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私:稲盛和夫氏は、京都にセラミックの会社を作ったのは1959年。 A氏:俺も興味をもって、この対談を読んだが、柳井氏がユニクロ1号店を開いたのは30年前だという。 私:それが30年の間に零細企業から1兆円規模の会社に成長した。 A氏:二人とも共通しているのは現在の日本人の覇気のなさを嘆いていることだね。 柳井氏は子供の頃、親と一緒の部屋で寝ていたが、夜、年末の資金繰りで両親が話し合っているのを聞いて、うちは大丈夫かと思うことが何度もあったという。 私:今はサラリーで毎月カネが入ってくる。 A氏:要するに、みんなが「坊っちゃん」「嬢ちゃん」になってしまったという。 今の若者は「さとり世代」だというね。 私:ところで、柳井氏は何より、中小企業や零細企業に頑張ってもらいたいという。 本田宗一郎、松下幸之助、アメリカのウオールマート創業者のサム・ウォルトンなど、世界で優れた経営者の本質は世界で変わることはないという。 それらを追求すれば、中小企業や零細企業でも世界的な企業になる可能性があるという。 ユニクロのように、炭鉱町の小さな商店が世界第4位のアパレル製造小売業になったんだから、できないはずはないとして、一人ひとりが気概を持って働くことが、日本再生の一歩だと柳井氏は言う。 2014年にはそういう企業がどのくらい誕生してくるだろうか。 明日はこの対談の後編で1月13日号の掲載だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.18 21:20:30
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