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テーマ:今日聴いた音楽(74146)
カテゴリ:英米POPS,ROCK
☆プロコル・ハルムの中心人物で、1967年の名曲「青い影」(原題:A Whiter Shade of Pale)を共同作曲・歌唱したゲイリー・ブルッカーが2月19日に自宅で亡くなった。 死因はがん。享年76。バンドの公式サイトで明らかになった。 英ロンドン生まれのブルッカーは、前身バンドのパラマウンツを経て、1966年に作詞家のキース・リードとともにプロコル・ハルムを結成。 ブルッカーが共同作曲、ピアノ、リード・ヴォーカルを担当した翌年のデビュー曲「青い影」(原題:A Whiter Shade of Pale)は世界的大ヒットを記録。 同曲はローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高の500曲」で271位にランクインしている。 その後もブルッカーは、1977年にバンドが解散するまで多くの楽曲をリードと共作。 解散後はソロ活動の傍ら、エリック・クラプトンのバンドに参加し、ジョージ・ハリスンやリンゴ・スターと共演。 アラン・パーソンズ・プロジェクトの作品にゲスト参加もしている。 プロコル・ハルムは1991年に再結成し、アルバムを発表しながらツアー活動を行った。 ブルッカーは2003年、チャリティ活動が評価されてMBE(大英帝国勲章5等勲爵士)を授与されている。 『青い影』は、バッハ風の美しいオルガンの調べをバックに、リズム&ブルース調のメロディーが歌われるという元祖プログレッシヴ・ロックとも呼ばれる傑作で世界的なスタンダードナンバーとなっている。 日本でもこの曲にインスパイアされた曲として『あなたが欲しい』(ハプニングス・フォー)や『翳りゆく部屋』(荒井由実)などが良く知られている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 13, 2022 06:01:01 AM
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