サイフ拾ったぁぁー、ひぇー、イケメン警察官
午前0時を少し回った頃、娘がバイトから帰って来るというので、駅まで迎えに行った。二人で、暗い道を歩いていると、横断歩道前に何やら、長方形の物体が。。。サ、サイフやん!!拾うには、拾ったけど、時刻は午前1時前。ここから、交番までは、結構な距離。辺りは、真っ暗だし。仕方がない、持って帰って中身を確認してご本人に電話しよう。運転免許証、保険証、カード類。。。どれを見ても、電話番号のってないよぅ。ネットで住所を調べたが、イマイチ場所がわからない。仕方なく、交番に電話を入れてみる。誰も出ない。巡回中なのか。。。市の警察署に、電話してみる。「あのぉ、サイフ拾ったんですけど、どうすれば。。。」眠そうな声の返事は、明日でも、明後日でも、近くの交番に届けてくださいとのことだった。えぇぇー、無くした人は、焦ってるだろうに。そんなのダメ!!やっぱり、交番まで行こう!眠い目をこすりつつ、パジャマ同然,ぼさぼさ頭で家を飛び出した。誰もいなかったら、交番のポストに入れて帰ろう。いや、むしろいない方がいいな、こんな恰好だし。。。そんな願いも虚しく、交番には人影が。。。扉を開けると、若くて、背が高くて、イケメンな警官が。あ、、、やばい。「ご本人に、届けば、それで良いので。」名前も名乗らず、慌てて交番を後にした。こんな、おばさんでも、やっぱり気にしちゃいます。女ですから。。。