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翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

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2017.03.20
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わが社は、翔(はばた)く女性を応援する会社として、
新しいコンセプトで、会社経営をしています。


大型商業施設のインショップ専門店経営を辞めました。

すべてのお店を一度見直ししました。
そのきっかけが、

3.11の震災です。

被害に遭いました。

その翌年から、約4年間かけて
引越しをしました。

おもてなし経営を実践していきます。

まだまだ、変態していきます。

お店の営業時間も、
10時15分~18時15分

(金曜日は、19時まで営業)

定休日も、水曜日のお店と
日曜日のお店を作りました。

今回は、モノを大切にする心について、

再度描き直して、公開します。


不良品でも、モノを大切に取り扱おう!
先ず、第1弾は、あの交通事故に遭ったネコの貯金箱の話しです。
平成17年3月下旬の話です。
社長、キズ物商品売れましたよ~、何故か売れるのですョ。 先日 、店を巡回したら、
男性店長が言います。
「社長、キズ物の商品をわざわざ、売ってください~。・・・と
お客様が言うのですよ。もう、ビックリです。社長のPOPが効いたようですが、・・・。」
内容は、以下の通りです。
それは、平成17年3月3日のことです。
夕方、風が強く、吹いてきて、
わが社の贈り物の用の

陶器(とうき)が一部分 
破損しました。

それは、ネコの貯金箱です。
右の耳が、欠けてしまいました。
私は、男性店長に
「すぐ、ボンドを購入して、修理するように」言いました。
それでも、店長は、3週間近く、修理もしませんでした。
男性店長は、
「社長、キズ物ですよ。修理しても売れませんよ~。止めましょう。もう 捨てましょう。」
と言いました。
「いやいや、違うよ。心をこの商品に入れるのだ。」と
私は、子供を諭(さと)すようにいいました。
そこで、私は、POPを墨字でスラスラと書きはじめました。
実は、私は、平成13年12月13日に
交通事故に遭いました。
信号無視で、
相手方の車が、私の車に突っ込んできたのです。
それをヒントにしました。

「私は、ネコです。3月3日のひな祭りの日に交通事故に遭いました。
右の耳を少し、ケガをしましたが、お陰さまで,源氣(げんき)になりました。
こんな私ですが、可愛がってくれる飼い主さんを探しています。
おっちょこちょいですが、冗談のわかるネコです。
私のお友達になって欲しいのです。」
とPOPに書きました。
すると、ある50歳代の女性客が来店されて
「このケガしたネコの貯金箱をください。売ってください」と言われたのです。
男性店長が言います。
「お客様、このネコの貯金箱キズ物です、不良品ですが、よろしいのでしょうか?」
お客様が言います。
「いいのです、この右の耳を破損した
この貯金箱が欲しいのです。
売ってください。お願いします。」
そして、購入されていきました。
男性店長が言います。
「社長、私は、勉強になりました。売ろうと思うより、
商品に愛情を込めて、提案する素晴らしさを知りました。
キズ物や、不良品や、死に筋商品を毛嫌いするのではなく、
どうしたら、その商品が、生き返るか?これを知りました。」と私に言ってきました。
そうです、この生き返らせる。・・・
「生き返らせる」・・・実は、これが、
中小零細のわが社で、必要なことだと知ったのです。
売れないから、処分価格で売るのではなく、
どう生き返らせるか?
これがどうやら、大切な
心の販売の一つではないでしょうか?
そして第2弾は、
交通事故で、長男(せがれ)さんを亡くしたお母さんと、お姉さんが、
2つの同じネコの貯金箱を買ってくれた話し。
また、この男性店長がいるお店での出来事です。
あるご婦人と娘さんが、お店に来ました。

「この招き猫の貯金箱を2つください。」と言われたそうです。
またまたあのオッチョコチョイの男性店長が、応対しました。
「ギフトですか?  お包みしましょうか?」と言うと、
ご年配のご婦人が「いいえ、自分達で使うので、結構です。」というのです。
しかも、「このPOPも頂けませんか?」
男性店長が言います。
「えっ~、これですか? いいのですか?
  こんなPOPを入れても、いいのですか?」
お客様が、さらに、言います。
「ハイ、お願いします。交通事故に遭ったネコの貯金箱のPOPを是非、頂きたいのです。」
詳しくお聴きすると、
新しく引越しをされて、新しい家に住む予定だったのに、
ひとり息子さんを交通事故で亡くし、その影響か?長女である娘さんが、
ひきごもりになってしまい、
やっと、今日一緒に、久々に、娘の体の調子もよく、買い物に来たら、偶然にも、
この招きネコを見かけたのです。・・・・・と言うのです。
玄関が寂しいので、1個。
本来、長男が住む予定であった部屋に1個。
だから、同じ招き猫の貯金箱が2つ欲しかった。
「今日は、良い買い物ができました。ありがとうございます。」と
そのご婦人さまが言われました。
もう、この店長も、涙です。涙です。もう、止まらないくらい、
涙をながしました。。
何度も、何度も、お客様が、お店を振り返っては、
頭を何度も、何度も、下げながら、帰られたそうです。
この話しを店長から、涙を浮かべながら、私に語ってくれました。
ウソだと思うかもしれませんが、すべて事実です。

第3弾は、羊(ひつじ)の湯飲み茶碗を救出した話し。
商品に魂を入れる方法とは?
平成17年8月27日に、またまた、現場で、勉強になることが、ありました。
わが店長の不注意で、陶器、そうです、カップ付きの湯飲みが、
割れてしまいました。
「社長、すいません。今度は、掃除をしている時に、ぶつけて、
湯飲みのふたを破損させてしまいました。キズ物、不良品にしてしまいました。
どうしたら、いいでしょうか?」とあの怪我したネコの貯金箱を
販売した男性店長が聞いてきます。
私は、「そうか~、では、どうやったら、この湯飲みの陶器が、生き返るか
一緒に、なって考えましょう~。」と言いました。
うまい、アイデアが出ません。
じっくり、私が、この湯飲みの柄を見たら、
羊(ひつじ)の柄に、目をやったのです。
羊の柄が、あることに、氣がついたのです。
「そうか、わかった~。」と思わず、叫んでしまいました。
得意の墨字で描きました。
「私は、ひつじです。 ひつじ年生まれの人は、心優しい人と言われています。
私を大事にしてくれるあなたを待っています。」と描いたのです。
すると、2人組のうちの1人(50歳の女性)が、偶然にも、
手にとって、この私に言います。




「わたし、未歳(ひつじとし)なのです。
この湯飲みで、飲むと、幸せになる氣がしそうです。




これを下さい。売ってください。」と言うのです。
「はい、840円になります。大事に、可愛がってくださいね。
きっと ひつじの本人も喜んでいますよ。」と言って、定価で、販売しました。
その男性店長が言います。
「社長、もうスゴイです。どうして、前回も、前々回も、そして、今回も
こうやって、スグお客様は、買っていくんでしょうか?」
わたしが言います。
「どうやら、きっと人は、優しさを今、求めている人が多いに違いないんだよ。
偶然のようで、偶然でないんだよ。この私は、今まで、商品は、あくまでも、商品と思っていた。
でも、その商品になり切ると、自然に言葉が生まれてくるんだよ。
生きている、そう私達は、生かされているんだね。」
どうやら、商品になりきる。
商品が、自分になったように、接すると、
魔法にかかったように、商品が売れることを最近私は、知りました。
また、その店長が、このわたしに教えてくれました。
「商品に魂を入れるということは、愛着をもつことなんですネ。」
参考になりますか?







そして、第4弾キリンの湯飲み茶碗も、救われたのです。
もう、わざと思うくらい続くのです。



ウソでは、ありません。
コレも事実です。
わが社は、10店舗以上(当時)。

でも、この店だけいつも、このような珍事というか?
変わった出来事が、おこるのです。


キリンの湯飲み茶碗も、またまた壊れてしまったのです。
「社長、すいません。今度は、お客様が、商品を誤って、

落として、上ふたを割ってしまいました。
どうしましょうか?  こんどは、キリンの湯飲みです。





POPにどう描いたら、よいでしょうか?」と聞いてきました。
またか???
でも、ここでも、私は考えます。




「私は、上野動物園にいたキリンです。縁があって、このお店に来ました。
今は、もう年寄りですが、少し、体も、言うことを効かなくなりましたが、
まだまだ、源氣(げんき)です。
夢は、小さくても、遠くても、私の長い首のように、
じっくり、みつめていれば、実現するもの。」とPOPを描きました。






すると、いつものお客様(50歳代後半の女性)が、
黙って、このPOPを読んで
「コレ、ください。」とこの男性店長に声をかけてきたそうです。
その後、この男性店長がこの私に言います。
「社長、やはり、POPは、人件費のかからない販売員ですね。」と
言ってきました。
何とこのお店は、わが社の中で、
一番コミュニティーのあるお店に成長しました。
「おめでとう」と全員スタッフを労い(ねぎらい)
スタッフの目には、どんな宝石より、綺麗な輝きの涙を
私に、見せてくれました。







題名「西洋風のお人形をお嫁さんとして、嫁がせたい~。」
わが社は、雑貨、婦人服ブテックのお店です。



ご存知かと思いますが、あの交通事故に遭ったネコの貯金箱、ケガしたひつじの湯のみ、
足を骨折したキリンのマグカップを
見事に立ち治したお店以外のお店でも、
またまた発見がありました。











他のお店でも、このような事例が出てくるように
なりました。



「社長、どうも 死に筋(売れない)商品があるんですよ~。」
「どうやっても、売れません。」
「この店には、雰囲気が合わないような商品です。」と店長が言います。
その商品は、西洋風のお人形なのです。
入荷して、2週間、1ヶ月、2ヶ月が過ぎました。
「どうも、売れない。セールにしよう。でも、その前に、社長に相談しよう~」と
思ったそうです。





そこへ、私が、巡回しにこの店に来ました。
「社長~、どうもこの商品が売れない。人気がない~。
飾っても、売れ筋のコーナーや、場所、お客様の目に付く所へ
持っていっても、売れない。この人形が、格別に、希少価値のあるモノや、
有名な作家の作品の人形でもない。」と店長や、スタッフが言います。
私が、「そうですか~、では、この人形に成り切って、POPを描いて見ましょう。」
でも、よいアイデアが浮かびません。
じっくり、じっくり人形の気持ちになって売れない人形の顔を見ました。





すると、その人形の顔。



その人形(2体)の顔が良く似ているのです。
そこで、
「わたし達は、双子の姉妹です。時折、ケンカもします。
 双子の方いませんか???
  双子の気持ちが、わかる人とお友達になりた~い。1体1,050円」と描きました。
すると、
「私は、双子です。これ2体ください。」
「私の孫が双子です。これ2体ください。」
「私は、双子の姉です。これ1体ください。」と若い女性から、年配の女性まで、
購入していくようになりました。




仕入先の問屋さん(営業担当女性)が言います。



「はとみさん~、どうしてこんなに、この人形が、売れるの???」
「物凄い勢いで、売れていますね~」と言います。
私は、商品を売る前に、その商品に成り切る特技を自然と身につけるように
なりました。

その後、店のスタッフたちも、
「社長、やはり商品をいろいろな角度から
見ることが大切ですね。」

世の中に、そんなに双子がいると思いませんが、双子の子どもに、
孫に、親戚に双子の子どもに、プレゼントします。
・・・・そんなほのぼのとした声が聞こえてくるようになりました。
今、少子高齢化社会です。


でも、こうやって心のあるPOPを描けば、お客様は、反応してくれる。
しかも、まったく通りすがりの女性も、このPOPを読んで、ニッコリ笑ってくれる。
「この店、いつも変わったコメントが描いてあるユニークな店だよ」と常連のお客さまが
お友達にも、語ってくれる。  ありがたいことです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いかがでしょうか?
傷物販売を奨励しているわけではありません。

モノを擬人化して、大切にする心を
会社経営の理念と考えています。





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最終更新日  2017.03.20 21:48:21
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