カテゴリ:【本】子供向け絵本
GW、どこも連れてってあげれなかったし、こどもの日もあったし、
ってことで、買っちゃいました♪ ちびくろ・さんぼ 出版社:瑞雲社 著者:ヘレン・バンナーマン、フランク・ドビアス 人種差別問題で絶版になった岩波書店のモノを、 瑞雲社が復刊させたものです。 これにあたって岩波書店では「なんでそんな事をするのか…」と、 理解できないといったコメントが出てましたね。 いやー、コレのどこが人種差別なのよ?! 逆に差別と思う方が分からないわね。 日本人て黒人に対して差別意識がないと思うよー。 悲しいけど、黒人ではない他の国の人には差別を持つ日本人が 沢山いるってことも事実だけど… (↑一般的日本人の話ね) だから余計に、絶版にならなきゃいけなかった経緯が理解できないです。 復刊を喜ぶ1人であったものの、買おうかどうしようかと ずっと迷っていました。 娘を寝かす前に、絵本を読むか、お話(昔話とか童話)をするかの どちらかなんですけど、サンボのお話もしたことがあります。 絵本だと視覚的な効果もあるし、美しい絵に触れることも大事なんだけど、 耳で聞いて頭で想像することも、とっても大切なんじゃないかなぁ って思うんですよね。 実際、娘も「トラがバターに~?!」って、興味津々な表情でしたし。 ま、でも買っちゃったし♪ ムズカシイ事考えてみても、欲しいものは欲しいんだな、やっぱ(笑) やっぱり面白いお話だよねぇ。 お腹の空いたトラ達が、洋服もらってカンベンしてくれたりさ。 グルグル回ってバターに…ならねーだろ~?!みたいな。 それ以前に、回るのを止めれなくなってるトラ達にも笑えるし。 で、ホットケーキを食べた数っ!あり得ねーっ! 私「2枚でお腹いっぱいだよ」 娘「ルナちゃんも…」 そして娘が気にしたのが、やっぱり真っ黒なサンボ一家のこと。 世界には色んな肌の色の人がいることを教えました。 日本人の中でもみーんな違う色だしね。 で、サンボは“ボビー”(ボビー・オロゴン)みたいかな~ と言うと、 「ボビーは茶色じゃん」だそうで…(汗) なんと説明すれば良いのやら… でも… インドではバター(作品中は“ばた”)を“ギー”と言います みたいな事が書かれていたんで、インドが舞台ってことだよね。 そうすると、ボビーに似てるっていうよりか、 先日行ったカレー屋さんの店員さん達にそっくり! ってことになるんだろうなぁ。 この絵本を読んで、黒人を差別しようと思う子供は絶対にいない! だからといって、そういう問題だけで片付けられることでは ないんだろうけれど… それでもやっぱり、子供たちに残していきたい絵本の1つです。 -------------------------------------------------- 【楽天ブックス】ちびくろさんぼのおはなし ↑コレは私が読んでみたいと思ってます。 100年前にイギリスで発売された本。 イラストも原作者が描いたものです。 同じ径書房からは、ちびくろさんぼ関連の本が、他にも出てます。 -------------------------------------------------- 人種差別として取上げられた理由の1つに、 「サンボ」というのが差別用語だから というのがあるようです。 黒んぼ って意味かな。 その語源をたどっていっても、混血児とか片輪とかなんだそうな。 確かにそういう言葉は、実際使ったら良くないかもしれないです。 「や~い、黒んぼ~~~」とからかわれたら… でもね、これ、名前ですよ、名前! そしたらね、「や~い、ボビーにそっくり~」って言ったら、 ボビーって名前が差別用語ってことになるんですかね? それって、世界に何人もいるであろうボビーさんに、大変失礼っ!! (って、ボビーばっかり出して、ごめんなさい!大ファンです♪ >ボビー) 他にもつまらん理由がいっぱいあるみたいですねぇ(苦) まぁ、いずれもバカげた大人の、つまらん正義感ですな。トホホ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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