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カテゴリ:イギリス系ラム(Rum)
【フォースクエア2007】 ![]() フォースクエア2007/エクセプショナルカスクセレクション バルバドスのラムです。
このラムは2019年に発売されて、もうとっくに売切れかと思っていたら、とある海外のお店でまだ売られていたので迷わず購入しました。 美味しいに決まってますが、前回飲んで激ウマのだったフォースクエア2008とどれほど違いがあるのか、興味深いところです。 2007はエクセプショナルカスクセレクションの10番目のラムで、いつものように単式蒸留と連続式蒸留のブレンドです。 オークのバーボンカスクで12年熟成され、アルコール度数59%のカスクストレングスで、2008とほぼ同じスペックです。 どうしてそんな似たようなお酒を喜んで買うのだろう、と多くの人は思うかもしれませんが、スキな人は普通に買う(飲む)と思います。 ![]() 色は標準的なフォースクエアカラーの、赤めのオレンジっぽい琥珀色。 香りもフォースクエア標準のカラメルとナッツ、わずかに柑橘の混じったココナッツの感じですが、カスクストレングスならではの香りの強さが感じられます。 まったりと濃厚で、バニラやバーボン的な甘酸っぱいオークの要素も明確にあります。 飲んでみると、フォースクエア2008と同様に、カスクストレングスとは思えない飲みやすさ。 そして濃厚さ、風味の強さも格別です。 ココナッツクリームにアーモンドプードル、それにバターをふんだんに使ったタルト、オレンジソース、カカオ、そしてもちろん濃いカラメルやバニラ、オークなど、とても複雑で重層的な味わいです。 ![]() 目隠しをして2007と2008を飲んで、どちらがどちらかを当てる自信は正直言ってありません。 どちらも世界遺産認定級の美味しさですが、強いて言うなら2007の方が少し強さを、2008年の方が柔らかな甘みを感じやすいと思います。 でも、度数からすると2008の方が僅かながら高いので、その印象は間違ってるかもしれませんし、2008年の方は何回も飲んで空気に触れているのでそう感じただけなのかもしれません。 とにかく両者に大きな違いは無いので、2019年に”2007”を買った人は、2020年の秋までにそれを全部飲んで無くなっちゃっただろうから、はい次は”2008”をどうぞ、という感じなのでしょうか。 ![]() 【僕の評価】5段階中の5++ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.02.19 21:10:05
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