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Ryu-chan6708

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2016.11.19
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:こないだこのブログの「「『髪の毛の聖地』惜しむ JR北海道、増毛駅廃止で 高知『はげ』駅発、ラストツアーも」「北の終着駅、最後のにぎわい 高倉健さん三回忌、映画舞台にファン 12月廃止の増毛駅」で、JR北・留萌線の留萌―増毛駅間が維持困難で12月5日に廃止することによる「増毛駅」廃止のニュースをとりあげたが、今日の新聞では、実は、JR北、路線半分が危機だと報じられているね。

 

AJR北18日全路線の営業距離の約半分にあたる10路線13区間(1237・2キロ)について、もはや自社単独では維持できないと正式発表したね。

 見直し対象の13区間は昨年度の1日1キロあたりの平均乗客が2千人未満で、3区間は1列車の平均乗客が10人と特に少なく、バスへの転換を協議するという。

残る10区間も駅の廃止や、自治体に線路維持を任せJRは運行に専念する「上下分離方式」などを協議し、2020年春までに合意を目指すという。

 

人口減少や自動車利用への転換で、利用客が減っているためだが、昨年度は全14路線が赤字、今年度の営業赤字は過去最大の440億円と予想。

安全投資などで国から1800億円の支援を受けるが、「バケツに穴の開いた状態(島田社長)だという。

協議の相手となる自治体は道内の約3割の56市町村だが、大半が財政難で、バス転換や応分の負担に早速身構えていて高橋知事は18日、「JR北は、徹底したコスト削減など最大限の自助努力を進め、拙速な対応をしないよう強く求める」との談話を出したという。

 

A:この厳しさは、全国の地方の鉄道も同様で、国土交通省の集計では人口減少や自動車利用へのシフトが背景に、2000年度以降、38路線754・4キロが廃止されたという。

 中小民営鉄道などの「地域鉄道」は96あるが、昨年度、71事業者が鉄軌道事業で経常赤字で、JRも北海道、四国、九州はローカル線が多く事情は同じ

 

将来的な廃線を否定しない発言が相次ぐ

JR西島根県江津市と広島県三次市を結ぶ三江線(108・1キロ)を18年春に廃止すると表明

 

A:しかし、地元の路線存続の要望は強く、事業者は工夫を凝らしているところもある。

 銚子電鉄(千葉県銚子市は、鉄道利用客は昭和20年代には約240万人いたが、いまは約40万人

ぬれ煎餅」などの売り上げが3億8千万円あり、鉄道事業の赤字を補っていて、昨年は駅の命名権も販売し、お化け屋敷列車や電飾列車も走らせた

 

「ぬれ煎餅」というのは、ははじめて聞いたが、煎餅の生地を焼いた直後の熱いうちに醤油に漬けることで、しっとりとした歯ざわりと濃厚な醤油味の煎餅となるのだという。
 銚子の名物和菓子。

銚子市は、米の名産地であると共に醤油の名産地であり、古くから煎餅を作るところが多いという。

 

A地域鉄道に、安全に関わる設備投資などの3分の1を補助している。

石井国交相18日JR北の方針を受け「国としても何ができるか検討したい」と述べたという。

 

:これは安倍政権の「地方創生」とも関連するのではないかね。

 こないだ、保守の論客佐伯啓思氏の「さらば、資本主義」(新潮新書)を読んでいたら、この本で「地方創生」にふれ、「『地方創生』成長戦略といわれると、つい、何をバカな、といいたくなるのです。少なくともこの20年ほどでいえば、地方の衰退を招いた最大級の要因は「構造改革」という名の成長戦略だったからです」とあったね。

 これからの全体としての人口減都市への人口移動を考えると、成長戦略と「地方創生」は矛盾しそうだね。

 

 東京オリンピックいっそうの東京集中を引き起こすだろうね。






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Last updated  2016.11.19 17:00:05
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