テーマ:イチロー新記録達成!!(99)
カテゴリ:日本と日本の外
アテネ五輪の時には、特別に日本を熱くなって応援することはない、みたいなことを書いた。五輪は世界のトップが競うので見てるだけで楽しいからなぁ。どこが勝ってくれというよりは。
しかし、野球好きでもない私でもイチローのことは注目していた。 イチローの黙々とした感じやスリムなルックス、アメリカに行ってからは髭も似合ってて、私が野球好きでないからこそ彼のそういうところが魅力的に思えた。 先日会った友人はイチローや中田ヒデがあまり好きでないと言ってた。「彼らって本当に『自分が一番好きな人』って感じ」と言うのだ。私は「いいんじゃない、それで」と言ったが、実際昨日のイチローのインタビューなど聞いても、愛想がないと思われそうなその 裏に相当なストレスを抱えているのだと知った。 自分を常に磨き、ストレスと闘いながらも彼の言うように「勝負の世界にいる者の醍醐味」に惹かれずにはいられない、 自分に厳しくてこそ、その醍醐味を味わうことの出来る人間。 私のように「自分が嫌い」な人間にはなしえないのだ。 そして思い出したのがDJ Hondaのこと。 かなり前にイチローが「h」のロゴの帽子を被っていたことが 今になって繋がりを持って思い出された。 DJ HondaのことはTVで何年か前に見てなんだかすごく感動したのを覚えてる。一人でアメリカへ渡りDJバトルに出場、準優勝した。 その模様で、彼が紹介される時に「わざわざ日本人がこんな遠いところにやってきやがった」みたいな半ばバカにされたような、 日本人に何が出来るんだい?みたいな風に言われていた。 しかし、そのパフォーマンスの素晴らしさに一転、場内スタンデイングオベーション(だったと思う)、大喝采。 実力あるもの、素晴らしいものには区別なく拍手を送る、評価する、そういうアメリカは私も素敵だと思う。 記録達成したイチローに駆け寄るチームメイト達、アメリカ人たちの賞賛のしかたを見て、アメリカのよさも実感したし、 本当に日本人として誇りに思う。 まぁ、最後にあまのじゃくとして書くなら、五輪の日本活躍の時もそうなんだが、なんか他人の仕事に「元気をもらった」とか言ってばかりで、その場喜んでるだけな雰囲気はいいとは思わないけどな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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