるからとても楽しいし嬉しい、って喜んでいました。ありがとうございます」と感謝されました。どちらかと言えば人見知りする性格で、自分から声をかけることは殆ど出来ない(特に年上の男性ともなると)ので、声をかけてもらって嬉しかった、とのことでした。確かに交際相手が職場にいても、必ず休憩時間が一緒になるとは限らないので、一人で過ごすことも多かったのでしょう。私の行動は間違っていなかったと確信しました。と同時に、もっと早く話しかけていれば良かったな、と反省しました。というわけで、Tさんとの会話は私にとっても楽しみのひとつとなり、毎日出勤するのが楽しくなる要素のひとつでもあります。もちろんその他男女を問わず、職場のいろいろな人達と接するのはとても楽しいです。