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新刊「ツボを刺激する脳トレ日本語事典」久保哲弘・風詠社・千円
今は再雇用制度が充実していたり、人手不足で60才の定年でそのまま現役引退という人 は少ないようですが、一昔前は60才で即引退という人は結構いました。 引退した当初はほっとすると同時に、しばらくすると暇だなあと”ぼやく”声もよく聞いたもの です。そういう彼らが一様に話していたのが、新聞を隅から隅まで読むようになったということ でした。ニュ-スで分からんことがあったら何でも聞いてくれなんていう豪傑もいたし、中に は、うちの新聞は穴が開いているからなと下手な冗談をいう人間もいました。 新聞と定年退職者、切っても切れない関係の時代、新聞がなければ時間を過ごすことの できない大勢の退職者がいた時代、そういう新聞の幸せな時代もありました。今は、高齢者 が増えているのに新聞離れが深刻だと騒がれているのは、どうにも分かり難いことです。 高齢者にも新聞離れが進んでいるんでしょうかね。そういえば、最近は隅から隅まで読んで いると言う人にも出会いません。ま、あまり話題にも出なくなりました。新聞を読まなくても、 結構時間の潰し方のコツを覚えたということですかね。 不思議だったのは、テレビを一日中見ているという御仁に出会ったことがないということ でした。今もそういう傾向はあるようです。男はあまりテレビを見ないんでしょうかね。現役 時代は時間に縛られていたから、時間に縛られるテレビはいやだ、まさか! 男も、内容によっては昼間のテレビを見た方がいいかも知れませんよ、趣味の問題ですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.29 11:19:41
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