花展への出瓶、無事に終了しましたーー。
もう3日間疲れました。何って精神的な疲れが一番でしょうかね。
花展にまともに出瓶するのはほとんど2回目で、1回目は社中展(先生のお弟子さんだけで作る花展のこと)だったので、先生におんぶに抱っこというか、お任せの部分も多かったので今回は初めての経験といってもおかしくなかったんです。
そんな私の作品を一応ご紹介しますね
自分で編んだ帽子型のエコのかごにいけました。
花材選びは先生が私に任せた!とおっしゃって全く関与していませんし、ものすごく沢山のお弟子さんを抱える先生なので、作品の最終チェックや花展全体のチェックをするのに多忙で、私のはチラッと見ていただいた程度なんです。
だから不安がいっぱいで。。。
花材は アジサイ・ブルースター・カーネーション・ギボウシ です。
季節的にアジサイを使ってみたかったのと、ブルースターがあまりに可愛いので使ってみたかったのでこの2つのみ事前に注文し、あとは花展前日の花屋さんの花を見て決めました。
当初はトルコ桔梗と思っていたのですが、このカーネーションの淡いピンクが気に入ってこちらにしました。(画像よりもっと淡いピンクで、あじさいやブルースターの青に合うと思ったんです)
取り合わせについては、カワイイ雰囲気になって先生もよい、とおっしゃってもらえましたし、良かったかな?
しかしなーんにも考えずに、いけたいものを選んだ花材ですが、前日夜、会場でいけこみをしていると同じお弟子さんの先生方から、「アジサイ、持つといいねぇ」と言われてギョギョッ!としました。
アジサイは水あげが悪い花で、会期中にダメになってしまうことも多いそうで。。
以前のお稽古の時に自宅でも何の問題もなかったので安心していたんですよねぇ、私。
ミョウバンを切り口に刷り込んで水切りするといいのよ、と教えてもらうもいけこんでいる会場で言われても何の準備もしてなかったのであとのまつり・・・
デパートが会場でしたが、夜はエアコンが切れて暑くなるので朝見ると花がダメになってしまうことも多いそうなんです。
また、いざという時のための予備のお花をあまり準備していなかったので(というか予備がそんなに必要と思ってなかった・・・)、まだ夕方の時間帯のうちに花屋さんに買い足しにいったりバタバタでした。
花展初日の朝見に行くと、なんとか水揚げは大丈夫だったので安心していたら、2日目の朝はアジサイがヒドイことになっていて愕然
2日目は講習会があって旦那が仕事で留守のため娘を連れていたこともあって、朝のんびり目にでかけていたので真っ青でした。
先生が気づいてくださって、アジサイを抜いて水揚げしてくださっていたのですが、もうオープン時間がせまっていて間に合いそうもなく、1本だけ持っていたアジサイの予備でなんとかいけ替えました。
直前に近くにいた方がブルースターの予備を持っていらっしゃる方に声をかけてくださって私にわけて下さったりして、なんとかこうとかいけ替えられましたが、時間もなかったのでちょっと雑になってしまいました><(なので2日目の花は↑の画像とはだいぶ違っています)
そんなこんなで、花は養生することが大事なこと、花展の時の心得など、本当に勉強になることばかりでした。
そして前日もいれて3日間、会場と自宅の往復が続いたのと、心労でドッと疲れました
ちなみに昨日夜、撤花(会期が終わってひきあげること)に行ったら、朝はしおれて見られない姿になっていたアジサイが、予備の花をいれてあるバケツの中で見事復活していました。
朝、先生がミョウバンを刷り込んでいただいたおかげとバケツの深水にいれていたのがよかったようです。そこで改めて養生する大切さが身にしみてわかったのでした。