テーマ:暮らしを楽しむ(383734)
カテゴリ:ヒデコさんに首ったけ
「あぁ、くたびれた。幻の随筆集」。 (高峰秀子さん。河出書房新社 2018年) 高峰秀子さんは わたしが尊敬する女性のひとり。映画のなかの高峰秀子さんも好きだけれど、本のなかの高峰秀子さんも好き。ぜんぶがぜんぶ好き好き大好きというわけではないけれど、かなり好き(笑)。だから 甘々な目で ついつい見てしまう(笑)。高峰秀子さんがこの世を去ってしまってから 早いもので 9年も経ってしまったけれど、好きな想いは 変わらないまま わたしのハートを どきどきさせてくれる。わたしと高峰秀子さんとの出会いは もういつだったか 何の作品だったか 全く覚えていないけれど(「カルメン故郷に帰る」じゃないかしらとは思っている) 月に 1本は 高峰秀子さんの 何かしらの映画なり本なりを読み見しないと 落ち着かない、寝ても覚めてもいられないだなんて イジョーな日々があった(笑)。何がわたしをそうさせていたのか、何がジェーンに起ったか?(笑) いま考えてもよく分からなかったりするけれど(笑) 何か ひとつの大きな流れに溶け込みたい、スイミーといっしょに 大きな魚になってしまいたい(笑)、そんな気分だったのだろう。ま、何にせよ、きっと 高峰秀子さんの、あの日本刀か何かで ブァサッッと ぶった斬る「あのズバズバした感じ」に 痺れていたかったんだろうなって思う。これからも 新しいものは もう出てこないんだろうけど 出会ったら 読み見したい。 ♬ 「あぁ、くたびれた。」だなんて ヒデコさんっぽいタイトルの本は、雑誌等に載った ヒデコさんの 50年くらいの様々なことばを纏めたもの。少し本としては 断片的過ぎるところもあるけれど、ヒデコさんの文章の書き方、ことばは 読んでいて ほんと気分がすっきりする。(溌剌とした映画も同じ。) 文章の中の カタカナの使い方が(べつに意図して使っていた訳では無さそうだけれど) とてもお上手で素敵。 . お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.18 05:12:01
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