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翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

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2022.10.05
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職場の女性を活かすには、まず・・・・・。




(株)ロコレディは、「らしくない」会社が伸びる、として、

「婦人服店」という業態を脱皮する。

事業内容:高級婦人服を中心に、女性の眼で選ばれる商品の企画・販売

「らしくない」をめざす

 (株)ロコレディは、茨城県常総市水海道を本部とし県内に

アパレル+コミニティーカフェ+生餃子店+キッチンカーという
商いを展開。




婦人服専門店。


いや、婦人服店という業態を脱皮した店と考えている。

従業員ほぼ女性スタッフ。



 (株)ロコレディの前身は、先代社長が戦後、

荷車に生活雑貨を積んで行商したところから出発する。


その先代社長も次々と次の時代を見据えた業態に脱皮させてきた。

やがてスーパーマーケットという業態が日本に現れたときにその業態でいち早く店を

構えたが、やがて総合衣料に切り替え、

いずれ時代は大型ショッピングセンターの時代になると、

周囲の商店主を説得してショッピングセンターを協働組合型のSCを作った。


当時から、創業者は、風雲児と言われていた。









しかし、大型SC同士の激しい競争の時代になる、

特色ある専門店が生き残ると考えて、婦人服専門店とし、

さらにそれを県内の主要都市に多店舗展開していく。



 その会社に入社したのが現社長。




入社したときは親族でもなんでもなく、地元出身ですらない一般の社員であった。

 

やがて力が認められ、後継者予定(婿養子・平成元年に結婚)となった時から、

羽富社長は「婦人服店らしくない」店作りこそ、

将来性があると考えるようになる。






「煎餅らしくない」煎餅を売る近隣の店に人気が集まっていることをヒントに、

業界、業態を革新していく力は、

いかにもその業界、業態らしい状態を経営者が崩していくことから生まれると主張する。

 婦人服を求めに来るお客様は、

婦人服だけを買うお客様ではない。



ほかの店で靴を買い、カバンを買い、化粧品を買い、

アクセサリーを買い、日用雑貨を買い、

アンティークを求め、音楽メディアを探し、

総菜を買い、生活にちょっとした潤いを

あたえるような小品に眼をとめ、

友人とのおしゃべりのために食事をする

・・・それらを別々の店で買い求めるのが今までのありかた。




しかしそう行動しているのは一人の女性である。

人にフォーカス(関心を集中)して、

その一人、ひとりに徹底的に眼を向ければ、

その買い方にはその個人らしさがあふれているはずである。

そうした個人をお客様として大事にするということは、

そういう買い方のパターンとその背後にあるお客様の心理や、

さらにそれを揺り動かす生活があるはずである、

と考えました。


自分の専門とする商品から発してそれを売るという考え方から、

お客様個人を大切にして、

お客様が必要とするものをできるだけ多く提供しよう、

そうすれば一人のお客様と深く関われるし、

またお客様が店に残してくれる利益も大きくなる。



2階では、次男の嫁が
理学療法士で、温熱療法を導入し、

「美と健康研究会」を主催して、お客様の健康維持の提案もしている。

ここまでも、やるのか。・・・と正直感じた。



これを実践するのにも、

幾多の失敗を繰り返す。

その失敗を反省として

さらに、お客様とのつながりを考えるようになりました。



しかし深くつきあうということは、

お客様を店が絞って選ぶことでなければならないし、

それを上手に絞ることができれば、

従業員の数が少ない小さな企業でも生き延び、成長することができる。

 そう考えました。

業務提携も、視野に入れて
実現させました。


まつエク、プライベートスポーツクラブとも、連携している。


とにかく、考え

発想をする。飛んでもない発想にヒントがあると考えうようになった。



リーダーの言動が能力開発の決め手

 羽富社長は剣道家の家に育ち、

男ばかり三人兄弟の次男。高校は男子校。

「男くさい世界しか知らずに育った」





大学卒業後、

大手アパレル会社の営業マン(在職期間 昭和57年~62年秋)になったが、

ここまた「男の世界」であった。





この会社はいわば「体育会系」。

上司が部下を怒鳴り散らして「育てる」のは当たり前。

激しい言葉が飛び交うのは当然の世界であった。

その世界で修業して、

(株)ロコレディに一般スタッフとして入った羽富社長は、

婦人服店の通例として数多くを占める女性従業員に対して、

同じ言動で臨んでしまった。




激しくしかりとばす店長に、

まだ農村部にあって激しい競争の最前線の営業の世界など

知らぬ女性従業員はとまどう。

次々と女性従業員が辞めていった。

店長に昇格後も、採用しても採用してもすぐに人が辞めていく。

ある朝 店長(現社長)がシャッターをあけると

店の外に辞表が三つ、並んでいたのも、懐かしい想い出です。





 「おまえの言っている社員への説諭の内容は正しい。

しかし方法が間違っている。

相手の立場になって話し、




相手から理解をしてもらえなければ、

いくらリーダーが正しいことを言っても部下はそれを受け止めない」、

当時の社長・正三氏(故人)から従業員であった二代目は説教を受けました。


悩みます。

もちろん、夜は眠れませんでした。




「子どもを賞めるとき、どうするか?立ったまま、子どもの頭を撫でないよな。

子どもの前にしゃがんで目線をあわせながら、にこやかに賞めるんだ。

これが人を育てるコツだ!」

・・・この社長の言葉が羽富店長(当時)の改心のきっかけとなりました。






 その日から私の女性研究が始じまりました。




それまで婦人服という商品の知識をもっていれば、

客はその商品を買ってくれる筈だ・・と考えていていました。





売ってくれる女性スタッフについての知識が

あまりに乏しかったことに気づきました。





業務上必要な商品知識、生産技術、販売技法など

については当然のように教育訓練がされる。



でも、これでは、ダメだと気づきました。


バランス感覚です。



社長の仕事は、結局、従業員が知っていることを聴き出し

整序して、ほかの従業員に上手に伝えることにつきる、と気づかせて頂きました。





しかし従業員が知っていることを言ってくれるような社長(上司)でなければならない。

そういう社長(上司)は説教するのではなく、




まずきくことだ、きくためには上手に質問することだと悟りました。



「きく」とは、「聞く」ではなく「聴く」である、






耳と目と心でできてる文字通り、

「聴く」ことが、大切だと気づかせて頂きました。


#ロコレディ職場の女性を活かす

#女性スタッフの教育









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最終更新日  2022.10.05 13:05:14
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