|
カテゴリ:イベント
福島県は三春町の滝桜を見てきました!三春町はその名の通り、梅・桃・桜の花がいっぺんに咲く町です。 特に樹齢千年以上と言われる滝桜は、日本五大桜または三大巨桜に選ばれており、 皇居新宮殿正殿松の間を飾る杉戸絵「桜」(橋本明治画伯筆)は、この滝桜をモデルにしたといわれているそうです。とにかく大きい!見てる人間が小さ~い。 滝桜の周りは入れないのですが、一部滝のようにしな垂れる先にデッキがあります。観光客がこぞって、滝桜の滝に打たれる場所です。桜の枝先に触れ、拝む人、写真を撮る人、見上げる人、涙を流す人。ここに立つと畏敬の念が溢れます。 Romiも桜の滝に打たれてみましたっ! まさに滝です。 ごく最近の地質学では東北太平洋岸のかなり内陸で津波の跡が見つかっていました。今回の震災の様な、驚くほど内陸にまで到達する津波が千年前に起きていたのでは?と言う、にわかには信じ難い説も出始まった矢先の震災でした。樹齢千年以上の滝桜は、千年前の地震も、この場所で見ていたでしょう。物、語れれば、何か伝えたかったかもしれません。 滝桜の丘の天辺には、数種類の桜が植えられており、まだ蕾の桜が濃いピンクを膨らませていました。これからが見頃です。若い桜に囲まれて滝桜も威風堂々。また、滝桜の子孫も三春町のあちこちにあり、車で見て回れます。 子孫と言っても最近植えられた枝垂れ桜ではありません。樹齢数百年の古木が沢山あります。町のあちこちの枝垂れ桜の古木を車で巡ってみました。 樹齢400年の地蔵桜も滝桜の子孫の一つ。滝桜の娘だそうですヾ(^∇^;)。娘も結構おばあちゃん。 前日、開花宣言だったはずですが良く分かりません(^^;。日当たりの良い枝をアップにすると、、、咲いているようです(⌒-⌒)。この桜は、ピンクの濃い見事な枝垂れっぷりを見せてくれます。 地蔵桜の近くの伊勢桜。推定樹齢250年。 この路地から見る伊勢桜が好きです。近くの商店でジュースと花見団子を買ったら、飴くれました。 一番、咲いてる枝です。 お次は五斗蒔田桜。樹齢約150年。やはり滝桜の子孫。 丘の上に立つ、風格ある樹形の枝垂れ桜です。女性的なヴィーナスと言うより、もっと威厳がある気がします。 風の当る丘の上ですが、ほころび始めています。 この丘の上からは眺めが良く、遠く雪山も見えました。フキノトウも採り放題。 不動桜。樹齢350年の枝垂れ桜でこれも滝桜の子孫だそうです。 のどかな田園風景の中にある不動明王を祭るお堂の横に立つ枝垂れ桜です。 一番咲いていると思われる枝。 ここで菜の花と枝垂れ桜を肴に、伊勢桜の商店で買ったお団子を頂きました! もちろんお参り&お賽銭も忘れませんでしたよっ。 お堂と比べても太い桜なのが分りますね。 お堂の向こうの斜面、不動桜の足元のずっと下にカタクリも咲いてました! 最後に再び滝桜。朝来た時7分咲き位と思いましたが、今は8分咲き位? 毎年2Km位渋滞する滝桜駐車場へ続く道が、今年は500m位しか渋滞していませんでした。しかもノロノロ進む楽勝渋滞。駐車場で車のナンバーを見ると、9割が福島ナンバー、他県1割位でした。滝桜周辺では、いつも標準語が飛び交ってるのに、今年は柔らかい福島弁が聞こえてきました。滝桜の周りを一周していると、柔らかい方言で『すごいカメラだね。』とか、『お天気で良かったね。』と話しかけられました。振り返って答えると、福島県内観光客の人達から『来てくれてありがとう。』と言われました。 福島で発電した電気の3割は関東へ送られてるのに、お花見自粛されちゃって東京から観光に来てくれないみたい。それでも来てくれた人に福島の人達は優しかったです。飴くれたり、ありがとうって言ってくれたり。他県からの観光を皆で歓迎してくれました。 Romiは、”うつくしま福島”を応援しています!
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[イベント] カテゴリの最新記事
|