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テーマ:ISOについて(477)
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私:用語定義集のISO9000(ISO9001ではなく、最後の1は0である)では「3.8.2 検査」のところに、「必要に応じて測定、試験又はゲージ合わせを伴う、観察及び判定による適合性評価」とあるね。 A氏:ということは、「検査」は現物を扱う現場作業的な内容になっているのに対して、「検証」は事務的な仕事内容を感ずるね。 私:その通りで、「検証」は必要だが、「検査つきの検証」と「検査なしの検証」が考えられるね。 私:2000年版の大改訂で、「検査」という言葉が基本的になくなり、「監視及び測定」に置き換わった。 私:しかも、「監視及び測定」の用語は定義集にないしね。 A氏:何故、残ったのかね。 私:10年もたってそのままだが、修正漏れだろうね。 ところで、「検査」という用語は、日本のJISでは、「品物をなんらかの方法で試験した結果を、品質判定基準と比較して、個々の品物の良品・不良品の判定を下し、又はロット判定基準と比較して、ロットの合格・不合格の判定を下すこと」とあり、「検証」という言葉がないね。 A氏:何故だろう。 私:「検証」と「検査」という言葉の分離から、「検証者」と「検査員」を分離できるね。
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Last updated
2011.04.18 09:57:26
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