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知的漫遊紀行

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Ryu-chan6708

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2011.06.07
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【送料無料】若者よ、マルクスを読もう                                            

:この本も一昨日の「灘高」と同じく昨年の9月に図書館に予約したものだ。
  両氏の手紙の往復8回からなっている。
  マルクス高校生向けに書いたものだという。
  著者の意図は、マルクス主義の宣伝でなく、マルクスの本を読むと思考の枠に捕らわれない発想になるのだという。

A氏資本論の解説かね。

:いや、マルクスの20歳代に書いた著書が中心だね。
  「共産党宣言」「ユダヤ人問題によせて」「ヘーゲル法哲学批判序説」「経済学・哲学草稿」「ドイツ・イデオロギー」の5つをとりあげているね。

A氏:本の副題の「20歳代の模索と情熱」とは読者の高校生のことでなくマルクスのことか。

私:マルクスは既存の思想を追求し、新しいものを創造していくんだね。
  20歳代では、マルクス主義は完成していないが、その萌芽を知ることができるね。
  そして48歳の「資本論」に至るまでの模索と情熱はすごいものだね。

A氏:この本はマルクスの入門書としてどうかね?

:著者がいきなり「資本論」でなく、マルクス20歳代の著書の解説から始めたのは正解だね。
  マルクス模索の過程を知ることで、わかりやすくマルクス主義の基礎を知ることができるね。 
   共産党が「暴力革命」だというのもマルクスにはないね。

  俺たちがマルクスのいろいろな本を読んだのは、高校生頃だが、この本を読むと「ブルジョア」「プロレタリアート」「疎外された労働」「生産手段」「生産関係」「唯物論」「史的唯物論」「上部構造」「下部構造」など懐かしいマルクス主義基礎用語が登場するね。

A氏:懐かしい言葉だね。
  俺たちは高校生の時に読んでいるが、今の高校生でもわかるだろうね。

:この本だけだとちょっと難しいかも知れないね。
  予備知識が必要かもね。
   俺たち世代には復習のようにすらすら読めるが。

  この本は、マルクスの20歳代の著書の解説が中心だが、次に第2冊目が出るらしい。
  それに期待したいね。

 






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Last updated  2011.06.07 08:13:36
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