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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:ドイツ、日本、世界とその人々
出産準備コースに参加してきました。 私達を含めて5組のカップルがテーブルを囲んで お茶を飲み、スウィーツを頬張りながらのリラックスしたコース。 何度もコースを繰り返しているので総人数は多いものの 各回は少人数制なので皆すぐに打ち解けて、 笑いが溢れ、質問もどしどし飛び交う会でした。 主催しているのはHebamme(助産婦さん)。 ドイツでの出産においてHebammeの存在は欠かせないもの。 妊娠中から分娩時、そしてその後もずっと親身にお世話をしてくれる彼女達。 今の状態の説明から出産に関しての必要知識を色々と説明してくれるのですが、 ドイツらしい~!と思ったのは 医学的な方向からのみならず、 アントロポゾフィー(シュタイナーの思想、概念論)やホメオパシーの方向からも、 具体例を挙げつつ説明してくれるところ。 そしてどれも『押し付け』たり 『こうなのです』と言うのではなく、 あくまで私たちに選択肢を与え、 自分自身にあったスタイルでの出産及び育児をサポートしてくれる姿勢です。 同じヨーロッパ、 お隣の国フランスでは無痛分娩が主流だったり これまたお隣(ドイツは9カ国もと隣接しています)のオランダでは 自宅出産が多く選択されているらしいのですが、 ドイツでは帝王切開を希望する女性が増えているそう。 けれどもそれに逆らって、自然出産を推奨する動きが進んでいるのも事実とか。 自然出産においては 水中出産のバスタブ準備があるのは勿論の事、 人それぞれの痛み感覚に合わせて 鍼やホメオパシーでの痛み緩和、 希望であればメディカルな方法での痛み緩和など 幅広い範囲での設備サポートが整っている様子。 コースでは、乳児の扱い方やちょっとしたベビーマッサージも習いました。 参加者の中にご自身が小児科医の方もいて、 Hebammeが彼女にわざと話をふってくれる為に エクストラでの知識や情報も得られる事ができてラッキー。 ベビーマッサージはそれぞれのパートナーをモデルにして、 まずは男性陣がマッサージされる側。 そして次に女性陣、と、あくまでご主人達にもフェアな内容。 男性陣といえば、ここでは立会い出産が当然みたい。(?) 立会い出産するかしないかは全く聞かれません。 するのが前提かの如く、 その上で『パートナーの役割、分娩の際のサポートの仕方』などが話されます。 私達もそれを自然だと考えていたので何の疑問も無かったけれど、 男性陣の積極的な参加姿勢を見ていたらふと、 日本ではどうなのかしら・・・と言う疑問が頭にポワポワ~ン。 日本でも、今の時代は立会い出産が主流になっているのかな?? 全体として、消化するのに改めて数日かかりそうな程 濃い内容且つ実践的、大満足のコースでした。 かなりの集中度だったので疲れたけどね~・苦笑 嬉しいのは、プレママ友達が出来た事♪ 『友達になりたい☆』と感じる人ばかりが勢揃いしていたために、 既にお茶のみ約束、ショッピング約束でアジェンダが華やかに♪ ちなみにこういったコースは、女性分は保険でおります。 (男性は実費) ドイツの妊娠・出産・育児システムにおいて 良い部分が色々と見えてきていますが、 保険でおりる物が多いところもその一つ。 それについては、また機会を見て具体的に書いて見たいと思います。 最後に、 冒頭の写真は『母子手帳』。 冠とMのロゴが可愛くてお気に入りです。 MはマミーのM。 それがこちらの写真の如く、 裏表紙にMamiと書かれているもの愛らしいですよね♪ ああ、もうすぐマミーになるのね~。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.03 03:00:11
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