カテゴリ:歴史ウォーキング滋賀
弘誓寺の前と鯉から「寺前・鯉通り」という名前のメインロードから、五個荘金堂の町並みを順番に歩いてみました。 【弘誓寺前の町並み】 【近江商人屋敷 外村繁邸】 ここは、明治28年(1895)、四代目外村宇兵衛の妹みわに婿養子吉太郎を迎えてできた分家です。東京日本橋と高田馬場に呉服木綿問屋を開き、活躍しました。外村繁は、吉太郎の三男で小説家として知られています。外村繁は、一時家業を継ぎ商人となるのですが、文学を志し弟に家業を託します。そして、近江商人を題材とした小説や自らの人生をつづった数多くの作品を残しています。
白壁と舟板塀が特徴の近江商人屋敷です。 【近江商人屋敷 中江準五郎邸】 ここは、昭和初期、朝鮮半島や中国で三中井百貨店を築いた中江家4兄弟の末弟の準五郎の本宅です。明治38年(1905)、朝鮮大邱に三中井呉服店を創業し、昭和9年(1934)に株式会社三中井百貨店となりました。 【近江商人屋敷 外村宇兵衛邸】写真に右 外村宇兵衛は、近江商人であった六代目外村与左衛門の末子で、1813年に独立し、主に呉服太物をしていました。明治期には全国の長者番付に名を連ね、明治29年(1896)ころの隆盛時には、2720平米の敷地に主屋・書院・大蔵など、蔵が十数棟建ち並んでいたということです。 ![]()
近くを流れる愛知川からひいている用水路で、五個荘中央公園の横を流れています。
この用水路の横を歩いて、近江鉄道五個荘駅に向かいました。 五個荘駅には16時20分に駅に着いたのですが、16時56分しか電車はありません。 昼間は、基本的に一時間に一本なんですね。待つしかありません。 ここから近江八幡駅までは約30分、そこでJRに乗り換えて帰りました。
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Last updated
2014/10/07 05:31:12 PM
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