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2012.01.01
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カテゴリ:日常生活
 今日の元日は晴れのち曇りの天気予報です!!

 天に昇る神獣の竜、めでたいことの前兆、辰の竜を飾ると開運を招くとよく言われます・・・「りゅう」と言うと概ね爬虫類のような外見を持ち、鰐のような頭部、鋭い牙や爪などを備えた強靱で賢い生き物、とイメージしてしまいます~~~「りゅう」と読む架空の生物は、漢字で書くと<竜と龍>の二種類があるし、英語では「ドラゴン」と言っています(竜と龍は同じ生物を示す字なのか(?)、そして、「りゅう=ドラゴン」というのは正しいのでしょうか?)!!

龍1.jpg

 「竜」と「龍」とは、別種の生き物を指す言葉だそうです・・・「りゅう」を漢字で『竜』と書くと、これは東洋的デザインの「りゅう」で(胴は長く蛇のように伸び、頭部はワニのような形状で、鹿の様な角が生え、四肢はその体躯に比して小さく、鷹のような爪が生えている、という感じ)~~~「竜」の起源は古く、恐らくは殷代にはその姿が定着していた物と思われますし、陰陽五行の『四聖獣』(或いはこれに麒麟をいれて『五聖獣』とする事もある)の代わりに、東海青竜王・南海紅竜王・西海白竜王・北海黒竜王を擬した『四海竜王』という存在も、『封神演義』や『西遊記』が成立した時には存在していました!!

 一方「龍」の方も、その起源は古いものですが「竜」ほどのものではないいわれています・・・ということは、「龍」という漢字自体が「竜」よりも成立が遅く~~~これは<龍が竜の正式字体でも何でもない事を示すと同時に、「龍」の存在が「竜」よりも後発のものであるという事らしい!!


「龍」は、それを示す定型のようなものが、「竜」と違って存在していないといわれています・・・仏教の『龍王』はと言うと、『竜』というより、ギリシア神話のエキドナやスキュラのような外見で、あまり一般的な「りゅう」のイメージとは、西洋・東洋ともに当てはまらないとか(この龍王には兄弟がいて、それが「八大竜王」とというわけですが、これも実のところは「八大『龍』王」と書くのが正しい形のようだそうです!!

 
 『龍』と称される生き物(蜥蜴のような胴に長い首を持ち、尾は長くて後脚は太く大きく、前脚は小さいがやや器用に動く)など、どこかで見たような外見的特徴を備えている物も少なくありませんので、これは、西洋的なの「ドラゴン」の特徴を指しているとみているようです・・・「竜」と書くと東洋的特徴を備えた『りゅう』を指し、「龍」と書くと西洋的、また、それ以外の特徴を備えた「りゅう」を指しているようです~~~ということで、しばしば混同されたりして使用されている「りゅう」という二つの漢字は、実はそれぞれにちゃんと意味がありますね!!

 「竜」と「龍」とは違う生き物、そして<「龍」イコール「ドラゴン」>だとすると、<「竜」は「ドラゴン」ではないのか?>と・・・厳密に言えばノーですが、一般的にはイエスだそうです~~~漢字では「りゅう」を表す言葉は『竜』と『龍』があり、英語では一般的に『ドラゴン』だけがそれを表す言葉(でも、実はそうでは無かったらしい)!!

ζ.jpg

 『Longworm』という単語があります・・・日本語に訳すと『長虫』、つまりミミズのように細長くて脚のない虫を指しますが、実はこの単語には別に、指し示す存在があります~~~その生物の姿は、大きな鰐のような頭に蛇のように細く長い体躯、強靱な鱗でその全身を鎧っていたと言われますから、脚こそ存在しないものの、これは東洋風の『竜』によく似た姿だそうです!!

 ということで、「竜」イコール「LongWorm」で、「龍」イコール「Dragon」と思われますが・・・時代が進むと同時に<LongwormとDragonは混同が進み、LongWormを、ほぼDragonと同様の姿に(LongWormとDragonは現在では双方共に英単語となっていますが、元は違う言語の言葉であったという説も存在しているようです)~~~日本では『龍』と『竜』が混同のようです!!

 「竜」と「龍」、それと「りゅう」と「ドラゴン」・・・これを厳密に使用するのはあまり意味がないかも(竜と龍、LongWormとDragonも、基本的に厳密に区別する必要はありませんね)!!

 もう少し・・・続きます!!

 十二支の5番目辰年に登場する”竜”、中国では皇帝のシンボルで、伝説上の神獣ですが、天をつかさどる竜は古代の人々にとって雨乞いの神、水の神、海の神として竜蛇信仰と結びついていて、干ばつが続くと雨乞いし、 竜が現れるとめでたいことの前兆でした・・・竜は豊穣のシンボルと同時にあらぶる荒神で人々が畏れあがめる神でもあって、辰の竜は首振りの型で^威厳^が有ります。

 理想が高くスケールの大きい辰の竜は、古代から人々に存在しましたが、中国から仏教伝来とともに姿がはっきりしてきました・・・角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼、身体は蛇、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛と様々な動物の姿(竜のイメージは”雷や川”です。時には恵みを、時には災難をもたらす川に、竜の姿を重ね合わせました)・・・邪を払う縁起の良い辰の竜 は雨乞いの民間信仰の対象ですが、その他にも人々の暮らしの中の行事の中に登場し、 村へ悪霊が侵入するのを防いだり、害虫や疫病を村の外に送り出したり、様々な形で見ることができま(竜は、お釈迦さまを洪水から助けた故事があって、仏敵を払う意味もあります)~~~竜(りゅう、りょう)は、中国神話の生物で、古来神秘的な存在として位置づけられてきた!!

 旧字体では「龍」ですが、字としては「竜」の方が古く、甲骨文字から使われています・・・荘厳にするため複雑にしたのが「龍」で~~~「龍」は今日でも広く用いられ、人名用漢字にも含まれています!!

 ドラゴンの訳語として「竜」が用いられるように、巨大な爬虫類を思わせる伝説上の生物全般を指す場合もあるし、恐竜を始めとする化石爬虫類の種名や分類名に用いられる saurus (Template:Lang, トカゲ) の訳語としても「竜」が用いられていて、今日では広範な意味を持つに至った「竜」!!

 様々な文化とともに中国から伝来し、元々日本にあった蛇神信仰と融合し、中世以降の解釈では日本神話に登場する八岐大蛇も竜の一種とされることがあります・・・古墳などに見られる四神の青竜が有名(他にも水の神として各地で民間信仰の対象となり、九頭竜伝承は特に有名)で、灌漑技術が未熟だった時代には、旱魃が続くと、竜神に食べ物や生け贄を捧げたり、高僧が祈りを捧げるといった雨乞いが行われていました(有名なものでは、神泉苑(二条城南)で弘法大師が祈りを捧げて善女竜王(清瀧権現)を呼び、雨を降らせたという逸話があります)!!

 日本国内には、京都府の相国寺、栃木県の日光東照宮の薬師堂、長野県の妙見寺など、3箇所の寺院で「鳴竜」などと呼ばれる仕掛けがあり、堂宇の天井に大きな龍の絵が描かれていて、この真下で拍子木を打ったり拍手をすると、定在波によりパァァーンと響き、それが竜が鳴いているように聞こえます・・・かつて青森県にも竜泉寺にこの鳴竜がりましたが、焼失したため現存してはいません!!

 元旦は晴れで、元日は午後から曇りのようです・・・元旦の庭に出て^(^。^)y-.。o○^しながら、<天に昇る神獣の竜、めでたいことの前兆、辰の竜を飾ると開運を招くとよく言われ>今年の初売りで、辰の竜の置物を求めて飾りましょうかと思っていた元旦でした。





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Last updated  2012.01.01 14:08:23
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