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2016.05.10
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カテゴリ:中公新書

インドネシア 多民族国家という宿命 中公新書 / 水本達也 【新書】


アクト・オブ・キリング《オリジナル全長版》
 映画ファンにとってインドネシアと言えば、『首だけ女の恐怖』での半笑いの存在から、『アクト・オブ・キリング』と『レイド』の二作であっという間にハンパねえ暴力の国に出世したことは否めないと思う。
 で、その国の基礎を学ぶべくこの『インドネシア 多民族国家という宿命』というわけです。
 2006年に出た本なので、新興国の動きの速さを考えると足りない部分も当然あるが、スカルノ政権からユドヨノ政権までの流れはまとまっていると思う。
 インドネシアで軍がかなりでかい顔をしていたのが、スカルノがオランダに身柄を抑えられた際も、抗戦を続け、独立が国際的に認められる貴重な時間稼ぎになったからだそうな。(チョット夏侯惇と韓浩のエピソードに似てる)
 一番の収穫は『アクト・オブ・キリング』で見るものをドンびかせた官製暴力団「パンチャシラ団」。そのパンチャシラが国の第一の標語のようなもので満州国なら「五族共栄」団を名乗る連中があんなことをやっていたということが分かったこと。
 9月30日事件について詳しくはこちら。
 
 
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『9.30 世界を震撼させた日――インドネシア政変の真相と波紋』。スカルノの中国への接近がイギリス領マレーとの国境問題に端を発するものとは知らなんだ。

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Last updated  2016.05.10 22:31:56
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