Peaceful Love from Germany

[ドイツ、日本、世界とその人々] カテゴリの記事

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  Geburtsvorbereitungskurs

  出産準備コースに参加してきました。私達を含めて５組のカップルがテーブルを囲んでお茶を飲み、スウィーツを頬張りながらのリラックスしたコース。何度もコースを繰り返しているので総人数は多いものの各回は少人数制なので皆すぐに打ち解けて、笑いが溢れ、質問もどしどし飛び交う会でした。主催しているのはHebamme（助産婦さん）。ドイツでの出産においてHebammeの存在は欠かせないもの。妊娠中から分娩時、そしてその後もずっと親身にお世話をしてくれる彼女達。今の状態の説明から出産に関しての必要知識を色々と説明してくれるのですが、ドイツらしい～！と思ったのは医学的な方向からのみならず、アントロポゾフィー(シュタイナーの思想、概念論）やホメオパシーの方向からも、具体例を挙げつつ説明してくれるところ。そしてどれも『押し付け』たり『こうなのです』と言うのではなく、あくまで私たちに選択肢を与え、自分自身にあったスタイルでの出産及び育児をサポートしてくれる姿勢です。同じヨーロッパ、お隣の国フランスでは無痛分娩が主流だったりこれまたお隣（ドイツは９カ国もと隣接しています）のオランダでは自宅出産が多く選択されているらしいのですが、ドイツでは帝王切開を希望する女性が増えているそう。けれどもそれに逆らって、自然出産を推奨する動きが進んでいるのも事実とか。自然出産においては水中出産のバスタブ準備があるのは勿論の事、人それぞれの痛み感覚に合わせて鍼やホメオパシーでの痛み緩和、希望であればメディカルな方法での痛み緩和など幅広い範囲での設備サポートが整っている様子。コースでは、乳児の扱い方やちょっとしたベビーマッサージも習いました。参加者の中にご自身が小児科医の方もいて、Hebammeが彼女にわざと話をふってくれる為にエクストラでの知識や情報も得られる事ができてラッキー。ベビーマッサージはそれぞれのパートナーをモデルにして、まずは男性陣がマッサージされる側。そして次に女性陣、と、あくまでご主人達にもフェアな内容。男性陣といえば、ここでは立会い出産が当然みたい。（？）立会い出産するかしないかは全く聞かれません。するのが前提かの如く、その上で『パートナーの役割、分娩の際のサポートの仕方』などが話されます。私達もそれを自然だと考えていたので何の疑問も無かったけれど、男性陣の積極的な参加姿勢を見ていたらふと、日本ではどうなのかしら・・・と言う疑問が頭にポワポワ～ン。日本でも、今の時代は立会い出産が主流になっているのかな？？全体として、消化するのに改めて数日かかりそうな程濃い内容且つ実践的、大満足のコースでした。かなりの集中度だったので疲れたけどね～・苦笑嬉しいのは、プレママ友達が出来た事♪『友達になりたい☆』と感じる人ばかりが勢揃いしていたために、既にお茶のみ約束、ショッピング約束でアジェンダが華やかに♪ちなみにこういったコースは、女性分は保険でおります。（男性は実費）ドイツの妊娠・出産・育児システムにおいて良い部分が色々と見えてきていますが、保険でおりる物が多いところもその一つ。それについては、また機会を見て具体的に書いて見たいと思います。最後に、冒頭の写真は『母子手帳』。冠とＭのロゴが可愛くてお気に入りです。ＭはマミーのＭ。それがこちらの写真の如く、裏表紙にＭａｍｉと書かれているもの愛らしいですよね♪ああ、もうすぐマミーになるのね～。。。

  2009.02.02

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  近未来都市的?!　上海への旅

  上海の写真をアップしました。日本以外のアジア圏にはこれまで足を延ばす事が殆どなかったのだけれどホント、アジアのパワーを改めて知りました。凄いね！けれどもジュリアーノ、ロミともにちょっと体調を崩したみたいで調子が悪いので今日はここまで～。「鳥インフルエンザじゃないよね？！」ってジュリアーノは恐れてるけど・・・・・違うよね・・・・・・汗旅行記写真はコチラから♪

  2008.01.29

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  華のある日　（画像沢山☆）

  華のある週末の日実はこの『華』、２つの『華』にかけています。１つ目は華道。小原流の華道を習い始めました♪先生は、日本10年以上の滞在で師範の資格を取り、ヨーロッパでも華道活動を活発にされているインドネシア出身の女性。今回は2回目のレッスンで、『花意匠のたてるかたち』。ドイツで華道を習えること自体とても嬉しい上華道自体の楽しさも、レッスン雰囲気の朗らかさも、大満足～♪とは言え先生の活けられるのと、実際やってみるのとの大違いにその難しさを覚え、お恥ずかしいので写真はとても控えめに、小さく小さく載せておきます（笑）。夕方からは、お誕生日パーティへお招き頂きフランクフルトへ。このお誕生日パーティがまた粋で、『カリスマシェフ指導下、クッキング＆ディナー会』というもの。ただ集ってディナーを頂くより、何倍も楽しくオープンな時間。皆さんエプロン姿でお料理お料理♪左は前菜のお皿。まず、トマトで作った薔薇を飾ります。右はスープ。これからパイ生地の帽子がのっかります。左がテリーヌで、右がカラメルをまぶした胡桃。さてここからが、出来上がったお料理の写真です。第一品目、前菜：野菜とフォアグラのテリーヌ、薔薇のトマト、りんごとセロリのサラダ（森のサラダ）、カラメル胡桃第二品目、スープ：パイ生地の蓋付きモリーユ茸のスープ第三品目、メインディッシュ：トウモロコシで育てられたチキンにトリュフとライムを加えて丸ごと焼いたもの、ラタトゥーユ、ポテトグラタンお皿の上の写真がぶれてしまった為、チキン焼き上がりの写真も添えました。所々黒く見えているのは、皮の下にトリュフを入れてある部分です。７つ上の写真、私がカメラ目線で写っているものはこの、チキンにトリュフを詰めている所です。第4品目、デザート：チョコレートとオレンジのスフレアイス一品ずつ完成しては頂き、そして次の品へと取り掛かり、また完成したら頂いて・・・・・と、ワインとおしゃべりを片手にお料理とお食事が交差しながら会は進み、デザートが済んで余韻を楽しんだ後、皆が会場を発ち始めた頃には既に夜中の2時をまわっていました。一番初め、「デザートがだいたい11時過ぎには完成するよう進めて行きましょう」と言うシェフの声に、「ひゃ～、飢え死にしないように沢山つまみ食いしなきゃ！」「大丈夫！11時になるのは最後のデザートだよ。」なんていう話をしていたものの、大幅に延びた時間。でも、大抵こういうものですよね（笑）。電車もなくなり、フランクフルトからヴィスバーデンまでタクシーで家路へ（苦笑）。家に着いたのは夜中の3時半過ぎになりましたが、文句なしに、大変大変美味しく楽しく過ごさせて頂きました♪ド派手派手なパーティではないものの、お洒落でスマートな華のあるパーティ。これが、かけた『華』の2番目と言うわけです♪

  2007.10.22

• エレクトリックショーック!!!

  ちょこっと家を空ける前、PCが壊れたのでPCショップへお直しに持ち込み・・・通常予約のみな所、『Bitte bitte』のお願い攻撃で即、手をつけてもらう。イェイ♪しか～しなんと、全てを試して見た挙句、PC自体、壊れてて駄目という結果。それならと、新しいPCを予約購入、その際重要データだけ壊れたPCからコピーしておいて貰う事にしました。プチ旅行から帰って来て、取りに来ていいよ～というお知らせの後に再びPCショップへ足を運んでPCを受け取り・・・・・家のモニターに接続すると、え？真っ暗。ハードディスクが入ってない～！次の日再度訪れると、ニコニコしながらハードディスク片手に、「データコピー、誰が忘れたの～？」。謝るどころか、お店の人同士で責任転換、しかも、笑ってすごすお兄ちゃん（コラッ！）。ちゃんとレシートに『データコピー、忘れないように!!!』って、赤字で大きくメモをしたのは、れっきとしたあなたよ～。そんなこんなでPCは直ったものの、今度はラップトップのバッテリー故障が発覚！更にはなんだか、家の電話が通じない!!!プラス勿論、ネット回線も×!!!PCは壊れ、電話なし、ネットは繋がらずで仕事にもならず、もう、笑っちゃいました（爆）。ジュリアーノと二人で、「何なの～このついてなさ！こんなの初めてだね～！！」って、飲みに行くしかない状況（笑）。本日ようやく、電話もネットもPCも、すべて順調に戻りました♪エレクトリック関係のトラブルは、冷や汗が出るわね～。。。

  2007.09.05

• 『ゆれる』での発見

  Wiesbaden映画祭の一環で、日本映画『ゆれる』が上映されたのを観に行った。監督の西川美和さんもはるばるドイツまで舞台挨拶にいらしていて、「とても美しい街」とこの街を気に入って下さった彼女と映画の前後に沢山お話をさせて頂いた。『人の心』をリアルに奥深く表しているこの映画。この客観性に富んだ映画は、彼女自身の聡明さと洞察力をそのまま表しているようだった。小柄でキュートな彼女の中に存在する、高い知力と能力の賜物。興味深かったのは、映画が終わった時にジュリアーノが言った言葉。「良い映画だったね。そして、典型的な日本だね。」微妙で、表立っては表現されないまま心の裏に存在し、時として顔を出す様々な感情。そしてここに表現されている人間関係や家族のあり方が、いかにも典型的だというのだ。更に興味深い事に、実は私もそう感じたのだ。以前は日本の映画を観ると主観が入って感情移入をしていたものが、今はとても客観的に、距離を置いて観るようになっている自分がいる。そして、これは『日本人』の心を描かれている作品であると思ったのだ。それを彼女に問いかけてみると、彼女自身も海外で自分の作品を観ると視点が変わったそうで、「これが果たして日本人以外に通用するか」と考えたそう。こういった家族関係、兄弟関係や人間関係は、核家族の進んだドイツでは想像しにくい。そして、大きな街に出た弟が・・・という内容も、東京出身の私から見ると想像の世界のみであって実際には感じた事のない類のものだった。広島出身の彼女は、東京で仕事をしてそういう部分、コンプレックスもある所から生まれた表現でもある、と言うが、映画の中の『田舎者には都会の水は合わないんだよ。』という台詞、それは本当にそうなのか。実際本当にそう思いながら東京で生活をしている人が沢山いるとしたら、それを知らなかった私はなんと浅はかで、無知だったのか・・・色々な面で、日本や都市間の意識の違いをも発見できたことも確かだが、演技で何よりも感動したのは、香川照之さん。上手すぎる・・・・俳優として、彼は実に一流だと思う。また、ジュリアーノが何かを思い出したかのように言った。「ちょっとあの映画を思い出させるね。似てる感じ・・・」あの映画とは、だいぶ前にDVDで観た『誰も知らない』という映画。西川さんはその言葉にびっくり。『誰も知らない』の監督は彼女の師匠の作品だそうで、その方に”似てない”と言われたそう。「師匠につたえなきゃ。」と仰っていた彼女。やはり、人の見方は色々である。そして最後は、やはりお決まりの締めで。「次にコメディ系の映画を作る時は、どうぞ僕を俳優として使ってくださいね！」ジュリアーノ、あなたならできる！可笑しな外国人役！はまりすぎかもね！？

  2006.11.24

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  『ジェリコの薔薇』って知ってる？

  これ、何だかご存知???『復活草』という植物で、その名を『ジェリコの薔薇』と言う。去年のクリスマスに働いていたインテリアショップの同僚から頂いたもので、今年初めて『生き返らせて』みました。『生き返らせて』と言うのは、この植物『死と生』を繰り返すと言われているから。と言っても完全に『死』の状態になるわけではないらしい。砂漠の植物であるこの『ジェリコの薔薇』は、通常こうして乾いて丸くなって、風に飛ばされ転がり続けるらしいのです。そうして水のある場所へたどり着くと、ムクムクと蘇って『生』となるとか。さて、お水をあげてみました。1時間経過。既に葉が広がってきました！！3時間経過。葉が緑になってきてる～！！そして、一晩たった次の日。わぁ。まるで針葉樹のように緑の葉が茂り、『生』を取り戻した状態！古い言い伝えでは、この植物のある家庭には幸福と健康と繁栄が訪れると言われ、世代か世代へ受け継がれて行ったとか。『ジェリコの薔薇』様々な伝説を持つ植物。ドイツでは、死後蘇るイエス・キリストに因んでクリスマスの時期によく見られるようです。

  2006.11.23

• 15分！ＶＩＰとジャンアレジ

  昨日から冬時間。時計を一時間戻したはずが・・・間違えて進めてしまったのかよくわからないのだが、「ＲＯＭＩ～!!お迎えが来るまで後15分しかない!!!!」血相を変えてジュリアーノが叫んだ時、私はシャワーを浴びた直後で髪も濡れたまま。用意に時間がかかる私は、出かけるのにいつも1時間から1時間半はみておくのだが、それがあと15分しかないですって???!!!とりあえずざっと髪にドライヤーをかけ半分濡れたまま高く夜会巻きアップにし、出来る限りのメイクをしてアクセサリーをまとう。「日曜はＶＩＰ待遇のインヴィテーションだから、たっぷりとお洒落してね。」前から言われていた私、お洒落大好きな私は嬉しい気持ちで身にまとうものを考えつつ、心地良い、ゆっくりと時間をかけた当日の身支度の時を楽しみにしていたのに15分、15分なんて、酷すぎる～!!!それでもまあ、急げば15分でも出来るわけで、（それならいつもそうしろって？・笑）ジュリアーノに手伝ってもらいながら細い紐をクルクルと足首に巻きつけ、ヒールの靴を履いて完了！外に出ると、以前にも色々とご招待をして下さったジュリアーノの仕事関係の方が車で待機をしていらした。行き先は、ＤＴＭ（ドイツ・ツーリングカー・マスターズ）←カーレース。ＶＩＰラウンジへの入り口で、手首にプラスティックのバンドを巻きつけられる。それをあまりにもきつく巻かれて「イタッ」と声を出してしまった私。ゲイの若い男の子が「あ！ゴメンナサイ、ゴメンナサイ！」と言いながらゆるく巻きなおす。「大丈夫ですよ。声を出してしまって私こそごめんなさい。ゆるくなおして下さってってありがとう。」笑顔でそう言ったものの、その後私がそこを通る度に彼が何かと親切に気を使ってくれたのが印象的だった。さて、カーレースには正直言って興味が無いジュリアーノと私、ビジネス社交で沢山の人たちと握手をし、会話をし、ワインを注いでもらいながらビュッフェを堪能。最後の方になって気がついたのが、ジャン・アレジも走っていたという事。私の頭の中には後藤久美子夫人の事が浮かんできた。後藤久美子さんとは年齢も同じ、家（実家）も歩いて10分程度の所なのだ。私達のいる所から真正面に見える、あの関係者用の白いテントのどこかに彼女もいるのかしら・・・などど思いながら、今回8位だった夫のアレジを見ていてふと、「彼って引退していなかったかしら？」という考えが浮かぶ。後でＤＴＭのサイトで見てみたら、過去5年間ＤＴＭでメルセデスベンツのレースをしてきた今、それを卒業して2007年からは新しい役割を探すという記事をトップページに見つけた。あれれ？引退していたという考えは、どこから来たのかな？そんな噂は無かったかしら・・・いずれにしてもまだまだ活躍しているようで、喜ばしい事♪朝早くから大騒ぎで始まった一日も終わり車から降ろしてもらうと、その、招待してくれた彼が「それでは、素敵な晩を」と言って、私の手の甲にキスの挨拶をした。しかし、家に入った私たちは朝の急いだ準備の為に飛び散かったタオルやドライヤーを目をすることになり、その瞬間にＶＩＰ気分が一気に飛んだ晩となったのである（笑）。

  2006.10.30

• 世界一周留学☆

  出会いはミクシー。世界一周留学をしているというバックパッカーの彼の、「フランクフルトで泊めて下さる方～っ！」　　というお願いメッセージをフランクフルトの掲示版で発見。フランクフルトから南西へ少し行ったウィースバーデンという街ですが、良かったらどうぞ家においで～♪　と申し出てフランクフルトまでお迎えに上がりました。彼いわく、こういう事をすんなりと受け入れてくれるのは3タイプに分かれるのだとか。１.旅好きorもとバックパッカー。２.困っている人を見ると放っておけない人。３.好奇心が旺盛で、リスクよりも楽しい事を求めての行動が素早い人。鋭い見解。私とジュリアーノはまさしく全てにあてはまる～（笑）。世界一周の面白い話を沢山聞いて、彼いわくの、私の持っている「すごいパワーとエネルギー」を彼の、行動力抜群パワフル旅エネルギーと交流させて、更にお互いパワーアップ☆（！？）街を歩いている時に偶然出会った日本人＋韓国人の男性３人組。彼らはこの街のスペシャリティーである温泉（混浴♪←ドイツでは普通）へ行くというので、「夜には○×で飲んで食べてるから、良かったら後でおいでよ～☆」と声をかけ、彼らも実際に来てくれて合流♪ドイツに住み始めたばかりの彼らと、世界一周中のゆーま君、そして楽しい事大好きな私たち夫婦はその後ロマンティックにライトアップされている夜のロシア正教会へ行き、丘の上から街全体を見渡して、しばし浸る・・・・ゆーま君は、　『世界一周留学』という言葉を謳っているのだけれど、そのココロは、留学しなくても、旅をする事で学ぶ事が沢山ある。素敵な出会いが沢山ある。だから、世界一周留学。うんうん、そうだよね。世の中には色～んな選択肢があって、留学したり、海外で暮らしたり、旅をしながら学んだり、もしくは日本にしろどこにしろ、住んでいる所を満喫したり。自分さえいつも、スポンジ体質を整えておけば（スポンジ体質→ハイ、今造りました。造語です・笑）周りの色～んな事を吸収してゆけるもの。そしてスポンジのように軽いフットワークで出会いと人を、大切に・・・♪世界一周留学、応援していま～す

  2006.09.25

• ピチカート・ファイヴ

  買い物していたら、お店の中に日本語らしい曲が流れてきた。私の大好きなピチカート・ファイヴだった。ドイツでピチカート・ファイブって・・・NYならわかるけど。ビックリ嬉しい気持ち。特に野宮真貴さん、素敵で格好良く、大胆な女性♪　彼女のように歳を重ねたい♪と、日本のアーティストを少し懐かしく思ったりした。

  2006.09.22

• キャリアチェンジ

  今、帰宅途中に撮影現場に出会った。ドラマか何かの撮影みたい・・・と、ふと見覚えのある顔発見！「Ｈｅｙ！ニコライ！」声をかけると、あくびをしていた彼は慌てて口を押さえて私の方を振り返る。映像製作の音声さんとして、インターンを始めたとか。そういえば、前からやりたいって言ってたっけ。彼は学生をしながらタクシードライバーのバイトをしたり、そうかと思えばその後にはラジオのパーソナリティになっていたり。最近会ってもお仕事の話は特にしなかったと思いきや、今は音声さん！丁度、犯罪スリル系の連続ドラマの収録に係わっているのだ。少し前、他の男友達のキャリアチェンジにも驚いた事がある。彼はテレビのカメラマンとして長年働いた末、フリーランスになって映像のプロとして独立をした。私達の結婚式で、私のドレスの胸の谷間部分をアップで撮ってばかりいたエロオヤジ（笑）、最後のダンスの時間には、自分も踊りたいからと言ってカメラを投げ出し踊りまくってた彼。そう、あの彼は今、突然俳優デビューしたのである。見かけもよろしいダンディーな40代、彼の道はまた新しく始まった模様。この他、保母さんだった女性が、自然のお花から採ったエキスでシロップ水をつくりオーガニック系の商品として売り出して人気が出ているとか銀行ウーマンをしていた女性がケータリングサービス、パーティオーガナイザーとして働き出したとか、身近な所でのキャリアチェンジが多い。それも皆、30、40代を過ぎてから。やってきたチャンスをつかみ、身を任せて変化を恐れない。これってキャリアだけの事ではないよね。勇気と柔軟性、これ、大事。ジュリアーノが私に言う。「ロミも女優に転換したら？　殺人鬼としての役で！　」オイッ！何で殺人鬼じゃ！

  2006.09.13

• イケメン歯科医

  まるで夏が戻ってきたかのようにとっても良いお天気。そして今週から始まった、アートスクール。なのに、なのに、どれも楽しめない～っ！！それは先週の事。左下の親知らずを抜きました。かなり大変な工事だったようで、時間がかかった上に激痛!!!!しかも次の日、どうしても抜けられないユリの会社関係のパーティに参加し、ウォッカで痛みを和らげ・・・・・（汗）数日経っても一向に良くならない痛み。アポを取ってもう一度、今度は手術した医者ではない、イケメン歯科医に診てもらう。すると、まだ歯茎に縫った糸が残っていた事が判明！何も知らされてなかったし、抜歯に来いとも言われてなかったのに・・このまま私がアポを取って診てもらわなかったら、ずっと残ったままだったの？？なんて怖くなりながら、そのイケメン歯科医に痛みを訴える。手術してくれた歯科医はかなり冷たくて、感じの悪い人だったけれどもこのイケメン歯科医は全部話を聞いてくれ、いい感じ。痛みはまだあるものの、糸も取れてほっとして家に帰ると先ほどのイケメン歯科医から電話が来た。私の症状を心配してくれての事と、新しく書いた薬の処方箋をもう一度取りに来てって・・・が、郊外にあるその歯医者、私の住んでいるのは街中の方なので取りに行くのは面倒だと告げる私。（←ハイ、わがままです）するとそのイケメン歯科医は、ご親切にも仕事の後にわざわざ私の家の方まで処方箋を届けに来てくれた！私服の彼は、更にイケメン（笑）。あぁ、最初からこのイケメン歯科医に手術してもらえばよかったわ等と思いながら、このご親切に痛みも少し和らいだ気分。が！やっぱり痛い！舌で口の中を探ってみると、なんだか頬の内側が爛れている感じ。そういえば・・・・手術中に、マシーンが頬の内側にグイッと当たった覚えが・・・この痛みは、それが原因かも！それって、ひどいよね・・・で、明日再び、イケメン歯科医に診てもらいます・・・嗚呼、文も支離滅裂。集中力が飛んでます。。。

  2006.09.06

• ナンパ比較考/黒いマントの男

  今日はちょっと、世界の人々のナンパテクを比較してみようという試みです☆日本人男性は、バリエーション豊かなナンパの仕方をすると思う。Ａ．無視しても無視してもどうにか話そうと、笑わそうとするしつこさが売りのチャラ系Ｂ．おいおい、どこまでついて来るのよ！って思う程、横に並んで歩いてくる系Ｃ．「かわいいね。」とか「綺麗だね。」とか、ほめ言葉さえ並べればいいと思ってる系Ｄ．「あ！ＵＦＯ！」とか言いながら空を指差したりして気を引く系Ｅ.「ナンパではないんですけど・・・」って始めるくせに実はナンパな系Ｆ．「電車で見かけておもわず・・」とか言いながら、名刺に電話番号書いて渡してくる系Ｇ．「あれ！Ａちゃんじゃない？この前会ったよね！」会ってないのに、嘘つく系Ｈ．「お願い！一度でいいから触らせて！」って、変体系嗚呼、書いててキリがなくなってきた。兎に角100人いれば、100通りって言う位様々で、感心さえしてしまう。カリフォルニアに渡った時、アメリカ人（カリフォルニア人）のナンパの仕方のバリエーションの少なさを知って、「日本人男性に座布団10枚」あげたくなったくらい。（笑）カリフォルニアは車社会なのでこういう言葉が出てくるのだろうけど、道を歩いていると大体こう言って近づいてくる男性たち。「今、車運転してたんだけど思わず止めて下りてきちゃったんだ。キミと話がしたくて。」ドッキリカメラかと思うくらい、同じ台詞を何度も聞いた（笑）。もしくは「Hi!How are you doing?」って言う、お決まりの声かけ。又よくあるのは、すっご～く自然に話しかけてきて、いつの間にか立ち話になっている。で、最後に電話番号渡してくるケース。こういう単純なテクニックが多い。そうそう、電話番号といえば、日本人は電話番号を聞いてくることが多いけど、アメリカでは電話番号を渡してくるケース、つまりこちらに選択権を委ねるのが主。何でこんなナンパテクの比較してるのかって言うと、ナンパの仕方を見るのって『人間観察』大好きな私にはもってこいの楽しみだから。そして何よりも今、ドイツに住んでここでのナンパを考えてみた時に『ナンパテク比較で、文化背景が見える！』なんて一人で納得してみたものだから。（笑）そう、ここドイツ。基本的にドイツ人はあまり軽くナンパをする事は多くない。道で話しかけてきたり、ヒューヒューって口笛吹いたりするのはだいたい外国人。あと、　「素敵なバッグだね！」「赤が似合うね！」「綺麗だ！」とか言ってくるのも外国人の方が圧倒的に多い。　ここで言う外国人とは、トルコ人多々、イタリア系、アフリカ系が主。では、ドイツ人は？軽くナンパしているティーンネージャーを見かけることはよくあるけど、彼ら以外は、結構思考を凝らしたナンパのテクがお得意のよう。「この辺りの、ヘミングウェイラウンジってどこにあるか知ってますか？」↑実在するカフェラウンジ「知ってますよ。この通りをまっすぐ行って・・・」↑説明する私「わかりました。ありがとう。もし良かったら、僕と一緒に行ってもらえませんか？」↑おい、そうきたか！「今急いでいるので」「じゃあ、別の時にでも」「あのね、私結婚していて、別の男性とデートする気はないの。」「そうですか！それは納得のいく答えだ。では諦めるしかないですね。」こんな感じ。この彼は、とてもお洒落で洗練された雰囲気の男性、紳士的な会話系ナンパ（笑）。丁寧だったり紳士的だったり、それでも歯の浮くようなほめ言葉を並べながら女性を気分良くする事を知っていたり。奥手で全くナンパをしないか、上記のようなひねったナンパか、これが私の中でのドイツナンパ。しかし、この街には１人と～っても可笑しな男性がいるのです！！それは、黒いマントの男。冬は厚手の黒いマント（ロングコート）をはおり、夏でも黒の薄手マントを着ている男。コーディネートは常に白黒、大きな身体に、必須の黒いマントをなびかせ、手には大きめの手帳を持っている。いつも同じ。そしていつも、女性をさがして目がキョロキョロ。初めて声をかけられたのは、2年程前の夏。ミュンヘンに住んでいるのだけど今日はたまたまここへ仕事で来ていて、思わず声をかけてしまった。という台詞。たまたま来ていたはずのこの街で、その後何度彼を見かけたことか。そして、何度同じように声をかけてきたことか！覚えていないみたい・・・面白いから私も知らない振りして話を聞いてあげると、いつも言う事が違う。ミュンヘンには、住んでない。きっと沢山の女性に声をかけすぎて覚えていないのだろうけど、それにしても程がある。昨日も道で遭遇！又、近づいてきた～！「Sorry ？」　↑これ、Excuse me　、つまり「スミマセン」って事。Excuse meの代わりにSorryを使うのは、典型的なドイツ人英語。しかもこの人、私にドイツ語で話しかけてきた事が何度もあるくせに、何故か昨日は英語！！「You are so beautiful!」おそらく英語では、それ以上は話せないのだろう、何度も同じ事を言って　最後には握手の手を差し伸べてきた。何故英語？何故握手？そして、何故何度話しても覚えていないんじゃ～っ！！！！日本とアメリカとドイツのナンパを書いてきたけど、この男程ひとりで様々なヴァリエーションを持つ人はいないかもしれない。（笑）大きな身体のドイツ人、遠くからでも必ず目に付く黒いマント。手には黒い手帳を抱えていたら、きっと彼はこの男!!!皆さん、黒マント要注意ですよ～！！

  2006.08.25

• 普通と普通じゃない事。

  世界の習慣の違い、驚くような大きな違いは沢山あるけど、ドイツに来たばかりの頃に驚いた中のひとつ。それは、友達と食べる朝食。「朝ごはん一緒に食べよ☆」という待ち合わせを一番最初に言われた時は、「え？朝ごはん？？？」って、思わず笑ってしまったもの。笑っている私に対して不思議そうに「え～。ドイツでは普通なんだよ～。皆、友達と一緒に朝ごはん食べるの。」と言う彼女。朝が苦手な私にはちょっと辛いお約束だけど、なんか新鮮な感じで楽しそう。でも、男友達からそう言われたら、え・・・一緒に朝ごはん・・・・？ということは・・・・なぁ～んて、頭の中ではセクシーな想像がポワンポワン～・・・・って、私だけ？？？（笑）。あれから既に３年が過ぎ・・・・・今では私の中でも、それが『普通』に変わってしまっているから、慣れって凄い。先日もドイツ人の友人と、カフェでのビュッフェ朝ごはんを食べつつ、こんな事を思い出したのでありました。（ビュッフェ朝ごはんのあるカフェ多し♪）他の国、他の都市、もしくは家庭や個人によってさえ、『普通』なんて変わってくるもの。定義の云々は別として、結局『普通』なんてものは存在しないのよね。

  2006.08.22

• ドアには警察が立っていた！

  ピンポーンと呼び鈴が鳴ってでてみると、「Herr　M　さんとお話がしたいのですが。。」　との声。Herrとは英語のMr.ということ、つまりジュリアーノを出せってわけね。私「生憎今家にはいませんが」ドアの外「何時頃でしたらお話が出来ますか？」私「今日は会議だと言っていたので、遅くなると思いますが。」ドアの外「私たち、警察なのですが、Herr　Mさんの車の事故についてお話がしたいのです。」は？？警察？？　ジュリアーノの車の事故？？？私「私は彼の妻ですので、私がお話をお伺いいたします！少しお待ち下さい！」↑ちょっと焦り気味。事故・事故・事故・・・・・警察・警察・警察・・・・・ドアの外には、女性警察官。そして車の中に男性警察官が待機している。『全体的に紺色に変わる計画の警察の色、でもこの車はまだ緑だわ・・』職業病か、無意識のうちに車の色をチェックする私（笑）。聞いてみると何やら、駐車場にて他の誰かがジュリアーノの車に傷をつけてしまったらしい。ドアを開けたときに、ぶつけたとか。実は、そのぶつけた本人は走り去ってしまい、目撃者がナンバーを控えて警察につい報したようだ。事件としてあなた方が警察に訴えるなら、法的な処置に至りますよ。これは犯罪ですからね。いろいろな犯罪名（ひき逃げとか系）をドイツ語で言われ、頭の中がクルクル周っている私（私）。結局、その傷を見ない事には始まらないのでまずは警察に帰ってもらい、ジュリアーノの帰りを待つ。電話してきた彼にそれを告げると、家路の間中そればかり考えてしまったとか。ごめんね～。帰ってきて初めて伝えればよかったね*結局傷は、大したことない・・・・というより見つからず！！ある傷は、前々からある傷のみ。警察に電話するも、「本当にいいのですか？目撃者もいるのですよ」と、長々と話をされ、思わず笑いながら応対するジュリアーノ。「他に仕事ないんかい！！！」　（勿論心の中の声と目の合図）目撃してわざわざ連絡してくれた方には感謝の気持ちでいっぱいだけど、（だってこれが大事だったら・・・！）おそらく気がつかずにそんな事になっていて、警察から電話を受けた加害者の方にはかわいそうな事をしたね、と話す私たち。ビックリしただろうねぇ。いきなり警察から電話が来て、「あなたは他の方の車に傷を負わせましたね！目撃者がいるのですよ！！」って、ねぇ。まあ、たいした事無くて良かったわ。そういえば少し前に、フロントライトを、コードを切られて盗まれてた事があって、気がついたら「ランプが無い！！」。そして即お修理に出したものの、あれは痛かった・・・・この方がよっぽど犯罪なのにぃっ！

  2006.08.18

• 自分を表現する男

  むっちゃくちゃ熱い男に出会いました。いえ、『男』なんて言ったら失礼だわ、**白い無精ひげとデニムシャツが似合う素敵な紳士**。とあるアンティークショップを覗いていると、「コンニチハ」という笑顔のみで、後は放って置いてくれた（←こういうの好き）店主が彼でした。私は先日手に入れた鏡についてのアイディアを求めていたので、早速彼に話しかけます。↑姿を映すための鏡ではなくて、デコレーション用の鏡ね。キャンドルやお花をテーブルセンターにしたり、デキャンタやグラスを沢山並べてアペリティフコーナーしたりすると、鏡の上に置いてある物が反射してすごく綺麗。↑はい、話が逸れました。彼は控えめながらも色々とアドヴァイスをくれ、彼がアーティスト（絵を描く）だという事も告白してくれました。その為このアンティークショップの開店時間が半端で短く、あとはアトリエに居るとか。アーティスト好きな私は、そこからもう、質問攻め。ぐいぐいとつっこみまくります。すると彼は彼の本性（ガオゥ～ッ！）を見せ始め、ワイルドに、その反面繊細に、そして熱く熱く、彼の思いを語ってくれました。芸術に対する思い、街に対する思い、彼自身に対する思い。時には言葉を選びながら、自分を表現してくれる言葉を探しながら・・・・「安心して。私はエナジーをキャッチするのが得意だから、どんな言葉であってもあなたの温めている大切なものを感じ取れるわ。」私がそう言うと　彼は更に嬉しそうに、まるで生まれたばかりの赤子のように瞳をキラキラ輝かせながら『彼自身』を表現してくれました。全てのものに宿る魂、それをその瞬間瞬間にキャッチして彼の作品が生まれる。お金のために、有名になるために描くのは彼の生き方ではなく、描きたい時に、描きたいものを描く。それは一週間続けての作業かもしれないし、明日だけかもしれないし、今、この1分後に描きたい欲求が起こるかもしれない。100%芸術肌の彼は、私の中の熱～い情熱をもいい意味で掻き乱してくれ、1時間程も、そうした密の空間の中で過ごした夕方のひと時になりました。自分を表現する術を知っている。それが画でありダンスであり歌であり、もしくは芸術以外の何かでもありえる。それって、とても大切なことだと思うのです。彼のように、いくつになっても透明なまなざしを持ってオープンな心で表現している人。また訪ねたくなる人。ああ素晴らしや、熱い男。LOVE!！私も私らしく、皆さんも皆さんらしく、自分表現を楽しみましょうね～!!

  2006.08.10

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  透け透けコンテスト！?

  『薔薇とワインの街』と呼ばれるラインガウ地域のEltville,ここは私たちのウェディングパーティを挙げた街でもあり、とてもお気に入りの街のひとつ。39度という暑さの中、川沿いでゆったりとワインでもとその後の雲行きをあやしみもせずに車を走らせた先週末の事。 少しすると、雲行きがやや怪しくなってきました！ 小さな雨の粒を肩に感じながら「この乾いた猛暑、雨で自然も喜ぶね☆」なんてのんきなことを言っていたらみるみるうちに　凄い勢いで降り始めた雨!!夕立　大雨　凄いシャワーに雷も!! 少しの雨なら傘などささずに歩くドイツ人たちも、この土砂降りにはかなわない！ワインを売っている小さな小屋の周りに集まって雨宿りです。 通りの方でも、ギリギリの場所で雨宿りする人々。それでもやっぱり、片手にはワイン♪　楽しまなきゃ損♪ おじいちゃま。　ひとつの手には杖を持ち、もうひとつの手には勿論ワイン♪私たちも少し雨宿りした後、覚悟を決めて車までダッシュ!!この日に限って少し離れた所に止めてしまった車・・・・完全に　頭の先からつま先まですっぽりと濡れてしまった私たち。車に乗り込んで一息ついた時　ジュリアーノが私を見て一言。「ロミ、透け透けコンテストで優勝間違いないよ！」っていうか・・・そんなコンテスト、出ませんから・・・・笑

  2006.07.24

• インターネットを通しての出会い*

  すでにここ一ヶ月以上続いている猛暑。昨日はその中でも最も暑い日で、36度37度と言われる中、北海道からのお客様を迎えてアテンドを致しました。『薬局を経営している三十路前の男2人です。』と、私のホームページを通してメールを下さり、ドイツの薬局関係調査を主としたご旅行でのアテンドのご依頼。イギリス、フランスの都市を回られ、人込みと街の汚さ（街並みではなく、汚れ系ね）にお疲れだった様子。それならフランクフルトよりもヴィスバーデンへ行ってゆったりしましょ☆と、早く仕事を切り上げて来てくれたジュリアーノと合流し、ヴィースバーデンへ。美しく古い街並みと天然温泉（真夏だけど！）の湧き出る様子に癒され、すぐにこの街が大のお気に入りになって下さり私たちも嬉しい♪彼らはとても感じが良くて　世代的にも一緒なために即打ち解けて、まるで友達が訪ねて来てくれた様。相変わらずのジュリアーノの馬鹿馬鹿さも彼らの楽しく遊びのあるノリと一致して、笑いの渦にはまる。馬鹿馬鹿漫才コンビまで結成する始末！・笑それからスーパーへ車を走らせて材料を調達し、公園にブランケットを広げてバーベキュー!!!夜11時近く　沈みゆく日　桃色の空気がつくと、沢山の星が輝いていました。キャンドルを沢山灯してしばらくたたずみ、その後は丘の上のロシア教会まで、暗い森の中車を走らせる。この教会は、夜が一番美しいの。金色に輝く美しい建築が、ぼんやりとライトアップされた幻想的な風景。この街の夜景を上から見下ろして、ロマンティックと笑いの夜に。ホームページを通して下さってたメッセージから始まり、こんなに楽しい時が生まれた。やっぱりインターネットって、凄いよね。便利だし、こうして人と人が簡単に温かく繋がっちゃうのだもの。☆感謝☆彼らは本日アウトバーンでビューンと飛ばしてミュンヘンへ向かっているところです。旅の続きが素敵なものになりますように♪

  2006.07.20

• ワールドカップがもたらしたもの**

  一ヶ月続いたワールドカップが、先週末完結いたしました。毎日毎日続いたお祭り騒ぎがおさまり、ほっとしたような寂しいような・・・正直、寂しい気持ちの方が大きいかもしれません。体当たりで、身体いっぱいで、ありったけ全ての感情を表現している世界中の人々がここ、ドイツに集結していました。歓喜、悔しさ、悲しみ、怒り、興奮、笑い、涙・・・・・・一瞬一瞬で感情の波が大きく揺れ、同じフィールドの中、隣同士で全く正反対の感情を抱く。狂喜、驚喜、そして、狂気。街中が、国中がまるで炎のように熱く燃え、火花が上方に散りあがるように人々が一体になって声を高く上げつづける。こんなにも熱く、楽しく、高揚した気分が一ヶ月という期間休みなしで続いたのは私の中では初めてだったかもしれません。それは、世界中の人々がここに集まったからでもあり、人々の一体感を身体全体で感じ、その喜びや悲しみを肌で感じてきたからでもありますが更に何が喜ばしい事かといえば、ドイツの変化です。このワールドカップがドイツにもたらしたもの、その貢献は歴史的であると言っても過言ではありません。サッカーと言うスポーツを通して、国全体が光の、明るい方向へ向かいました。それは、サッカーの結果ではなく、人々のメンタリティー。第二次世界大戦、東ドイツと西ドイツの統合、ドイツの歴史は知れば知るほど深く知れ切れないほどの悲しみや重みを背負っています。それをいつも心のどこかで背負ってきた人々。様々な背景の結晶に出来上がった、人々のメンタリティー。それが、どうでしょう。街中に、今までタブーとされていたドイツの国旗が掲げられ、道を歩く人々、老若男女誰もかれもがドイツ色のTシャツ、花輪、アクセサリー、ペイントを身に着けて嬉しそうに歩き、知らない人同士が、壁を作らずすぐに楽しそうに仲間になって笑いが溢れ、自由奔放で、陽気な彼らの本来の姿が長い間閉ざされていた見えない扉を開けられたように一気に溢れ出て、国中の雰囲気を変えてしまったのです。一歩引いて、冷静な目でサッカーを見ていたドイツ人女性たちもが身体に顔にペイントをし、はしゃぎまくっているのです。「こんなの初めてよ！嬉しくて、楽しくて、サッカーにも全く興味はなかったのに国全体がこんなに楽しい雰囲気に包まれてて、私も思わずサッカーファン、ドイツファンになって盛り上がっちゃた☆ホラ！これ見てよ～（笑）」車のバックミラーにまきつけてあるドイツカラーの花輪を指差しながら、友人のドイツ人女の子が、少し恥ずかしそうに私にそう教えてくれました。私　「ドイツの国、変わったと思う？」彼女　「うん！変わった～！これからはやっと、新しい私たちの世代って感じ！」私　「外国人からの、ドイツに対する印象も変わったみたいだしね！」彼女　「そうそう、無愛想で不親切というイメージが今までどうしてもついてたわよね。でも今回、ドイツ人はこんなに陽気でオープンで、とても親切！というイメージに変わったみたい。」私　「そうそう、私もニュースやレポートでそう言われているのを沢山見たよ！しかも、外国人が驚いている以上に、ドイツ人たち自身が『あれ！私たちの国民性って陽気で可笑しくて親切！』って驚いちゃってるのが面白かった」彼女　「そうだよね～！私もそう思ったもん（笑）。」私　「しかも、寒いって言うイメージがこの暑さで吹っ飛んだよね！ま、夏だからだけど。私、今回程ドイツに住んでることを嬉しく思ったことはなかったわ。」彼女　「実は、私も～！！うふふ!（笑）」夫ジュリアーノは以前からこう言っていました。「ドイツに対するクリシェを、僕が変えてゆきたい。ドイツはただ、自国の広告が上手じゃないんだよ。僕がドイツのコメディアン広告塔になってドイツの素晴らしさとドイツ人の楽しさを世界中に広めるんだ～！」彼の頭の中にいつも咲いているお花（笑）、その花びらがこのワールドカップで国中の人々にいきわたり、それが世界に広まってこの素晴らしく良い雰囲気をこのまま保てたら・・・ワールドカップは終わってしまったけれども人々の心には、沢山のものが与えられました。ありがとう　ワールドカップ。ありがとう　ドイツ。ありがとう　世界。破壊後も、心には立ちはだかるベルリンの壁の様な　見えない大きく厚い壁にもう、閉じこもらなくてもいいんだよ。本来の姿でハッピーに、ね!!☆

  2006.07.12

• 臨場感とブラウン管

  仕事関係で招待を受けて、フランスVSポルトガルを観戦にミュンヘンまで飛んだジュリアーノ。試合の直前、スタジアムから携帯で電話をしてくれ「今からライブで生の国歌を送るから、聞いていてね！」と。自宅で一人、TVにて観戦していた私は携帯からでも充分に大きく流れてくる生のスタジアムの音、国歌、拍手、声援と楽しみつつ目はTVの画面で映像を追っていました。ここで1つ判明した事！ブラウン管から流れてくる音が、携帯から聞こえるライブの音より１．２秒遅く伝わってくる！！（って、機械系の方には当たり前に聞こえることでしょうね・恥）生で耳に伝わる国歌とTVから流れてくる国歌がまるで輪唱のようにずれて聞こえてくるの！面白～い！！と一人で興奮していると、スタジアムでもっと興奮しているジュリアーノ「コレゼンブ！　チャオ!!」と、ブチッと携帯を切られてしまいました・笑Ah,次は決勝！　楽しみですね！

  2006.07.06

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  アウトバーンを降りたら・・・・

  週末アウトバーンを走っていたら「今何か車の部品が飛んでいった気がする！」と、顔色を変えながら近くの出口でアウトバーンから降りるジュリアーノ。ご存知ドイツのアウトバーン（高速道路）、速度制限がなく思い切り車を飛ばせる怖い道路。部品が飛んだって・・・・つたない日本語で彼が言う寒いギャグが私の頭の中には回りつつ・・・・とは言え車をチェックしてみてもどこもおかしな所は目につかずその場で目についたものと言えば目の前に広がる透き通る様な青い空と、心に触れる美しい花。これらは『お好きにお摘み下さい』そしてお金はここに置いて行ってね☆という、ドイツでよく見かけるお花の売り場。（人は立っていないので、本当に自主的に摘んで自主的にお金を残してゆくシステム）お値段を提示しているこのレジ×サインの素朴さが自然の中に溶け込み　空の青さに映え、心がふわっと優しく包まれる想い。遠くからでも見えるように『お花』とかかれた看板。この手描きの感じが可愛らしく、シンプルだけど黄色と赤がよく目立つ。こういった自然の恩恵に感謝しつつアウトバーンに戻ると今度は目の前に、こんな車が！　馬。ワールドカップのために日曜日もショッピングモールが開いているという事でお買い物という、物質欲を満たす週末の行動だったにもかかわらずほのぼのとした気持ちになりました****ドイツのこういう所、好き♪

  2006.07.03

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  笑え・・・ない？？

  少し前のフェスティバルの際に撮った写真をUPし忘れていたのに気がつきました。良くある似顔絵を描いてくれるアーティストとモデルの風景ですね。って、え？　ちょっと待って？！なんだか首が長～い！！！頬骨と下唇が出すぎ～！！！！な～んて、これはわざとなの。一枚目の写真の左上に見えるサンプルを見てもわかるように、わざと可笑しな顔に書いちゃうという絵描きさん♪サンプルの絵の上には、『笑ってね～！』という風にドイツ語で書いてあります。が、出来上がった絵を見せられた彼女は・・・・引きつり笑い！・あまり受けがよろしくなかったようで・・・先日テレビを観ていたら、そこでも絵描きの登場！道行く人々に声をかけて、その場でパッパと似顔絵を描く・・・・ふりをする。そして「出来たよ！」と見せる絵は・・・・・・・こ～んな感じの落書きだったりベートーベンの渋い顔だったりおばあちゃまには、若い女の人の水着姿だったり!!ポーズを撮って自分の似顔絵が出来るのを待っていた人々は、そんな突拍子もないものを見せられてビックリ大笑い！！こちらはかなり受けていました☆

  2006.06.30

• ドイツ暑すぎです！！

  明日の3回目の日本戦を控え、微妙な気持ちでいる今現在でございます。前回の対クロアチアはフランクフルトのファンフェストへ行き、先日書きました河に聳える巨大スクリーンで応援してきました。すぐにブログを書かなかったのは、正直書く気がしなかったため。周りはクロアチアのサポーターばかり。それでもドイツで母国の応援が出来るこんな機会はめったにないと心から頑張って応援するも・・・・一番に、暑すぎる！！！午後3時からの試合。日差しも最高潮。日陰でないと、日射病になりそうならいの暑さでおそらく38度程はあったと後から聞きました。そんな中、走る、蹴るを休みなく続ける選手たち。辛すぎる・・・・私には彼らのプレイがどうのこうのと言える程のサッカーの知識がないので、そういう内容に関しては五万とある他の方のブログにおまかせしますが、兎にも角にもこの暑さ！！プレイにも影響が出てしまうと、同情せざるをない状況です・・・とは言え結果にはやっぱりがっくり。前回は最後の最後で連続点を入れられて、今回は痛い引き分けに終わる。明日は夜9時からの試合のため、まだ暑いとは言え午後の日差しの強さはなくなっているはずです。最強の相手ブラジルを前に日本がどれだけのコンディションを整えて立ち向かってゆくか・・・サムライブルーで応援しているサポーターに応えてサムライ魂をここで見せて下さい*********************************************私は夫がドイツ人であるため、同時にドイツも応援しています。ドイツは頑張っていますね！！昨日の勝利にまた一歩、ウェルトマイスターに近づいたドイツ。箱乗りで旗を羽ばたかせる人々の車で道路はひどい渋滞になり、歓喜の叫び声とクラクションが街中に鳴り響き、閉鎖される道路も出てくる始末。警察も、この時期ばかりは寛大も寛大。暴動事件などにならない限りは　ただただ彼らを見守っている様子です。勿論ジュリアーノも、いつもにも増してご機嫌状態。嗚呼、それにしても暑いよ～。

  2006.06.21

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  ドイツ戦☆画像オンパレード

  今日もまた、サッカーネタ。もう毎日がお祭りです。前髪をリーゼント風に高く上げ（正式名称はポンパドール）、全開にしたおでこにドイツの国旗を描いて昨晩のドイツ戦を観戦に行きました。フランクフルトの様子、画像のオンパレードです☆皆さんどこへ向っているのでしょうか？ジャ～ン！！それは、ここ！河の中に立ちそびえる、巨大スクリーン！！！河の両岸には、溢れんばかりの人、人、人！！！橋の上も人で溢れ、待機している警察から大きくアナウンス。「もうこの辺りは場所に余裕ありませんので他へ行って下さ～い！！」この付近に住んでいる人たちは、窓から巨大スクリーンが見られますね！！さて、私たちも仕方なく街中へ移動。ここにも巨大スクリーンが設置してあります。すでに動きのとれないほどの人の数。試合が始まると、更に熱気が最高潮に達し、皆興奮して声を上げまくります。9時から始まった試合、終わりの11時頃には既に日も落ちて・・・・・最後の最後で1点が決まりました！！その騒ぎ様といったらもう大変！！！！さあ、これから更に　パーティの始まりです☆・・・・帰宅したのは朝でした。

  2006.06.15

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  OH....日本戦、後ろでオーストラリア人たちが喜んでる～！

  日本の初試合、少しする事があったために家でひとり前半戦を観ていました。ゴールが入った時には一人で大興奮。叫び、パートナーに電話をし、喜びまくり。そうして一人で家で見ていられなくなり、家を飛び出してクアパークへと足を運ぶ私。そこへ、Wiesbadenへの交換留学生組やオペア業界のドン（やす君、あなたよ♪笑）たちを発見。一緒に盛り上がるも、最後の最後であれよあれよとオーストラリアに点を入れられ・・・1点目　「ウヲォ～！！！」　←悔しいオタケビ　2点目　「ウワァ～！！！」　←悲しいオタケビ3点目　頭、うなだれる。　もう皆さん、同じお気持ちでしたでしょう。。パブリックビューイングなため、勿論周りにはオーストラリア人もいるわけです。旗を振って喜ぶ彼ら。頭うなだれる私たち。なんという図っ！？あってはいけない光景だわっ。　と、落ち込みながらも気分を取り直し、（はやいな、コラ）←イエ、立ち直れなかった方もいましたね～・笑。そのまま飲みに、GO！留学生たちの教授もドイツにいらしているとの事で合流し、皆でワイワイとDinnerへ。久しぶりに日本語で、沢山笑って沢山楽しみました☆私とジュリアーノはその後アルゼンチンタンゴのレッスンへ。ミロンガの手前のレストランでは、アルゼンチン人が沢山スクリーンにかじりついてイタリア戦を観ていました。イタリアといえば、一点入ったかと思ったらもう彼らは道路に飛び出して大騒ぎ。車から半分身体を乗り出して、旗を大きく振りながらクラクションを鳴らして街を走りまくる。暴走族ですか？　 山の麓で、落ち合いますか？（笑）↑ほら、富士山の方とかドライブ行くと、よく麓に沢山居ない？？以下の写真は週末のフェスティバル、パレードの様子など。各国の旗を振りかざしながらパレード。皆一斉に旗を空中に投げ放ち、一斉にキャッチするという小技付き。愛国、日本の旗を観て祖国を想う・・・なんてね*こんなに大きな人がゴールキーパーだったら、勝利間違いなし？Wiesbadenクアパークのパブリックビューイング。満員の時と空っぽの時の差が激しいです・・・ちなみにこの明るさで、既に夜の10時はまわっています。街のいたるところに設置されているフラットスクリーン。この男の子の後姿がなんとなく可愛くて・・・と思っていたら、アラ！めっちゃくつろいでますやねん。↑どこの方言やねん？さて、次の試合は頑張ってくださいね～！NIPPON！！

  2006.06.13

• 脱がされた～!!!

  首、肩、背中にかけてすごい痛みを感じていたので病院へ行ってみた。そして、たまに痛む足首。これは大学の時にチアリーディングで捻挫した部分。そこもなんだかしっくり来ない感じなのでついでに診てもらおうかと。ORTHOPÄDIE（整形外科）で状態を話すと・・・・・「上半身裸になってみてください。」X線でも撮るのかと思って素直に脱ぐと・・医者に面したまま（そうよ、上半身は裸状態よ）立たされて、腰に手を置いたりと・・・・・骨の位置を確かめているようなので手を置くのは問題ないのだけれど、裸になる必要があるのかしら？？？それから少しの間そんな感じで診断された後、ベッドに横たわって骨をボキボキッ！診断は、『側わん症』！！足首の治療と言えば、レーザーと注射を毎週するもので400ユーロもかかるとか。ちなみに、ドイツで病院に行くのには殆どお金がかからない。10ユーロを始めに払えばあとはどこの病院に行ってもタダ。（年に3期あり、その期以内ならそれだけで、次の期に入るとまた10ユーロ。）なのでこの400ユーロは保険がきかない例外の治療。う～ん、X線も撮らずの診断、足首も、触っただけでのその治療の薦め。腑に落ちない・・・と、他のORTHOPÄDIEにも行ってみた。すると、医者に背中を向けて、服を捲り上げるだけ。そうよね！これで充分なはず。暖かい気候になったため、薄い生地のノースリーブのトップスを着ていたので、脱がなくても簡単に捲り上げられるもの。さらにX線。　そうそう、そうでしょう！？（勿論X線の時は脱ぎますが、女性の看護婦が担当。）足首も、X線。結果は単なる筋肉の凝り固まり。「側わん症？？　それには程遠いよ。」との言葉。最近コンサルティングのための資料をドイツ語や英語に訳したりコンサルティング後に個人カルテをつくったりの作業を続けまくっていた上に、インテリア小物作りに精を出してミシンに向う時間が長かったりとフィットネスにも行かずに凝り固まる姿勢を保ち続けてしまっていた。疑いの余地も無い・・・・足首も、テーピングで固定されて様子を見ると。400ユーロの話をすると、この医者は胸の前に手で十字架を斬って、Oh my god！！！「自転車が必要なあなたに、ポルシェを売ろうとしただけでしょう。」あはは！ポルシェね！ドイツらしく、解り易い例えだわ！脱がされて、ポルシェを薦められて、鵜呑みにしなくてよかった。ジュリアーノ「エロ医者には気をつけて～っ！！」サウナも男女混合真っ裸、夏の公園では裸状態で日焼けを楽しみ、テレビをつければ夜な夜な裸の女性たちがセクシーな声を出しているこの国こんなに裸が溢れているハダカ王国なのにもかかわらず、エロ医者健在とは・・・・皆さん、注意しましょうね*

  2006.05.11

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  ドイツの洗濯機

  アンネの日記を読んだことがある方は、思い出して欲しい。アンネが隠れていた小さな屋根裏部屋のような場所。私が勝手にそんなイメージを抱いている、家の一番上にある屋根裏部屋。屋根部分で斜めになった天井と、サンサンと日が差し込む沢山の小さな窓。そこが、洗濯物を干す所。洗濯物は外観を壊すため、道路側、ベランダに干したりすることは禁止されていて、このような場所や中庭の上の方に吊るするようになっている。Altbauという、アンティークな造りが美しい戦前からの建物に住んでいる私たち。補修も完璧で綺麗なのだが、やはりもちろんエレベーターはなし。　　　　　　　　*Albauイメージ写真（ウチはレンガ色）*一番下の階に住んでいる私たちは、一番上（５階にあたるかな）まで重い洗濯物を持って干しに行かなければならなかった。エクササイズ！と思って頑張ったりもしてみたが、やっぱり怠惰な私には、大変なお仕事であった。アメリカで、家事の合理化に慣れてしまっていた私の口からはいつも、「乾燥機買おうよ～。乾燥機買おうよ～。」の連続。そして先日ようやく、乾燥機つきの洗濯機を購入！*イメージ写真*ドイツの洗濯機は一般的に、90度の煮洗濯プログラムもあったりしてなかなか機能的。乾燥機が付くと、更に色々な機能が付いてくる。今はその機能をあれこれ試してみながら、機械慣れをしている所。何と言っても、もう二度と一番上まで洗濯物を運ばなくても良いというのが嬉しくてたまらない!!思いっきり主婦ネタな今日、怠惰な私の、家事簡潔化の喜びです*ハウスキーピング、まだまだ勉強中♪嗚呼、『家事の上手な素敵な奥様』まで、あと何歩だろう・・？（笑）

  2006.05.09

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  アメリカ人から学ぶこと

  イースターエッグを作りましたこれは、ドイツで人気の紙ナプキンテクニック（デコパージュ）。メンバーになっている『ドイツ・アメリカン・インターナショナルクラブ』内、クラフトグループにて。私はこのテクニックを試すのが初めてだったこともあり、簡単なのになかなか最初は勝手がつかめませんでした。卵の中身を抜いて、パステルトーンに色付けする事から始まるのですが、それがなんだかムラになってしまう。（右上の写真、青いお花のもの等、わかるかな？）「う～ん、うまくできな～い！」と言う私に、怒涛のように飛んできた言葉たち。「何言っているのよ～！その質感、とっても芸術的でさすがセンスの良いロミオだわ！」「いいじゃな～い！その方が雰囲気がでるわ！」「いい色ね！」そして私の心にドスンと矢を射したのが、この言葉。「他の人たちと同じようにはしたくないでしょ?　皆、違うのだから、ロミオの作品はロミオの個性。」皆の言葉で、目の前にあるまだらに塗られた卵たちに愛着が湧いてきました。皆、ちがって当たり前。他の人と同じではつまらない。これは、彼女たちのみの意見ではなく、アメリカの教育のされ方に通じます。彼女たちの中の一人は、6年間某有名日本系の企業で働いていたそう。「日本人に合わせて仕事をする上で、沢山の違いを発見したわ。」彼女いわく、アメリカ人が先に目を向け、良い物を伸ばしてゆこうとする考えの反面日本人は欠点や間違えに焦点をおき、それらを訂正することを優先とする傾向があるとか。納得です。更に、皆が同じであるように努め、個性よりも体裁を重んじ、顔を失うことを恐れている。う～ん、鋭い見解。もしも日本の学校で私が卵を上手く塗れなかったら・・・「上手に塗れていないね。この部分、やり直したらどう？」と言われるかも知れません。日本文化にもアメリカ文化にも、それぞれ良い所、学べる所があります。多様性、個性を重んじる面では、私はアメリカ的な考えに心地良さを感じる人。しかし細かい所に目がゆき届くという面は、日本的な良さだと思っています。一概に肯定・否定するのではなく、様々な文化と考え方を見てそこから学べる事を沢山学べたら、そしてずっと、自分に心地良い生き方を続けてゆけたらそれって、素敵で楽しい事ですね*週末は、イースターホリデー！ローマン文化がたっぷり残る、ドイツ最古の街トリアに行って参ります。私たちは入籍一周年記念日もこの週末に重なるため、トリアからすぐに行けるフランスｏｒルクセンブルクでお祝いをする予定☆それでは皆さんも、素敵なイースター週末をお過ごし下さいね

  2006.04.13

• 世の中を変えるには！？

  それは夜中の3時半だった。ドアの開く音がしたと思うと、ジュリアーノが帰ってきた。楽しそうな笑顔とともに。するともう一人、遠慮がちに誰かが入ってくる。「彼、ナイジェリアから来ているんだよ。子供の頃、その辺りに歩いている象に、えさをあげたりするのが普通の日常だったんだって！！」ジュリアーノは、目をキラキラ輝かせながら彼を私に紹介する。状況がつかめずに少し困惑しながらも、その若いアフリカンの彼に手を差し伸べ、握手をする私。*　*　*　*「終電を逃しちゃったよ。どうしよう!!」と、電話をかけてきたのは約2時間前のことである。会社の記念パーティー、パートナー同伴でなかったために今回は家でお留守番をしていた私。「どこかのホテルに泊まるか、始発まで待つか、タクシーで帰ってくるかの選択だね。」「タクシーで帰る。寝ないで待ってて！」夜中だったらフランクフルトからここまで30分～40分で着くはず。が、待っても待っても帰ってこない。外は雨。少し酔ってたし・・・何かあったのかしら・・心配になっていた所へ、ナイジェリアの彼と一緒の帰宅！ジュリ　「彼がね、フランクフルトから送ってくれたんだ。すっごくいい奴なんだよ!」ロミオ　「そうなの！それは、ありがとう!!」　「いや、彼こそ素晴らしく優しくて楽しくて、こんなにフレンドリーなドイツ人には初めて出会いました。本当にありがとう！」ナイジェリアの彼の口調から、感動している様子がはっきりと伝わってきた。中に入ってお茶でも飲んでもらおうかと提案したが、時間も時間、フランクフルトまで帰るからとそれでお別れになった。*　*　*　*話を聞いてみると、彼は、素人タクシーらしい。ジュリアーノがタクシーを探している時に、声をかけられたとの事。しかし彼が今まで夜中に声をかけて車に乗せてきた人たちは、殆どがRacist。　肌の色が黒いと言うだけで「Nig○○rの車になんか乗るか！」と言われたり、車に乗っても「なれなれしく話をするな。」と言われたりと、悲しい体験を沢山してきたそう。「そういう人たちも世の中にはいるんだよね・・・でも僕は、肌の色なんて気にもしないよ。それより、声をかけてくれてありがとう。タクシー見つからなくて困ってたんだ。きみはどこから来ているの？きみの話を聞かせてよ。」そういうジュリアーノの言葉に驚きながらも、彼はアフリカの話、子供の頃の話、ここで稼いだお金は、国で待っている7人の兄弟に送っている話などをしながら、心を開いていったそう。そしてジュリアーノは、私にも彼を会わせたいと思って家の中まで連れてきたという訳だった。彼が去った後、ジュリアーノは言う。「世の中、不公平だよな。どうして肌の色だけでそんなに差別されなければならないんだろう。どうしてひどい態度をとる人たちが多くいるのだろう。彼は、とってもいい奴なのに、どうして皆中身を見ないんだ？！」「うんうん、そうだね。」「ロミオ、僕、政治家になる！！」・・・・・・ジ「世の中を変えたい！！　僕なら出来る！」ロ「うん。ジュリアーノなら出来るね（笑）。でも、政治家にならなくてもいいんじゃない？」ジ「どうしたらいいんだ！？　この不公平な世の中を変えて、人々が皆幸せになれるには！」ロ「すっごく大きな事をしなくても、いいんだよ。今日ここまで運転してきてくれた彼を嬉しい気持ちにさせてあげたように、こうした小さな事が、一番大切なんだと思う。ジュリアーノは既にいつも、人々に幸せを運んでいるんだよ」”いかにもフランクフルトのビジネスマン”というバリッとしたスーツの出で立ちのまま、小さな子供のように目に一杯の涙をためている彼。ジ「そっか。小さな幸せ、沢山振りまく！不公平な世の中を、明るくしたいよ。チャリティーもする！　今日、タクシーでなくて、彼に乗せてもらってよかった！」ロ「そうだね。私も彼に出会えてよかったよ。連れてきてくれて、ありがとう。」もう朝の4時。まずは眠ろう。世の中を変える、小さな沢山の種まきはまた起きてから始める事にして。そして私たちは、ようやく眠りについた。

  2006.03.27

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  サッカー観戦の日は・・・

  「今日はとても大切な日なんだ！」それは、バイエルンVSミラノ戦。この台詞を、今まで何度聞いたことやら・・・そしてその”大切な日”には、大体彼の友達もやって来る。ジュリアーノがまだ大学生の頃は、サッカーの度にゾロゾロと大きなドイツ人たちが訪ねてきてある時は１０人程も所狭しとTVの周りに座り込み興奮しながら叫びまくっていたもの・笑そんな時は、相撲部屋のおかみさんのような気分になっていた私。ジュリアーノが就職してからは皆、他の土地に移り住んだりですっかりご無沙汰。が、昨晩は、懐かしい顔が２人。そこでハイ、お料理しましたよ♪お腹をすかせた彼らのために・・・ビールが何本も空くので、せめてお料理だけでも健康的にと野菜たっぷりメニューです。ブルスケッタと野菜スティックブロッコリーとお豆のスープ３色パプリカとオニオンのソテーパプリカのソテーはオニオンと赤、緑、黄色のパプリカをある程度いためてパプリカパウダーとオレガノ、ペッパーと少量の塩ワインとワインビネガーを加えたら弱火で３０分から１時間、全てがやわらかくなるまで蒸し煮にします。隠し味で少し垂らしたお醤油も、いい感じに風味をあげてくれたようです。（本当はちょっとお試し気分でいれてみた）他にも少しのチーズやオリーブも出したのですがやっぱり全てペロッとなくなってしまい後は、残りのバゲットを勝手にバリバリと食べてもらいました！・笑さて肝心なサッカーの結果ですがなんだか腑に落ちない結末だったようです。うなりまくってましたよ～。

  2006.02.22

• イギリス人とドイツ人

  先月のロンドン、パブで起こった事。スキンヘッドに腕一面のタトゥー、大きな身体のイギリス人と立ち話。私が日本人だと知ると、行った事もないのに『アジア』について自分の想像のまま、思いつくまま私に『説明』をする。その後ジュリアーノにも、彼の出身国を聞く。ジュリアーノ「ドイツだよ。」スキンヘッド「何！？ドイツだと？！？それならお前は、ヒトラーのファンか？！！」ジュリ「いや、ファンじゃないよ。僕は、彼を語るには若すぎるし。」スキン「なんだ、お前はファンじゃねえのか。だが、俺はファンなんだ！！！・驚・」言葉をなくす私たち。「だがドイツは嫌いなんだ。まあ、お前はフレンドリーだし面白いから例外としよう。」なかなか強烈な出会いだった。そしてこの週末、インターンでドイツに来ているイギリスの女の子の誕生日会。20代前半のイギリス人の男の子や女の子と、ドイツ人半々で、朝まで踊りまくる。彼らは大学でドイツ語を習っていて、ドイツへインターンに来ているらしい。それが終わったあと、大学を卒業しても又、ドイツに戻ってきて働きたいと言う。ドイツ語もとても上手だし、ドイツが大好きな彼ら。「イギリス人とドイツ人のメンタリティーは、似ている所があるとも思うの。」可愛らしい、ティーンネイジャーのような見かけからは想像できない、しっかりとした考えを色々と話してくれたりもした。どこの国にも色々な人がいる。世代によっても、同じ国の人々がまるで違ったりもする。「何人は何人が嫌い」「どこの国の人はどうだ」「あそこの国はどうだ」このようなクリシェ、様々な『色眼鏡』を通して生まれてきた概念。それもいつか、消えて行くのだろうか。それらを話の種にするのは人それぞれの勝手だが、それらを信じ込んでいる事は、大変勿体ない事だと思う。

  2006.01.16

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  ドイツのクリスマスマーケット

  始まりました！皆が心待ちにしていたクリスマスマーケット☆　昨日広場を通り過ぎたら平日だというのに人でいっぱい教会前の広場が埋め尽くされている！昼間からグリューワイン（ハーブやスパイスで味付けられた温かい赤ワイン）をたしなみ、クリスマスのオーナメントや色とりどりのキャンドル、手作りの木製品やガラスを手にとって、ギフト選びを楽しむ人々の姿、これぞ"クリスマス”!!くわしい様子はコチラからどうぞ♪そして今日、一時間ほど前から雪が降り始めた。初雪・・・どおりで一段と寒かったはずである。この街は戦争で崩れた部分が少ない街なため、古くからの建物や町並みがそのまま残っている。ここに白い綿帽子がかぶさると、ため息が出るほどロマンティック。白い息で両手を暖めながらもその寒さを忘れてしまう程絵になる風景が目の前に広がるのだ。寒いのは大の苦手な私でも、クリスマスマーケットとこの雪景色が冬のドイツを好きにさせてくれる大きな要素。明日の朝起きたらきっと、街は白く染まっているのだろう。子供のように胸をわくわくさせながら、ゆっくりと温かく眠りにつこう。

  2005.11.24

• Geburtstag /ドイツの誕生日会

  「皆さん、お誕生日会してますか？」「周りの人の、そしてご自分のお誕生日をどれ位大切にしていますか？」欧米や欧州がカード社会なのは、よく知られていることだろうと思うけど、誕生日をとても大切にするこの風習には、私はアメリカに渡った時に驚かされたものだ。そしてここドイツ・・・ここに住み始めて早３年、これまで招待された誕生日会の数々、改めてその思い入れの強さを実感するこの頃。それらはホームパーティであったりレストランを貸しきってであったり、温かかったら屋外だったりと様々なのだが、ある程度のパターンが見えてきた。←遅すぎ?!◆30歳、40歳など、次の年代への移り変わりの歳のものは更に盛大に行われる。（最近何故かこのクチが多い！先週末のものも、50人程の集っていた）◆パーティは、その当日に行われるのではなくて前の日の夜から集い、日の変わり目を皆でお祝いする。◆その、誕生日への変わり目のときに、唄を歌い、ハグをし合い、それからギフトを開けるお披露目が始まる。◆その後ダンスへと続き、朝まで残る人が多いが帰る人もいる。ざっとこんな感じ。呼ばれる年齢層は幅広いことが多く時にご両親なども参加しているのだが、60,70とお歳を召した方々が夜中の日の変わり時まで一緒に参加してお祝いをしている！なんてタフなんだろう！と感心させられる私。しかし、幾つになっても誕生日を大切にして皆でお祝いする習慣、素敵だと思う。その日から始まっているその人の人生、喜びと感謝を人々と共に分かち合う。大人の集い、大人の遊び、楽しみは無尽蔵にある。

  2005.11.15

• デビットコパーフィールドを観てきました

  ジュリアーノのクライアントから招待で、デビットコパーフィールドのショーを観てきました。まずはゴージャスホテルでのカクテルパーティがあり、ワインやシャンパンをたしなむ。フィンガーフードもお洒落で美味しく、話の合間にちょこちょことつまむ私（笑）。ビジネス関係の集まりや招待の際、「恋人です」から始まって「婚約者」、そして今は「妻です」と紹介されるようになった。気分的にあまり変わっていない私は「あ、妻だった」と思い出す瞬間でもある。さてさて、ホテルから会場に移動するとすごい人、人、人！皆コパーフィールドのファンなのかしら？？初めてなまで見るコパーフィールドは、とても気さくで面白い！芸はおなじみ人を消してしまったり、移動させたりする物で、実際に目の前でみると頭の中が？？？でいっぱい。しかしマジックも勿論すごいのだが、これだけ人気が出て人を惹きつけているのは彼自身の魅力ではないかと思う。マジシャンらしくない（？）とってもラフカジュアルな出で立ちで舞台に堂々と立ち、時には会場に下りてきてその辺りを歩いたり、おどけてみせたり劇的に見せたり表情もクルクル変わる彼。流石俳優家系で生まれた血、『魅せる』技術を知り尽くしてる・・・コメディアンにもなれそうなほどのジョークの量とその対応の流し方も、さりげなくて好感的。偉大な人観察は、勉強になる。マジックよりもそんな事に目がいってしまう私でありました。　

  2005.10.27

• 福岡女性

  クリシェかもしれない。いや、クリシェまでもいかず、近い人たちから与えられた私の単なる思い込み的イメージでもありうる。九州男児が男らしいと言われるように、九州女子、福岡女性がたくましく感じるのは、私だけであろうか。今日はある福岡女性とともに、Wiesbadenでの大きなコスメティックメッセを探索してきた。それはもう、鳥肌が立つほど興奮しまくりの、情報溢れるメッセだったのが、その件についてはカラーウェルネスの方で近日報告する事にして、ここでは女の強さについて少し書きたい気分。「たくましい」と前述した事に誤解のないように書いておきたいのが、なんと言うのか、大地のような女の強さ、また、姉御肌のような大きさがあるという事。しかしそれが表面には出ていなくて、表面では線も細くてしなやかな感じがするのである。流石彼女は日本舞踊をしていたというだけあって、女性らしいが、でも、やっぱり芯がずっしりしている感じ。人は様々な経験を積んで、泣いて、笑って強くなってゆくものでそれが肥やしになって大きさと優しさが、成熟したオーラを創造する。私の知っている福岡女性には、なんだかそんな人が多いのだ。日本の芸能人には福岡出身が多いと、更なる昔に耳にしたことがあるが、彼らの意志の強さと努力が実を結ぶのか。それとも単なる偶然なのか。私たちの、来週からの旅へのミニギフトを頂いて、先日に引き続き、改めて実感する日本人女性の心遣いと繊細な美を、再びここに現しておきたかったまでである。完*

  2005.09.17

• 

  素敵なココロ遣い

  おとといの日記で、何人かの日本人女性について書いたが、その中の一人、母親の強さを教えてくれているNちゃんから、ふと一通の手紙が届いた。中には、私もメロメロの彼女のBabyの写真がモノクロ且つクールにデザインされて同封してある他、アルゼンチンの記事が入っていた。 来週からアルゼンチンへハネムーン旅行に飛び立つ私たち。「ある雑誌で、記事を見つけたので送るね」ジュリアーノも理解できるようにであろう、達筆な、流れるような英語での手紙。そのサラッとした適度な文章の量にも洗練されたセンス感じられる。こういう心遣いって、すっごく素敵だと思う。彼女は依然住んでいたカリフォルニアをそっくり持ってきちゃったように気取りがなく、一緒にいて楽チンで心地良い人。しかしスルメのように、噛めば噛むほど「おっ？！」と思わせる素敵な所が出てくる出てくる。味があり、洗練された心遣いの出来る人。　そういう人に、私もなりたい。そしてBabyの写真にあやかって、ハネムーンベイビーなるか？なんてね♪

  2005.09.14

• お腹をこわした時にはコレ!

  通常思いっきりタフで元気満々のジュリアーノが、初めて病欠、会社をお休みしました。なんだか、だる～い感じがして外は快晴暑いくらいの気候なのに、寒い寒いと言うのです。私はドイツに来てから「ブルブル、寒いー」が口癖になってしまいましたが（苦笑）、彼の口から「寒い」と聞くなんて！！おでこに手を当ててみると・・・アチチチチ！これは熱がありそうだと測ってみると、やっぱり！特にお腹の調子が良くないようで、食欲がなく食べてもすぐにお手洗いへ直行。さて、こんな時の対処法、ドイツで言い伝えられていること、そして実際に皆が実践していることで少し可笑しなことがあります。それは・・・・下痢になったらコーラと塩プリッツ！え・・？　コーラ？　プリッツ（ここでは別の呼び方ですが）？？？？これ、ドイツ語の教科書にも載っていたので皆さん普通の事として実践しているようなのです。私はパシリのようにキヨスクまでそれらを買いに行かされ彼はポリポリ一袋（結構な量です）全部食べてしまいました！どうやら、甘い物（コーラ）とお塩（プリッツ）がお腹のくだりに効くらしいのです。が、ベッドに横になりながらコーラを飲み、プリッツをポリポリ食べる姿は何とも病人には見えない・・・！今朝起きてもまだ熱があり、お腹もキュルキュルいっていましたが休めないミーティングのために頑張って出勤。「う～。なんだか生まれたばかりの小鹿がよろよろ歩いているように、まだ身体が弱ってるよ～・・・」なんて可愛らしげな例えを言う人だー。自分の姿も省みず・・・（笑）今日も快晴日差しも強く、暖かいお天気です。ジュリアーノが早く全快しますように***

  2005.08.30

• 色白はお好き？

  日本では、色白がブーム？もう、真っ黒に焼いているのはOUTなのだろうか。ここヨーロッパでは、とにかく小麦色が主流。もともとWHITEな人々だからなのか、白いままでいる事を恥ずかしいとさえ思っている人たちもいる。ジュリアーノも以前はその一人で週に3度は日焼けサロンに通っていたのだが、今はその熱も冷めたようで、自然に任せている。日焼けサロンは歩けばぶつかるほどあって、人々は、夏冬構わず足を運ぶ。今のこの夏の時期、人々はぎりぎりまで裸になって（場所によってはスッポンポンで！）草の上に寝そべり肌を焼いているのだ。どんなに皮膚がんの危険性を謳われても、まずは小麦色でいたいようである。私はCAにいた頃に、焼くつもりもなく焼けてしまっていて特に肩から腕はいつもこんがり小麦色だった。ドイツに住み始めてからも、そのメラニンは残っているままで腕は「いい色だね～。」とほめられる（笑）。しかし胸の開いた服を着ていると、その辺りの肌は白いままなのでびっくりされることがある。「ここ、何でこんな白いの！焼きなよ～。」こうきたか。「白いねー。いいねー。」チャイニーズをはじめ、コリアンやベトナミーゼなど、アジア系の人々からはこのようなコメント。所変われば価値観もちがう。事実、現実は唯一つ。起こっていることは唯一つなのにね・・・

  2005.08.22

• ウェブサイトがなくなってる??!!

  南米までのチケットをブックした時の話を先日書いたのですが･･･その航空会社、なんとも怪しいー！！のです。（汗）いやいや、きちんと存在している会社なのですが、なんとも超格安チケットな会社でありまして･･･（ハネムーンなのにこんな格安でブックしてて、恥かしい！！）そう、名前を明かします。AIR　MADRID！！何故にそんなに怪しいかと言うと・・・ジュリアーノが何やら深刻な顔をしている。R「どうしたの？」J「ないんだよ・・」R「ないって、何が？」J「ウェブサイト・・・」R「何のウェブサイトがないのよー。」J「実は・・・・」と、彼が耳にした情報を話し始めた。どうやら、AirMadridがあまりにも遅れのトラブルがひどいようで、カウンターに行くとあっけらかんと「10時間遅れています」などと言われることが多いとか!!しかも、10時間どころか、24時間というのも聞き、え？？それって一日・・・とにかく、その遅れようといったら半端ではないと言う噂。そしてそこに以前勤めていたパイロットの証言によると、あまりの遅れのため、まだ設備などが完全にチェックされてないうちに離陸させられる現状だとか！！！たら～っ・・・・←冷や汗の音血の気の引く思い・・・怖くなったジュリアーノ、キャンセルできるかどうかを見てみようとバウチャーをチェック。・・・・・それについての記述なし。そうだ！では、ウェブサイトをチェック・・・チェック・・・　チ････チ・・・　　　うわ～ん！チェックどころか、ウェブサイトが無くなってる～っ！！？？？必死で情報を集めようと、コールセンターにTel。予想通りつながらず・・そうだ！この飛行機が発着している空港に問い合わせてみよう！マドリッド空港にTel。つながる・・・・が、空港案内の事しかわからないと言う彼女、念のため、AirMadridの電話番号だけ教えてくれた。・・・・・・ハイ、もちろんつながらず・・・・もう一度同じくマドリッド空港の他の電話番号にかけてみる。他の番号なのに、何故かさっきと同じ彼女の声が受話器から・・・そしてなんと、ジュリアーノの声を聞くと、またAirMadridについての問い合わせとわかったためか、即切された！！！！！「ツー、ツー・・・・」不安のつのる私たち・・・・ハネムーンなのに・・超格安チケットなんかにしなければ良かった･･･と、ぴよぴよ弱気になってくるロミオ・・・J「おそらく大丈夫だよ。このまま信じてみよう。」え？あなた、フライト恐怖症ではなくって・・・？いやよ、乗った瞬間からしがみつかれても・・・しかも、信じるって・・・・航空会社のウェブサイトはどこ～っ！？そして丸一日がたち・・・なんと、まるで何もなかったかのように、ウェブサイトが再び機能しているではないか・・・・HELP・・・（苦笑）

  2005.08.16

• 

  ワインで素敵に歳を重ねる

  夏の恒例、ワインフェスティバルの期間。ラインガウ地域のあらゆるワインが集まってきているためか遠くからこの街に来る人も多く、老若男女が様々なワインをたしなんで楽しんでいる。昼間から開いているため、子供もノンアルコールドリンクで参加、文字通りの老若男女で、お歳を重ねた方々も、半分の割合を占めるほど。素敵に着飾った紳士やご夫人も多く見られ、夜遅くまでワインを片手に楽しそうに集う人々。そういう風景はこのフェスティバルのみならず、年中見られるのだが、歳を重ねても変わらずにパーティ大好きというこの姿勢がいつまでも気の若い彼ら彼女らを作り出しているかとも思える。昼間・・・ そして夜になっても・・・お手伝いさんやベビーシッターが当たり前に暮らしに入っているので子供が出来でも大人たちの楽しみはやっぱり昼から夜までワイン！？？勿論お年寄りばかりではありません。あらゆる年代の層が一所に集まって全ての人が楽しんでいる事は、精神衛生上素晴らしい事だと思う。私たちも、バーに移り、飲んで踊って、気がついたら朝の7時！！あらら・・・これは精神衛生上、どうかとと思うわ。というより肉体上、お肌上に大敵ですー！！ほどほどにね　　←自分への言い聞かせ（＾＾；）　

  2005.08.15

• アダプション

  どんどんと頻繁に見られるようになってきたアダプション。ハリウッドの世界にもちらほらと見られるように独身女性たちや、子供のいないカップルが里親になったり養子を迎えたりすること。日本でも里親プログラムは色々耳にするが実際に発展途上国へと足を伸ばして行き、その帰りには子供を連れて帰国すると言う実際の話はまだ少ないかもしれない。が、米国、またヨーロッパでは実際に私の周りにもそうして実際に養子を見つけにアジアの国々やロシアなどに出向く人たちが身近にいる。先日、ドイツに住むアメリカ人カップルの友達は、ウクライナに飛び立った。帰りはかわいい小さな子供と一緒に帰ってくる事を望みながら。彼らの希望はただ、健康でいるか、または病気などを抱えていてもそれほどは重くないものであることというだけ。しかし、その「それだけ」のことがどんなに大きなことなのか、私たち友人は勿論、本人たちも知らずにいた。実際に出向いてみると、『健康』と言い切れる子供は皆無であったそうだ。それもマイナーな問題のみならず、例えばＨＩＶであったり、神経系に関して特別なケアを必要としている子供たち。彼らは言う。「もしも初めからそれを受け入れる気持ちで行ったのなら別だっただろうけど、健康、もしくは少しのみの問題を望んでいった私たちには、決心できなかった。」心が重く沈む気持ちを抱えながら、3人になっていたはずの飛行機に、2人のみで乗り込んでドイツへと戻ってきた彼ら。『健康』それがこれほどに難しいなんて。「それだけ」を望んでいった彼らの「それだけ」こそが一番難しいことであった事実。それはとてもショッキングなことであり、同時に自分の無知さを恥ずかしくも思う。また、今自分たちに出来ることは何なのかはじめに　自分の周りのもの全てに十分に感謝できているだろうかいろいろな思いをめぐらしながら、グローバルに抱えている問題を直視してきたばかりの友人の話がリアルに耳に心に響いた出来事であった。

  2005.08.08

• 足フェチ　!?　

  伝統的なヨーロッパの石畳は、美しい反面　歩き易さに欠けるもの。それでも女性たちは　繊細なフォルムの靴を好み、華奢なヒールで歩き続ける。実は私もそんな中の一人。暖かくなると特に、繊細なミュールが登場する回数も多くなる。先日、少しアンティーク調のデザインと色がお気に入りのミュールを履いていた時の事。ある男性に話しかけられた。「ライター持っていますか？」私はタバコは吸わないため、持っていないと答えると「素敵な靴ですね・・・」と、火とは関係ない事を言い出した彼。　しかもうっとりとした眼差しで!!「あ、ありがとう。」一応お礼を言う私。「あのう・・・・その素敵な靴をちょっと脱いで、足を僕に見せてくれませんか？」ハァ？？？！！！出た～!!!　足フェチ～っ？？！！！一瞬固まってしまった私だが、「いやよ！何言ってるの、あなた!!」と強く言ってその場を立ち去る。そして一緒にいた友達と、その後は爆笑の渦!!彼女は笑いながらも「ひゃー、ドイツ人すべてがこんな足フェチだと思わないでね。恥ずかしいわ～」と、弁解をする。いやいや、人と違った趣味を持つ人たちは、世界中どこにでもいるものよ。が、しかし、これは変態の域？！まあいずれにせよ、私たちの想像は膨らみ、話し続ける。もしあそこで靴を脱いで足を差し出したら、次はどんなお願いをされたのかしら。口にくわえさせてとか???(笑）そしてくわえたとたんに、私の足の臭いにやられてバタンキューッ！　なんてね（笑）。（ちなみに私、足、ちゃんと洗ってますよー♪　臭くない、臭くない・・はず　*笑*）暖かくなると、怪しい人の出没度も増えてくるのよね。こんな事も、まああるでしょう。それにしても足フェチとは、なんとも言えぬ奇妙な体験でした！

  2005.06.05

• 画像付き☆VIPサッカー観戦

  スタジアムに着くと、長ーい列に並んでひたすら中に入れるのを待つ人々。そこへ私たちは、別の入り口から楽々と入る。『チームラウンジ』と示された部屋に足を踏み入れると５つ星レストラン同等の美味なビュッフェとサービスが待っていた。この時期の　特別な白アスパラガスや、サーモンや鴨、生ハム、チーズから舌のとろけるようなデザートまで一通り満喫した後、カクテルバーで一杯。・・・・・今日はサッカー観戦の日☆でも、何かが違う・・・・そう、ジュリアーノの仕事関係クライアントからの、招待観戦なのだ！本当はボスが招待されたものなのだけれど、都合が付かなかったために若ぞう君ジュリアーノに話をまわしてくれたのである。そしてロミオというおまけ付きで（笑）VIP待遇のサッカー観戦へといたったわけ。待ち合わせの時刻、私たちよりも一回り半ほど年上の紳士がBMWでお出迎え。勿論クライアントだからと言ってヘコヘコするような態度ではないのだが、細部まで気を使ってくれているのが感じられる。ラウンジ、サロンには、このような関係の人々のみが集まっているために、なんともスノッブな雰囲気が漂う。グランドピアノにワインにカクテル・・・ここは本当にスタジアム?？そして観戦席に移ると・・・YES!!!　これぞスタジアム!!!!ファンの掛け声や歌、太鼓の音が一面に鳴り響いてエコーし、熱気で溢れかえっている。　この興奮状態に影響されて、自分の身体の中で、胸の鼓動が高鳴るのがぐんぐん感じられてくる。　わけもなくウキウキと心が躍りだし、盛り上がる人々を遠めに見ながら試合の始まりを待つ私。いつもなら　ここでFANの人たちと一緒にウオ～ッ！！と盛り上がるジュリアーノも、ご招待ときてはそうはいかない。きちんとお行儀よく振舞っている様子（笑）。しか～し！　私にはありありと感じられた。彼の身体の中で、ムクムクと燃え上がっているサッカー熱を、必死に抑えている彼の試み！（笑）ジュリアーノが長年のFanであるチーム、Bayern！　そしてオリバーカーンもバラックも、目の前に!!試合が始まると　向こう側の席では旗が振られ、踊り、Waveが繰り広げられる。FANの盛り上がりがバックグラウンドになりながら、フィールドで蹴り上げられるボールの弾む音、選手たちの叫ぶ声が、生で間近に聞こえてくる。フィールドや向こう側のFANたちから目を離し、こちら側の席をぐるりと見回してみると・・・シガーの香りが漂い、こじゃれた高級カジュアルといった装いの人たちの姿。女性たちはブランド品を身に付けて、サッカーには興味がないが、このVIP待遇は大好きよ☆とでも言わんばかりに　サングラス越しにフィールドを見つめ、クールにたたずんでいる。おっかし～！この違い！！（笑）勿論FANにしてみたら、こういった層は眼中になく「論外」サッカー観戦者（笑）。そうこう色々と観察しているうちに、試合は終わってまたラウンジへと戻る。中継の様子が流れる画面を見ながら、また、私たちはFOODとDRINKを堪能。しばしすると　そこへ選手たちが現れた！一緒に写真をとったりサインをもらったりする人々。ジュリアーノ、もう我慢できません!!!「ロミオ！彼らと一緒に写真とってくれ！！」（笑）大満足で、お気に入りの一枚をパチリ♪　ハハハ。良かったね♪　首からチームのマフラーを下げ、ぞろぞろと去って行くFANたちが殆どいなくなった後　一人一人に配られたバラを手にしながら、私たちは専用駐車場へと向かった。送ってもらって帰宅した後、ジュリアーノは言った。「俺はドイツ人だ！！　VIPもいいけど、やっぱりサッカーはグワ～ッと行きたいぜ!!」　（ドイツ人と何の関係があるのかしら・・（笑）。そして本当のサッカー観戦をロミオに体験させるためにと、来月の『日本VSギリシャ』戦に行くことが決定!!VIPも楽しかったけど、次回のサッカーは、熱く激しくクレージーにね!!♪　下の写真は、FANがフィールドに入って来ないため、係りの人たちがガードしているところです。

  2005.05.21

• ヨーロッパ超格安チケット

  ヨーロッパ旅行の際、どちらの航空会社を使っていますか？勿論メジャーなところでは　ルフタンザなどが信頼性は高いのは承知で、それでも『とにかく移動は安くあげたい！』と言う場合への格安航空会社をご紹介します☆それと言うのも　日本からの友達が夏の式に来てくれるにあたってホテルや航空券などを手配しているのだけれども現地では当たり前のように知られている情報が、日本では手に入りにくいのだと改めて感じたから・・・まず、日本からのチケットは、日本で取ったほうが安い場合が多いようです。こちらから『呼び寄せ』というチケットも取れるのですが、特に夏の時期は日本で取った方がお手ごろみたい。しか～し!!!ヨーロッパ内の移動は、とってもお手ごろに済ますことができるのです！大陸なので、勿論交通手段としては車、電車（イギリスの場合もフェリーを使って可能です）などもありますが、飛行機でスッと飛んでしまえば「あら？」という間に着いてしまう距離感覚。例えば今回来てくれる友達たちの中に、イギリスやフランスに寄ってからドイツに入る数人がいます。パリ→ドイツ：2時間程　そして驚くべきことは、値段!!!準備はいいですか？（笑）言いますよ？・・・・・・99セント!!!!え？日本の100円ショップ並?本当なんです、これ。勿論大きな飛行機ではないのですが、ヨーロッパ内では広く知られているもの。2時間しか座っていないのならそれで十分だと思いませんか？こんなにかわいい値段で動けるから、週末に　他の国までお買い物やお食事に行くことも勿論へっちゃら。日本からの旅行の際にも移動にお金をかけるより、もっと他の事にお金をかけたいですよね。（個人旅行の場合でお話しています）予約はインターネットでできます。代表的な二つの航空会社はRyanairとGermanwings　どうぞご参考にしてくださいね♪忙しいお仕事や家庭の時間の合間をぬって　はるばる来てくれる友人たちに感謝感謝の気持ちでいっぱい。来てくれるからには　心を込めて、最高の時間を味わって欲しい***ガーデンパーティなので　お天気も良いように空にお願いをしています。皆と、大切な時間を思い切り楽しむために・・・***************ここでひとつちょこっと宣伝♪来てくれるとても親しき友人たちの中の一人がディレクトしている番組、今週の日曜夜、放映です。黒柳さんで有名の　某クイズ番組☆今回彼女がアマゾンの奥地まで行って冒険ロケをしてきたもの。いつもにも増してかなり内容濃さそうです！　どうぞお楽しみに☆

  2005.05.19

• 国際馬術大会☆

  この時期5月には　沢山の休日があり、沢山の行事がある。昨日は　Pfingsten（聖霊降臨祭）の後の月曜日で祝日、この日には毎年、国際馬術大会が行われる。世界中から乗馬関係の人々が集まり、エレガントで格式のあるこの行事はBieblich城（先日私たちが入籍式を行った所）で催され、着飾った人々や馬を愛する人々の熱気で　華やかな一日が流れてゆく。障害物を乗り越える乗馬競技や、馬の背中の上で繰り広げられるパフォーマンス競技など、どれも見逃せない。ストロベリーの沢山入ったスパークリングワインを片手にお城の庭を歩き回っては　馬の競技を楽しむ私たち。前々から乗馬を習いたいと思いながら行動に移せていない私はこの行事を見る度にその気持ちに火が付いて思わずここで全ての道具をそろえてしまいたくなる。”形から入る”事も大切　ってね♪（^＾）この模様の写真たちは、こちらのアルバムでご覧下さい☆

  2005.05.17

• ドイツ語学習グループ

  Tandemというドイツ語を上達させたい外国人と　外国人と交流したいドイツ人の集まる場があります。それは曜日によって違う場所で　毎夕2時間の会。その会は無料であるために、以前通っていた有料のドイツ語の授業よりもさらにいろいろな国から人々が集まっています。ドイツに来て、初めてアルファベット（文字）を習ったと言う、ソマリアから来た太っ腹母ちゃん的女性ユーゴスラビアの戦争のためにドイツに移住してきた4人の女姉妹同じく安全性を求めてドイツに移住してきたアフガニスタン出身の家族ここでは珍しくない、モスリム系の頭にスカーフを巻いた女性たちはたまたドイツ人の彼氏とラブラブに暮らすイタリアの女性やらポーランド、チェコ、ロシアから勉強に来ている人々・・・様々な文化や考え方、宗教を背景にもった沢山の人々が集まるこの場には通常では知り合えない人たちとの出会いや聞けない話がナマナマと存在します。日本人として信じられないような経済状況で育った人たちも世界中には沢山いるわけで、それでもこうして個人的に知り合うことによって　”世界はひとつ”であることを心から実感しています。一緒に　何かに感動したり、笑ったり、分かち合ったりそんなふとした瞬間に、国境はありません。富や貧の差も、ありません。文明、技術、肌の色や外見のつくりののちがい、そして宗教の違いまでも越えて・・・どうして国同士がいがみ合って、戦争になってしまうのかさえ不思議になります。こうした笑顔のつながりが、全ての世につながればいいのに・・・理想主義といわれても、その根源がここにあるからただ、この根源を保ち続けることを願うだけなのです。人は皆、温かくて優しい。ただ、経験してきたことが違うために、考え方が多様なだけ。根源は皆、温かくつながっているのです***

  2005.04.22

• 結婚ブーム

  ファッションにしろおもちゃにしろ言葉にしろ・・色々なブームがあるけれども結婚にブームなんて、あり？？？適齢期という見えないプレッシャーがあって”結婚しなくちゃ”　と女性たちに思わせる日本に対しドイツの結婚観や性の感覚は　”え？”と思ってしまう程に自由気まま。年とか形態とか一緒に住んでいる年数など、何の関係もない。ところが最近、そんなドイツで結婚する人が増えてきたとか。それを”結婚ブーム”としてマスコミが取り上げていた。結婚するカップルにその理由を聞いてみると｢愛しているから」「このまま一生一緒にいたいと思うから」など、これぞ、☆当たり前☆　な回答の羅列。「親のてまえ」「世間のてまえ」「年てきに」などと言う気持ちは　逆に”？？”　と思われてしまうのかも。”ブーム”と言われてそれに乗る気持ちと愛の形を結婚に結びつける。そんな感覚なのかもしれない。ブームというからには、それは廃れてゆくのだろうか。これ以上、離婚率があがらなければいいけど。こうして彼らの考え方を見ていると、理性的である反面野性的な部分が沢山あるなーとしばしば感じるのですが、そんな野性的、動物的な生き方、個人的に大好きです☆結婚も、殻を破ってワイルドにね！！？

  2005.02.24

• エッジなドイツ

  2005年から2006年にかけて　”日本におけるドイツ年”というものが開催されています。本格的に色々な行事が始まるのは　どうやら4月4日の公式開幕からのようですがこの間催される予定の催し物の、内容の濃いこと！文化、科学、経済を柱にしている中特に注目したいのは　文化の分野の充実様。クラシック音楽は勿論、アート、デザイン、ダンス、映画、又、インテリアを含めたドイツのライフスタイルまで幅広くドイツの魅力を紹介してゆくようです。★世界中のアーティストたちによって人々がつながることを呼びかけながらペイントされた　”United Buddy Bears　”　をご存知ですか？ベルリンに行くと、あらゆるところでこの大きなベアーたちに出会えます。これらのベアーたち、4月22日から5月8日の間に東京に来る予定があるとか！こちらも必見です。★アートや建築に興味がある方ならば　バウハウス　にも興味があるのでは？　そう、デザインの基は、ここで生まれたと言っても過言ではないでしょう。アートに関しては　別に　ドイツアートニュースというサイトが設けられていて、これがかなりCOOLで面白いのです！ドイツというと....ビール片手に歌うたう☆ワインを飲みながら、ロマンティック街道で古城に泊まる☆ソーセージをぱくつきながら　街をあるく☆うーん、それも確かに間違ってはいない・・・が！こういったイメージを格好よく覆しアートニュースでもうたわれているように”エッジなドイツ”が　ここにあります。私にとっても、自分の住んでいるところを更に知る良い機会になりそう。そしてこれを機に、2006年のワールドカップ（サッカー）とともに、　ドイツが益々盛り上がってくれると嬉しいな。機会がありましたら、是非是非　これら、新鮮なドイツの一面に触れてみてくださいね♪

  2005.02.01

• 座頭一　／　北野武

  レンタルDVD屋さんで、日本語でドイツ語の字幕つきDVD発見！北野武監督、出演の「座頭一」最近私の周りでは、「子連れ狼」などの日本のSAMURAIものがちょっとした話題になっていて（ドイツのテレビで、ドイツ語で放映されていました）その流れで私も少し、気になっていたものの一つ。SAMURAIものを観た後の友人たちは、決まって私に聞いてくる。「あれは本当か」　「侍は、本当にあんなふうに腹を切るのか」切腹（せっぷく）を、HARAKIRIと覚え、慣れない言い方で「子連れ狼」を発音する彼らは、なんだかかわいい。さて本題の”座頭一”、もう、北野武の天才性に、脱帽という感じだった。最初の方はなんだかあまり冴えないかもと思って観はじめたのだが、途中から、ぐいぐい引き込まれてしまった。ストーリー性というよりも、その面白さに（笑）。彼のユーモアセンスがちらほらとあちこちにちりばめられていて、普通のSAMURAI 映画とは程遠い、可笑しなもの。その上　絵の撮り方や間の感覚が絶妙で、音楽の使い方も感動させられる程、上手い。「目が見えないほうが、人の気持ちがわかるんだよ。」「目をひんむいて開けていても、見えないものは見えないんだなあ」と、そこで石に躓いてこけてしまうシーンとともに　実はメッセージ性が込められているところも、にくい。また、タップダンスと日本舞踊、太鼓芸術を組み合わせた臨場感あふれるダンスシーンは是非是非映画館の大きなスクリーンで見てみたかったと思った。あの迫力は、すごい！深い深い味のある北野武さん、面白可笑しく馬鹿っぽく振舞って、その深さを表面に装っていないのも、更に魅力的。改めて、彼の凄さを実感させられました。*天才*

  2005.01.31

• ドイツのクリスマス☆ページェント

  24日を”Der Heilige Abend（聖なるイヴ）”として始まり、25日は第一日、26日は第2日と続くドイツでのクリスマス。聖なるイヴには家族で過ごし、第一日は親戚を訪ね、第2日は友達を訪ねるというのが伝統らしい。この時期は又、ギフトであふれかえる。12月の1日から24日までは、アドベントカレンダーといって毎日開けるギフト。12月6日にはニコラウスの日としてギフト。12月24日には、ツリーの下に置かれた山積みのギフトを一つずつ楽しんで開ける。まさに、ギフト天国なのである。さて私たちは24日、クリスマスにはお店が全部閉まってしまうために、数日分の買い物に出かけた。とにかくすごい人、人、人...。後、少し正装をして教会へ。賛美歌を歌い、イエスキリスト誕生の劇を観ながら聖書の言葉を聞いて祝福をする。実はこの劇ページェントにはロミオ、苦い思い出があるのだ。***時はグーンとさかのぼり、幼稚園時代へ...。キリスト系幼稚園に通っていた私は、23日に行われるこの劇”ページェント”の役割を決める大切な日に　風邪を引いてお休みをしてしまったのである。コレが悲劇の始まり！！！！酷な事に、休んだ私が　「マリア様役」を演じることに決められてしまっていたのである。マリア様役　****　素敵！　と、ここまではニコニコ。が、問題なのは、相手役のヨセフを演じる男の子！彼は一番のいじめっ子（？）で、感じの悪い「大ちゃん」！私は子供心に、彼のことが嫌いだったのである（笑）。そう、マリアとヨセフはペア。手をつないで歩かなければならない！私は彼と手をつなぐのが、嫌で嫌でたまらなかった（笑）。しかも私のお腹には、イエスキリストが！その父親は、ヨセフとされているではないか！！！イヤーン、大ちゃんの子なんて！！！！！！！（笑）（実際、マリアが身ごもっているのはイエス。神様から与えられたもので、二人の間の子として言って良いかは別として）そう、そんな、涙涙の苦いページェントを　クリスマスの教会ではいつも微笑ましく思い出す私（笑）。大好きな賛美歌で神聖な気分に浸った後、家路へついた私たち。クリスマスディナーはお互い二人の好きなものをグリルに。ジュリアーノは肉！ロミオはロブスター、ムール貝、牡蠣...と、海鮮グリル☆シャンパンの後に赤ワインを2本開けた後　音楽にあわせてリビングルームで踊りまくった（笑）私たちは、気がつくとなんと、朝だった！お互い、飲んで踊って疲れて眠ってしまったらしい。しかも二人とも、記憶は薄い......可笑しい！（笑）そんなこんなで　第1日、第2日へと突入。ドイツの伝統に従って親戚や友達を訪ねたり　キラキラと光る街を散歩したりして、ゆっくりと時は過ぎていった。Happy　Holidays☆☆☆皆様も、素敵なクリスマスを過ごされた事を願いつつ....

  2004.12.27

• リッチ女　と　ヒモ男

  「誕生日プレゼントは、グッチのものでよろしく。」２週間ほど前に、ヒモ男Ｍから　リクエストの電話が入った。全身を、ＧＵＣＣＩやＥＴＲＯをはじめとするイタリアンブランドで包み、そのコーディネートは　完璧な洗練性を醸し出す　嫌味の無い華やかなもの。彼のＢｉｒｔｈｄａｙＰａｒｔｙのため、週末はブレーメンへと向かった。去年の、ローマで一番人気のディスコを借り切って行われたパーティのように　今年も思い切り派手なものにするのかと思いきや、なんとかわいくモダンな雰囲気のアジアンミックスレストランで、こじんまりとした　内輪のお祝いだった。しかしソファーの横に積み上げられたプレゼントたちは彼のリクエスト通りのブランドと指定された製品ばかり。「あー、なんて趣味の良いギフトをくれる友達たちなんだ！素晴らしいよ。幸せだよ。」って、コラコラ！！皆、あなたの希望通りの物をそろえただけよ。これらは　あくまで　ア・ナ・タが選んでリクエストしたものたちでしょ。（笑）ア・ナ・タ　の趣味　です！！！（笑）この、笑っちゃうおかしな　イタリア人Ｍは　私の義理の叔父である。超リッチな妻、Ｉのおかげで　新車メルセデスを乗り回し大好きなテニスに明け暮れる　ＶＩＰなセレブライフを送っている彼。Ｉは歯科医としても女企業家としても大成功しているスーパークールなドイツ女性。　その洗練された華とおおらかな心と細かな心遣いは会うたびに　私たちをとても心地よく、楽しくさせてくれる。彼女のクリニックには、最新技術とマシンが揃い、さらにもう一つ、ＶＩＰ専用のクリニックもオープン予定なのである。そんな彼女のおもちゃはＭ。そう、イタリア男　夫のＭ。手の平で　コロコロとＭを転がすＩと、転がされるＭ。実はＭも　「弁護士」という立派な肩書きを持つのだが何しろ仕事が好きでなく　必要最小限に「働いている」ことを見せるためにちょこっとだけ　どこかの事務所で勤めてる（笑）。自分やＭにだけでなく、周りの人全て、そして地球上の経済的に豊かでない人たちのためにも　稼いだお金を惜しみなく使う彼女。「お金持ちのクライアント（患者）たちが払ってくれたお金を、私はまた、世の中に還元しているの。いろいろとＺＥＮやスピリチュアリティーの本を読んで来て思うのは、お金に対する執着と　幸せの価値。お金で幸せは買えないけれどもね、持っているお金に感謝して、執着しないで還元することでことで幸せでいられる。与えることで、幸せを感じる。私はただ、それを実行しているだけ。お金に執着しないことを通して　与えることを通して　精神的に自分がどれだけ成長できるのかを　楽しんで見ているの。」自分の考えを　こうしてさらっと教えてくれた彼女、格好いい・・・こういう本質があるから　薄っぺらい感じがしないんだ。温かいんだ。私が　”すごいな。この人・・・”　って本気で感動している時、ドアベルが鳴って　Ｍが帰ってきた。「Ｉ、Ｉ、Ｉ！！！　ＯＨ．．．Ich Liebe Dich!!(愛してるよ。）」手には大きな花束を抱えて。その花束に感動するＩと「僕からＩへの大きな愛を込めて」と言いながらハグするＭを見ながら私とジュリアーノは微笑ましくも、クスクスと笑う。なぜならば、この花束のクレジットカードの引き落としは、彼女の銀行からだと知っているから・・・！！！（笑）こんなヒモ男とおおらかでクールな彼女が、私は大大大好き☆そして私は見逃さなかった。彼女の指に光る新しいブルガリのリング。　なんとこれは、Ｍが　自分の稼いだお金で初めて　こっそり買ってくれたものらしい！「結婚記念日にくれたのよ☆」いいぞ、Ｍ！　ヒモ男、一歩成長記念の指輪だね（笑）♪

  2004.12.20

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