3696448 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

知的漫遊紀行

知的漫遊紀行

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Ryu-chan6708

Ryu-chan6708

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

Freepage List

Headline News

2010.07.12
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類


                                   
絶対こうなる!日本経済

選挙結果は、事前の世論調査を反映したような結果になっているね。

  ところで、この本のカバーに「2時間で今がわかる」とあったが、新書版だから、それくらいで読める。
  そのためか、ビニールでシールしてあって、立ち読み不可能になっていたね。
  税込で999円
  榊原英資氏、竹中平蔵氏、田原総一朗氏の3人の鼎談は、興味があるので一応、買ったよ。

  この鼎談が行なわれたのは、鳩山首相退陣前だが、榊原・竹中両氏とも、選挙前までに鳩山・小沢はやめるだろうと予測していて、後は菅氏が有力だと言っているね。

A氏:その通りになったね。

榊原・竹中両氏は、経済政策論では、お互いに対立している部分があるが、共通の認識もあるね。

   まず、リーマンショックの影響がすくないはずの日本が、世界のどこよりも大きな打撃を受けのたかという原因は、榊原氏は輸出依存増が原因だとしているね。

A氏竹中氏は、内需は多いと言っていたね。

:この本では竹中氏は輸出依存増になったことは認めているね。
  しかし、原因はポスト小泉の安倍、福田、麻生政権で改革をやめたからだという。
  その後、2010年に二番底の恐れがあったが、現在、回避されているのは、中国経済の好調とアメリカ経済の回復傾向榊原氏はあげているが、これは竹中氏も同じ認識だね。

  リーマンショックにより金融資本主義は崩壊したと榊原氏は言うが、竹中氏は資本主義の崩壊でなく、変化だという。
  百年に一度の経済危機というのは大げさだと竹中氏はいう。
  この点は、榊原氏と対立した認識だね。

A氏日本の経済力の低下については両氏の意見はどうかね。

私:榊原氏は日本のビジネスモデルが、グローバル化した時代に対して時代遅れになっているという指摘だね。
  竹中氏もそれを認めるが、法人税の引き下げなど国が適切な政策をしてこなかった結果だという。

A氏:また、法人税の引き下げが出てきたね。
  だから、日本ではiPadが出てこなかったのかね。

竹中氏は、日本には潰れするはずの企業政府が補助してゾンビのように生き延びさせているという。

A氏JALがそうだね。 

私:竹中氏はJAL救済には反対だね。
  榊原氏も日本は全日空一つでいいと言っている。

  日本は自動車、電機、一般機械・鉄鋼の4業種輸出競争力は強いが、雇用は日本全体の7パーセントだという。
   竹中氏は、日本は国際競争力がある部門と、農業のような手厚く保護されて非常に効率が悪い部門があるという二重構造になっているという。
   その生産性を低い部門をもっと競争させ、強くする政策を政府がとっていないという。 
  榊原氏も二重構造を認めていて、産業政策も製造業以外の活性化にシフトすべきだという。

A氏ビジネスモデルだが、こないだ新聞で韓国は日本の技術をうまく利用してビジネスで成功しているという記事があったね。
  しかし、韓国はオリジナルな技術がないとして問題にしているという記事にはあった。

:その点、榊原氏・竹中氏ともに、日本には技術力はあるが、商売は下手だとしているね。
  それにグローバル化してから、外国では、国が一緒になって商売をしている。
  日本は官民癒着で嫌うがね。

A氏:商売のうまい国は二枚舌なのにね。

私:しかし、榊原氏・竹中氏ともに具体的なこれからの日本の産業政策の絵はもっていないね。

 明日は、いよいよ、本番の財政問題にふれよう。

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.07.12 09:47:50
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.