幾世の鈴・あきない世傳金と銀特別編(下)
高田郁(かおる)氏著あきない世傳金と銀の完結編なのでしょう。9歳の「幸」が奉公にあがった呉服屋五鈴屋の3兄弟の4代5代6代目当主と結婚して7代目店主になる。女店主は1年と限られていたので江戸に五鈴屋江戸店を出して店主となる幸。9代目は幸を育ててくれた番頭治兵衛の息子の賢輔、7歳年下の賢輔は長い間幸に思いを寄せていて賢介にこわれて夫婦になった幸。幸が奉公にあがって50年を越して五鈴屋は創業100年を迎える。次の100年を目指して9代目賢輔と幸は後継者にと「あきない世傳」を書き残そうとする・・・「あきない世傳金と銀1巻~13巻、そして特別編の上下」なんと長く楽しませてくれたことか、作者の高田郁(かおる)氏に感謝。幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下) (時代小説文庫) [ 高田 郁 ]BS時代劇「あきない世傳 金と銀」完全ガイド (TVガイドMOOK)