カテゴリ:会計士の仕事って?【特別編1】
それではさらに詳しく、
監査チーム内での役割分担を話しましょう。 社員はさておき、 現場責任者以下のメンバーは、 基本的に 科目を割り当てられます。 科目ってのは 勘定科目のこと。 勘定科目ってなに??? びーえす入門とか ぴーえる入門のシリーズで書いてるような、 「現預金」とか、 「受取手形」とか、 「借入金」とか、 そういうのを勘定科目っていいます。 要するに、 「○○君は、現預金担当」 「○○君は、受取手形担当」 ってなふうにして BSとPLのすべての勘定科目を 各メンバーに割り当てるわけです。 で、 チームの中には 未熟なメンバーもいれば、 けっこう経験と知識を積んだメンバーもいる。 そういう各人の経験とか能力を考慮して、 誰がどの勘定科目を担当するかを 現場責任者が決定します。 新人さんとかだと、 「現預金」 「借入金」 「人件費」 「販売費及び一般管理費」 なんかが多い。 少し慣れてくると、 「売掛金」 「買掛金」 「受取手形」 「支払手形」 もっと慣れてくると、 「売上」 「売上原価」 「棚卸資産」 さらに経験と知識を積んで、 「貸倒引当金」 「退職給付引当金」 「法人税等」 現場責任者クラスになると 例外的、臨時的な多額の取引や 訴訟案件などに絞って担当します。 こういう役割分担をしながら監査は進んでいくわけです。 (ただ、あくまでオーソドックスな例というだけで、 上記以外のケースもいろいろありますけどね。) 株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月18日 14時17分21秒
コメント(0) | コメントを書く
[会計士の仕事って?【特別編1】] カテゴリの最新記事
|
|