今月は花展があったため、約1か月ぶりのお稽古になりました。
そして今日の花材はなんと散り紅葉でした!
散り紅葉、、様式のお花ですが、名前の通り、水の中に落ちた紅葉が主役なんです!
水盤には、手前に広い水面があり、奥に日陰によって川岸がつくられています。
そこには苔つつじ、女郎花(おみなえし)、竜胆と、秋を代表する草花がいけられており、手前の水面に浮いているのは、紅葉した楓の葉のみ。里の川辺に咲いた秋草のもとに流れ着いた楓の葉は、はるか山奥の上流で色づいて散り落ち、渓流に流されてここまで来たという、ドラマを表現しているのです。
小原流「挿花」より抜粋
こういう花があるのは知っていましたが、実はいけてある実物を見るのも初めての私。
ちょうど今月の「挿花」の特集がこの散り紅葉だったので、それを見ながらのお稽古でした。
また先生がいけてくださった見本(日陰ぬきで)もあったので、いけやすかったかも。
写真はイマイチな写りですが、実物はもうちょっといい雰囲気なんです。
こういう小原流独自の世界をいけられるのは嬉しいことです!
女郎花が随分傾いていますが、今日の女郎花はあまりきれいじゃないうえに、変な曲がりの入ったクセのあるものばかりだったので、その花の曲がりに合わせて先生がわざと倒してくださっています。
本や見本を見ながらいけたのと、久しぶりに日陰を敷いたのでやたら時間がかかってしまいました><
日陰をしいただけでも疲れちゃった気がします^_^;
日陰の敷き方も過去に何度も指導いただいてますが、そのたびに同じような指導をうけている気がして、身についていないのが実感しますわ、、トホホ