瑠璃草のお買い物日和

今日は快晴ですが、強風です。

先週から風邪をひきまして、部屋にひきこもっています。
その間に、読んだ本をご紹介します。

・「就職相談員蛇足軒の生活と意見」松崎有理さん　2014年５月31日発売　角川書店

無口なシーノさんは大学院で博士号を取りましたが研究室を出され無職になりました。職安には行っていましたが研究職は見付らず、そのかわり職安特命相談員の蛇足軒さんの秘書となりました。そこに相談しにくる人達は本当に特殊な人？ばかりで、とても面白く読めました（笑）。私は松崎さんの物語の世の中が面白く、この中では一番にお勧めします。（先に代書屋ミクラを読む事をお勧めします）

・「代書屋　ミクラ」松崎有理さん　2013年９月20日発売　光文社

物語では「出すか出されるか法」（三年以内に一定水準の論文を発表できない研究者は退職せねばならない）が昨年の春に施行しています。研究者も大変な世の中。代書屋はその論文をお手伝いし、一定水準にするお仕事です。そのお仕事についたミクラさんは、何か一つ仕事を頼まれるたびに、素敵な女性に会いますがいまいちで失恋してしまいます。面白いです。

・「平成猿蟹合戦図」吉田修一さん　2011年９月30日発売　朝日新聞出版

新宿で働いているバーテンダーがある日、ひき逃げの現場を見て相手を脅迫しますが、逆に取り込まれます。そしてだんだんとんでもない事に・・・。いやー。面白かったです。

・「もぐら　戒　６」矢月秀作さん　2013年２月25日発売　中公文庫

今回は環境ビジネスの裏側に何かあると見た警察が探っていると、竜司さんの彼女が誘拐され体には爆弾が仕掛けられていました。そこには、外国の殺し屋もからんでいました。

・「ぼんくら　下」宮部みゆきさん　2004年４月15日発売　講談社文庫

テレビで放映中なので読みました。明日で最終回ですが、映像も物語も面白かったです。

・「ビブリア古書堂の事件手帖　５」三上延さん　メディアワークス　2014年１月24日発売

栞子さんが五浦さんに、ついに告白の返事をします。
　
・「無職転生　４」理不尽な孫の手さん　2014年８月31日発売　メディアファクトリー

今回は魔大陸から次の島に渡り、ミリス神聖国に向かうまでの冒険物語です。途中の港町で魔界大帝キシリカを助けたルーデウスは、特殊な魔力を授かります。

・雑誌「日経ＷＯＭＡＮ　2014年11月号」

手帳特集だったので、読みました。色々なタイプの手帳が紹介され、使い方を学べます。

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