カテゴリ:カテゴリ未分類
☆売上原価。
→売上原価は、商品を売るためにかかった費用。 仕入れにかかった費用。 売上原価も簡単なようで、実は難しい。 たとえば製造業の場合、ガンガン大量に作れば作るほど、 1個あたりのコストは安くなる。 だから、ガンガンつくりまくって、 今まで1個100円やったコストを削減して 1個70円まで、下がった。 で、売値は1個200円。 そしたら、今までは1個あたりの利益が 100円やったのに130円に増える。30%増! そのかわり・・・ 売れない商品が倉庫に山積み・・・ これぞ会計の不思議。 もったいないことすればするほど、利益は増えてしまう。 だからこそ、株式投資をする人は、 「回転期間分析」をして、 企業がこんな無茶なことやってないか検討しなければならない。 IRに聞いたって、しらばっくれる。 「当社の商品は売れます!」 って言っちゃえば反論しにくいからね。 ☆販売費及び一般管理費 →商品仕入れてから売るまでにかかる必要経費。 販売費及び一般管理費には、 いろんな項目が含まれている。 たとえば、 ・商品を得意先まで運送するための運送費 ・従業員のみなさまへのお給料 ・営業マンの出張などに必要な旅費交通費 なかでも大切なのは ・試験研究費 ・減価償却費 ☆研究開発費 →その名の通り、新しい技術やなんかを研究したり開発したりするための費用。 製造業の会社を見るときは、研究開発にどれだけお金を使ってるかが重要ポイント! 研究開発費はポリシーコスト(政策的な費用)と言われるもので、 要するに経営者の裁量で簡単に増減させることができる。 短期的な利益を増やしたければ研究開発費をカットすればいいし、 短期的な利益を減らしても中長期的に企業の繁栄を願う経営者は、 研究開発にがんばって投資するわけだ。 だから、研究開発費を同業他社と比べたりすると、 研究開発に対する経営者のスタンスがわかる。 ☆減価償却費 →建物や機械といった固定資産を買ったときの代金 たとえば、100億円の建物を買ったとすると、 この100億円は、企業にとっての費用です。 だけど、建物買った年にイキナリ費用100億円なんてやっちゃうと、 もう大赤字になっちゃう。 よーく考えてみると、建物って1年間しか使えないわけではなく50年間は使える。 ってことで、 毎年100億円÷50年=2億円/年 を費用に計上しよう!(それを50年間続ける) これが減価償却費! 毎年ちょこっとずつ費用にしていくことを 減価償却する、 というわけだ。 このように減価償却の対象になるのは、 1年以上使えるもので、かつ、いつかはなくなってしまうもの。 建物、機械、備品、車両、ソフトウェア、特許権などが挙げられる。 逆に対象にならないのは、 土地(いつまでたってもなくならないから)、 企業の商品(1年もたたずに売っちゃうから)などが挙げられる。 株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月13日 21時44分34秒
コメント(0) | コメントを書く |
|