カテゴリ:歴史ウォーキング岐阜
天守閣から南東方向を見ると, 木曽川に架かる"ライン大橋"と"伊木山(いぎやま)"が見えます。 伊木山は山頂付近には戦国時代の山城である伊木山城跡があります。 また、「夕暮れ富士」とも呼ばれ日田島れています。 ライン大橋から見た犬山城も良いということなので行ってみました。 こう見ると、ヨーロッパの大河の畔に立つ古城にも似て、 石垣の上に乗る白亜の城がほんとうに美しいですね。 ライン大橋は取水ダムの上にかけられた橋にすぎず、何故あえてライン大橋という名前をつけたのでしょう。 お城をたっぷり堪能したあとは、城下町本町通りに行きました。 犬山城下町は総構えと呼ばれる、城と城下町の外周を堀で囲い込んだ城郭構造をそのまま残した町です。 いろんなお店もあり、歩いていて楽しい町です。 犬山城の入場券の半券で「城とまちミュージアム」と「からくり展示館」の両方に無料で入れます。 犬山城からまっすぐ下りてお土産物屋さんが建ち並ぶ本町筋に入ってすぐの両側にあります。 【からくり展示館】 からくり人形とはゼンマイや糸で動く人形のことです。 からくり人形について調べました。 このからくり人形は江戸時代にもとは時計師だった竹田近江が大阪で旗揚げし、日本中を興行し人気を集めた「竹田からくり」一座の人形がはじまりだと言われています。 竹田からくりは歌舞伎舞台の段返しのように、出し物の舞台そのものに大掛かりな仕掛けをして、見物客にアッと言わせる「大からくり」が呼び物で、その頃のからくり人形は舞台の端に顔を出して愛嬌をふりまいたり、幕間に逆立ちを見せたりとほんの添え物的な存在だったということです。 しかし、人々ははじめ大からくりの派手な舞台仕掛けにびっくりしていましたが、次第に舞台の袖で演技するからくり人形の、愛らしく、細かな動きに関心をよせるようになりました。 この山車からくりは、江戸時代に尾張名古屋の東照宮の祭礼に登場したからくり人形が始まりとされており、その後、流行になって尾張全土に広がり、作られた山車からくりの多くが今もなお活躍しているということです。 あの「茶運び人形」の実物が見られる場所がここです。 からくり人形細工の実演を見せてくれるのは九代玉屋庄兵衛氏。 手さばきや人形の生きているような動きに思わずみとれてしまいそう。 からくり人形がいろいろと展示されていて、想像以上に楽しめました。
《続く》
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Last updated
2015/05/01 05:29:53 PM
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