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年下彼氏

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るるる4276

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2006.02.09
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高台にある公園ゎとても寒くて
天へと枯れ枝をのばした闇色の木々の合間に
冷たく光る星と凍る空が見えました
アタシゎ寒さのためなのか
ゆーきの冷たい言葉のせいなのか分からないまま
わなわなと体を震わせていました

「つきあおう って いってきたのゆーきじゃない」

取り乱しちゃいけない
これ以上見苦しいアタシになりたくない
努めて冷静に言葉を選ぼうと努力しましたが
どうしてもどこかに責める調子が混じってしまいます

「だから なかったことにして欲しいんだ ごめん」

「だって。。。どういう事なの? 分けわかんないょ」

「。。。。好きになれると思ったんだよ」

小さな声でうつむきながらそうゆーきゎ言い出しました
アタシといるとすごく楽しい事
アタシを放っとけないと思う事
すごくアタシを心配してる事
アタシをとても好きだという事
けれど
恋愛感情がどうしても持てない事

「るるちゃんと つきあえたらいいと思ったんだょ
そう出来たらいいと思ったんだ。。。
でも やっぱり。。。。。ごめん」

足下がぐらぐらと揺れるのを感じながら
アタシゎこういう結果になるんじゃないかと
そう思っていた自分に気がつきました
既にいつも一番悪い結果を想像する癖が
とことん身に付いてしまっていたのです
期待ゎ常に裏切られ 傷付く事ばかりだった人生から心を守る為に
アタシはそういうものの考え方しか出来なくなっていたのでした
そうゎ言ってもやはり
もしかしたら ゆーきゎアタシを見捨てないんじゃないか
その甘い希望を捨て切る事もできゎしませんでした

「守ってくれるっていったじゃない! あれも嘘なの!?」

そう叫んだ時
アタシゎ過呼吸を起こし始めていました

「。。。るるちゃん? ちょっと! るるちゃん?!」

ぼろぼろと泣きながら発作を起こしたアタシを
ゆーきゎ慌ててベンチへと抱えて連れていきました

「ごめん ごめんね ひどいよね ごめんね」

まるでヒトリゴトのように
何度もそうくり返しながら
発作が落ち着くまでずっと頬にキスをするゆーきを
アタシゎまるで他人ごとのように感じていました
離人症の症状も現れていたのです
頭の中でゎぐるぐると言葉が蠢いていました
もうひとりはいや 

ひとりはいや 

ひとりはいや

ひとりにしないで

「。。。こんな るるちゃん帰せないよ
 今夜ゎ一緒にホテルに泊まろう」

その言葉を遠くで聞きながら
車に乗っていました
アタシはとてもずるい女でした
男はセックスをしたい生き物
やらせてくれる女を取りあえずキープする筈
意識のどこかでそう計算が働いていました
一度でも関係を結んでしまえば
取りあえず離れていかないのでゎないのか
薄い意識の中でそれだけを考えていあmした

けれど
その晩アタシ達ゎついにひとつになる事ゎありませんでした
鬱病の薬ゎ男の性欲を無くしてしまいます
その上ゆーきゎ
元来性欲というものを殆ど感じた事も無い男の子でした
どんなに舐めてもなにをしても
ゆーきがその気になる事はなかったのです

ひとり家へ辿り着いた時
ゆーきからのメールが届きました

『今のぼくにゎ無理なんだ
しばらく会わない方がいいと思う
僕ゎ自分の事で精一杯なんだ
ひどい事したと思ってる
るるちゃんを見捨てるつもりじゃないよ
だけどそう思われても。。仕方ないから。。。
当分1人になりたいんだ ごめんね』


ゆーきにも見捨てられたのだ
そうとしか思えませんでした
頭の中でなにかが音を立てて崩れていきました
それまでなんとか保っていた最後の部分が壊れてしまったのです
そしてアタシは再び自分だけの世界へと閉じこもっていきました
統合していた人格が再び分離をはじめ
記憶ゎ曖昧になり
生活ゎ乱れに乱れ
今日が何日なのかどころか
いつが朝でいつが夜なのか分からなくなりました
意識がはっきりすれば
そのままでゎ効かない薬をまとめて酒で流し込み
何日も眠っては
何日も眠らない
眠らない間ゎ腕を刃物で切り刻む
流れる血を見て
あぁまだアタシ生きているんだと確認をしなければわからない程に
夢と現実が再び曖昧になってしまったのでした

自分から誰かに連絡する事ゎもうありませんでした
かつて何度もやって未遂で終わっていた自殺も
今さらできる程の元気もありませんでした
自殺というものはしようとういパワーがなければできないものなのです
鬱病の回復期に自殺者がおおいのはそのためです
アタシゎもうかぎりなく死に近いところでふらふらと息をしていました
(ですのでこの頃の事ゎ
 あんまり記憶がはっきりしないのです)

そうやって何ヵ月も立った頃
ゆーきから突然メールがきたのです

『るるちゃん 会えないかな?』

-------------------------------《続く》


うわーん(T△T)
次回で終わるつもりが。。。
後2回くらいかかりそう。。。
読んでる人うんざりしてたらごめんね( p_q)エ-ン








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Last updated  2006.02.09 21:08:55
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