|
カテゴリ:カテゴリ未分類
私:「日本語が亡びるとき」1.2.3に刺激されて、俺の英語遍歴を思い出したね。 俺たちは、軍国少年だった。 英語は「敵性語」だったね。 だから、俺は敗戦後、中学で英語にふれたときはショックだったね。 同時に、別な世界が開け、すごく好奇心に駆られたね。 古代の日本人が中国の漢文を見たときと同じくらいのショックかもね。 古代は一部のインテリがショックを受けたのだろうが、敗戦後は、普通の日本人もショックだったね。 A氏:当時、「日米会話手帖」が驚異的なベストセラー(360万部)になるほど、日本人は英語に興味を持ったね。 私:俺の家は商人の家で貧乏だったが、中学時代に親父に頼んで英文毎日をとってもらった。 A氏:新聞英語は、単語がきまっているらしいね。 私:そうだね。 A氏:しかし、中学で英字新聞を読むとは、早熟だね。 私:中学生3年生くらいになったら、辞書なしで大体、新聞は読めるようになったね。 A氏:放送のテーマ曲が「カム・カム・エブリボディ」で始まったので、「カムカム英語」と言われたね。 私:薄っぺらなテキストが毎月発行されるのだが、その後に読者の投稿欄があるんだね。 A氏:高校時代はどうだったの? 私:もう、受験英語の時代だね。 A氏:大長編ではないの? 私:厚い本で、貸し出し期限の3週間たっても、読み終わらない。 あるとき、英語の授業に、進駐軍の将校の奥さんが来て英語で話した。 しかし、その後の経験からすると、公立の中学、高校の英語で英語の読み書きは充分だし、たいした費用をかけなくても、俺のように一人で学ぶことが可能だね。 俺たちの学生時代の英語は、読み書き中心のため、会話、特にヒアリングに弱いね。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.06 13:01:06
コメント(0) | コメントを書く |