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知的漫遊紀行

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Ryu-chan6708

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2009.09.25
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耳で考える                                  

モーツアルトの音楽は頭にいいというが、科学的根拠はないという。
  医学自然科学ではないという。
  わからないことがまだ多いという。
  麻酔で意識が無くなるというのも科学的な説明がいまだにできていないという。

A氏人体は、自動車と違い「神の創造物」だから、分からないことが多いんだね。
  その人間が活動する社会や経済が科学にならないのと同じだね。
  俺たちが若い頃は、手術したらできるだけ安静だったが、今は、できるだけ早く運動開始だね。
  切り傷なんかも、殺菌剤を塗布し、バンドエイドをするというのが、今は、水洗い程度で後は放置するのがよいというからね。

私:「モーツアルトは胎教にいい」ということも科学的な根拠がない。
  
ただ、胎児はお腹の中で母親の音を聴いているというのは科学的に証明されている。
  胎児は、生まれる前から母国語と他の言語との違いが分かっているという。

A氏:英語圏では英語のトレーニングはそこからすでに始まっているんだね。

ギリシャのピタゴラス派では、「あっていい音楽は2種類しかない」と言っていたという。
  1つは、戦争に行く時や、皆が団結しなくてはならない時に勇気を鼓舞するもの
  もう1つは、平和の時に、より人の話に耳を傾けるような目的をもった平和的なもの
  逆に、人の情動を煽ったり、遊興を誘うような音楽はあってはならないという。

A氏ナチスの行動の精神的なバックボーンは神話と音楽だというね。
   ヒットラーワグナーを愛したという。
   ワグナーは人の情動を煽るのがすごい。

  そう言えば、ベトナム戦争を描いた映画「地獄の黙示録」には、アメリカ軍の指揮官が、ワグナーの音楽を流しながらヘリコプターから攻撃をしていたシーンがあったように思うね。

ソ連の共産党体制下では、ピタゴラス派のいう情動を煽ったり、遊興に誘うような音楽はダメで、勇気を鼓舞するものでなくてはならないという発想だったという。
  中国共産党も同じだし、北朝鮮もそうだね。

A氏:中国はだいぶ変わってきたようだね。
  俺は、十数年前に、中国本土にツアーで行ったが、テレサテンの歌など、建前は禁止だったが、テープなど売っていたね。
  俺は、彼女のきれいな中国語で歌っているテープを買ってきたよ。

音楽が政治や宗教によく利用されるのは、それだけ音楽には人心を煽る力があるということだね。
  ところで、養老氏は、虫の研究をしている時には、CDをかけたり、iPodをしていたりするという。
  集中している時は気にならないが、思考の途中で、ふっと気持ちがよそに行く時に、聞こえてくる音楽が気持ちのいいものがいいという。
  「聴きなさい!」という強制的なものはよくないという。
  アニメの宮崎駿氏も絵コンテ切っている時など、絶えず音楽を流しているという。
  意識には入っていないんだが、何か影響を受けているらしい。

  俺のミニコンポなんか、全く聞いていないで、死んだ状態だが、なるほど、そういう耳を使うという手があったかと思い、読書に集中している時の、バックグランドミュージックとして使おうかと考えている。

  考えてみると、音楽から離れた毎日となっているね。
   耳をあまり使っていないね。

  明日は、自然の音と絶対音感について語ろう。

 






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Last updated  2009.09.25 06:38:44
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