「The Amazing Bud Powell, Volume One(ジ・アメイジング・バド・パウエル その1)」RVG Edition。
「The Amazing Bud Powell, Volume One 」。
(Bud Powell。1949 8/9, 1951 5/1)
・面子
Bud Powell(piano)。
Fats Navarro(trumpet)。#1-11
Sonny Rollins(tenor sax)。#1-11
Tommy Potter(bass)。#1-11
Curley Russell(bass)。#12-20
Roy Haynes(drums)。#1-11
Max Roach(drums)。#12-20
・収録曲目(mono)
1.Bouncing With Bud
2.Wail
3.Dance Of The Infidels
4.52nd Street Theme
5.You Go To My Head
6.Ornithology
7.Bouncing With Bud (Alternate Take #1)
8.Bouncing With Bud (Alternate Take #2)
9.Wail (Alternate Take)
10.Dance Of The Infidels (Alternate Take)
11.Ornithology (Alternate Take)
12.Un Poco Loco
13.Over The Rainbow
14.A Night In Tunisia
15.It Could Happen To You
16.Parisian Throughfare
17.Un Poco Loco (Alternate Take #1)
18.Un Poco Loco (Alternate Take #2)
19.A Night In Tunisia (Alternate Take)
20.It Could Happen To You (Alternate Take)
1.Bouncing With Bud
楽しい軽快な曲。ソニーのテナーサックスが心和む。バドのピアノはとても滑らか。
2.Wail
出だしから めちゃ早弾きな バドに合わせて 皆もめちゃ早。この早さで スイカを食べ続けていたら 志村けんさんを超えられるかもしれない(笑)。ファッツ・ナバロのトランペットが好い。
3.Dance Of The Infidels
邦題「異教徒たちの踊り」。出だしのファッツ・ナバロのトランペットが印象的。目覚ましに使えるかもしれない(笑)。やや早めのテンポの中、誰かが歌ってる。3分ない。
4.52nd Street Theme
邦題「52丁目のテーマ」。パチパチしている中、ファッツ・ナバロの早吹きから始まる。ファッツとバドの追いかけっこが楽しい。かなり早い。ソニー(・千葉チャンではない) も ファッツもバドも早い。熱い。終わり間際の ロイのドラムが格好良い。
5.You Go To My Head
やっとこ ゆったりとした曲。とはいえ、ゆったりでも容赦ないのがバド(笑)。華麗なる早弾きを弾きまくる。あっという間の 3分15秒くらい。
6.Ornithology
軽快なピアノ曲。誰か歌ってる。あっという間に終わる。
7.Bouncing With Bud (Alternate Take #1)
音質はやや劣る。バランスもあまりよろしくない。途中、バドは おそろしいくらいに早弾いてる。
8.Bouncing With Bud (Alternate Take #2)
こちらも音質はやや劣る。テイクの中では 一番長めの 3分15秒くらい。
9.Wail (Alternate Take)
本テイクよりも攻撃的かつ さらに早さが増しているやうな気がする(笑)。バドは こちらのテイクのほうが早い。バスター・キートンの映画のやうな曲(笑)。
10.Dance Of The Infidels (Alternate Take)
本テイクよりも早め。本テイクより早く終わる 2分50秒くらい。
11.Ornithology (Alternate Take)
ややピリビリしている。こちらのテイクのバドのほうが落ち着いて早弾いているやうに聞こえる。3分15秒弱。
12.Un Poco Loco
カウベルみたいなのが カチンコチン鳴っている。早いピアノ曲。カチンコチンが響き渡っているので 誰かの歌声は地味目に聞こえる(笑)。後半、マックス(・カバレラではない) のドラムソロが少々。
13.Over The Rainbow
薄っすらと ジュディ・ガーランドが浮かんでくる、めっちゃ早弾きなバドに首ったけな曲。
14.A Night In Tunisia
邦題「チュニジアの夜」。誰か 終始歌い続けちゃってる。ごきげんな感じなので分からなくもない(笑)。
15.It Could Happen To You
たまに バリビリと邪魔が入るけれど バドの早弾きは とても美しく素晴らしい。バドひとりきりの演奏。遠くの方で 声がする。
16.Parisian Throughfare
軽快な曲。ずっと歌っている。バドは絶好調。なぜか 突然にプツンと曲が切れて驚く(笑)。
17.Un Poco Loco (Alternate Take #1)
音質は微妙。カチンコチンのみ 鮮やかに聞こえる(笑)。短めな 4分弱。
18.Un Poco Loco (Alternate Take #2)
他のテイクと比べると やや大人しめな印象を受ける。でも気のせいかもしれない(笑)。マックスのドラムソロは ちょっとだけョ。
19.A Night In Tunisia (Alternate Take)
こちらのほうがもったりしている。誰かは やはり歌っているけれど 声がやや遠い。本テイクより 少し短めな 4分弱。
20.It Could Happen To You (Alternate Take)
こちらのテイクの方が あまりバリビリしていない。その分 重厚感があるやうに聞こえる。2分半弱と 本テイクよりだいぶ短い。
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2 in 1 っぽさと(笑) 別テイクも含めてだけれども 20曲も収録されているのは うれしい。なんか得をした気分になる(笑)。
🏠 WOR Studios (マンハッタン)
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