今日は先日読んだマンガの話です。
マンガだけれどもマンガというには惜しい?というかすっごくマジメな漫画なのが
「はだしのゲン」です。
ご存じない方もやはりいらっしゃるのでしょうか。
私が初めて出会ったのは小学3・4年生ぐらいの頃。
クラスに持っている子がいてクラス中貸し借りで回されました。
子ども心ながらにその衝撃はすごく大きくて今だに内容を覚えているくらいです。
内容は広島に落とされた原爆の恐ろしさとその前後の混乱が、1人の少年の成長を通して描かれています。
このマンガを通して戦争&原爆に対して強い思い入れが私の中で生まれ、読んだ後に偶然家族旅行で広島にいって、原爆資料館&原爆ドームを見ることができたので更にその思い入れは強くなりました。
そんな私がが今広島に住んでいるのですから、運命って不思議なものですね。
あれから20数年たった今、「はだしのゲン」を知らないという旦那のために図書館で借りてきたので私ももう1度読むことに。
小学生の時に1度読んだだけなのに、覚えている部分がたくさんあってそれ自体が我ながら驚きました。
ただ最後の方の話の内容で記憶違いはありましたけど。
戦争を知らない私たちの世代には1度は是非読んで欲しいマンガです。
ちなみに、私ってマンガでも小説でもドラマでもハマルとその物語の中で自分がすっかり入り込んでしまうんです。
「はだしのゲン」を読んでいる最中にご飯の支度をすると、ご飯を食べられるありがたさをすごく感じて”これで十分”とついついおかずの品が少なくなったりしちゃいました^_^;
もう1つちなみに、原作者の中沢啓治さんに実際にお会いしたことがあります。
中学くらいのときに私の地元の小さな田舎町に講演会に来てくださったのです。
役場であった講演会に足を運び、サインをもらおうかとも思いながら恥ずかしくてできなかった記憶があります。(^^ゞ
いずれにしろ是非とも1度は読んでみることをオススメします。