「私を構成する9冊」というバトンを
インスタで見かけたので、勝手に参加（笑）
順番に意味なし。

１）リボンの騎士
言わずと知れた巨匠手塚治虫の作品。
小2の時にクラスの男子が突如貸してくれた。
表紙の美しさ（黒地に白タイトル、額縁の細かさ）に釘付け。
自分も描きたい！と、漫画家を目指すきっかけに。
同時期、宝塚にもはまっていた。

２）パールガーデン
萩岩睦美先生の温かい作品が大好き！
漫画家を熱く目指していた頃、
作風にはまったく影響しなかったのだけど（笑）、
いつも心をキレイにしてくれました。
今でも必須アイテム。

３）大高輝美のコロコロ人形
小3の時に親友のお姉ちゃんが作ったマスコットを見せてもらい、
大高輝美を知り、手芸の世界へ。
色んなものを作っても、結局はフェルトに戻ってくる。
私の手作りに対する根っこのところに、大高輝美がいるからだと思う。

４）なんて素敵にジャパネスク
中学時代、女子は、氷室冴子派と新井素子派に分かれてた。
思春期を共にしてきた氷室作品です。
氷室作品はほぼ全部に近いくらい読んでると思う。
いわゆるライトノベルのはしりなのかね。
ジャパネスクシリーズより好きな作品はあるけど、
つきあいの長かった作品なので。

５）キッチン
というか、同時収録されてる「ムーンライトシャドウ」が、
吉本ばななの作品の中では一番好き。
高校3年の時に、校内読書感想文コンクールで、
（650点の中から）2位だった、ムーンライトで。
コンクール始まって以来の3年連続入賞という記録も作っちゃったので、
忘れられない作品。
文章を書くことに真摯に向き合っていた。

６）これもすべて同じ一日
銀色夏生の写真詩集。
今では写真と詩を合わせた作品はよくあるけど、
当時は私にとっては衝撃的だった。
私の好きなものが合体してる!って。
結果、今、やってますけどね、私も（笑）
タイトルもすごく好き。

７）オンネリとアンネリのおうち
世界観が可愛い過ぎて鼻血。
好きなものに囲まれて暮らしていいじゃんね!と、
私の心を強固にしたー。
新作が出たみたいなので買いたい。
自分のために児童書を買うきっかけになった。

８）精霊ルビス伝説
ルビスと言えば知っている人は知っている、
ドラゴンクエストのロトシリーズに出てきます。
大好きなイラストレーターのいのまたむつみ先生が
絵を描いていたので読んだのだけど、完全にはまりました。
続けてロトシリーズも全部買った。
ゲーム中ではよく分からなかったことが、
全部繋がったカンジでした。
後に同じ久美沙織作品で、やはり同じくゲームのMOTHERを読みました。
はまった。
ゲームといのまた先生に散財していた頃。
でもこの時代がないと、旦那と出会ってなかっただろうなあ

９）とんでけブッチー
NHKおかあさんといっしょの人形劇。その絵本。
家に全部あって、その中でも、怪鳥ギャオの話と、
巨大アイスの話は大好きでした。
自分の記憶の中にある、一番最初の絵本。
ずーっと本とともに過ごしてきたんだなあ、って思い知らされる。
大人になってから、幼稚園に全部寄付しちゃったのよね。
とっておけば良かったなあ