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私:以前、建築士の人が、法隆寺の建築を見て、その技術はすごい、釘を使わないで耐震性もあると、会うたびに言っていたことがあった。 A氏:日本の伝統的な技術は、ほとんど職人芸で伝わってきたからね。 私:日本人に構築性が無い原因として「文章に関係節がないからだ」というものがあるという。 A氏:英語は複文構造、階層構造だね。 私:それとアルファベットと漢字も構築方法が違うね。 A氏:ある意味でデジタル思考だね。 私:だから、日本人にとっては、世界が有限の原子の組合せでできているという考え方は相当遠いと養老氏はいう。 フランスの庭師は、設計図を描いてから、仕事に入るという。 A:君のブログで宮中祭祀を扱ったのがあるが、祭祀のやり方は、文書で書いて伝えるのでなく、全部、口頭で伝えられ、先輩の行動をまねるんだね。 私:音楽も日本人は構築力に弱い。 それにしても、驚いたのは音のデジタル技術の発達だね。 A氏:そのうち、カラオケでも下手に歌っても、修正されて流れるようになるかね。 私:今、着信メロディーとして流れている音楽はほとんど修正されてつくられているという。 久石氏は、音程もリズムも修正された人工的なデジタルデータとして加工されたものが、はたして音楽としていいものなのかと問題を提起しているね。 明日は、音楽の効用についての話に移ろう。
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Last updated
2009.09.24 07:43:38
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