3694211 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

知的漫遊紀行

知的漫遊紀行

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Ryu-chan6708

Ryu-chan6708

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

Freepage List

Headline News

2017.10.28
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

:この記事によると、1980年代に製造業で世界を制覇した日本企業2000年代からおかしくなってきたことがわかる。

 

2003年のトヨタ自動車社員による整備士国家試験問題の漏洩があった。

「日産より合格実績が悪かった」ことが背景にあったと同社は説明していた。

 

A日産はこれを誇りに、さらに質の高い技術者養成に邁進すべきだったのだが、無資格の従業員が完成車検査を行っていたことで、出荷停止という前代未聞の事態に発展してしまったね。

 

:一方、神戸製鋼は、問題続出だね。

 

1999年に総会屋への利益供与が発覚、取締役らが株主代表訴訟の対象となり、和解で神戸地裁は異例の所見を公表企業トップの内部統制システム構築義務を明示した。

 

 しかし、その後も基準値を超えるばい煙排出とデータ改ざん(2006年)、子会社の鋼材のデータ偽造(08年)、政治資金規正法違反(09年)、グループ会社のばね用ステンレス鋼線の強度偽装(16年)と、内部統制システムが全く機能していない状況が示されていた。

 

Aこのコラムの筆者は、「歴史ある製造業でコンプライアンス違反が続出するのは、国の信用をも失墜させる重大な問題といわざるを得ない。

製造現場の技術力低下、品質管理の力量不足が根底にあるのではないか」という。

 

さらに「自社のみならず、他社での失敗事例を謙虚に受け止めて教訓にすることが不可欠である。しかし、どうも、肝心の経営サイドにこうした失敗から学ぶ姿勢が希薄になっているようなのだ」と指摘している。

 

単なる検査データの改ざん問題でないことを指摘してポイントを突いているね。

 別な記事で、自動車各社とも工場の進歩は著しく生産途中の各工程で確認を徹底しているので完成検査で見つかる不具合は極めて少ないことにふれている。

 

A:「品質は工程でつくられ、検査ではつくれない」から、工程がしっかり管理されていれば、極論を言えば検査は目をつぶっていても平気だということだね。

 

国の制度がこの工場の技術革新などの実情をうまく反映できていなかったこと「完成検査は軽視しても大丈夫」との甘えにつながった可能性を指摘しているね。

 

A:しかし、神戸製鋼の問題は、「不合格品」を「合格品」のように検査記録を改ざんしていたというのだから、「品質管理」上、異質の問題だね。

 「品質がつくられる工程」そのものが安定していない問題のようで、記事ではその点の指摘がないね。

 

トヨタ生産方式では人間はエラーをするものだから、作業でポカすると「ポカヨケ」という機械装置で検出し作業者に知らせポカによる「不合格品」発生を予防する。

 自動機では、機械が異常があれば検知して自動的に停止してしまう。

これを「ニンベンのついた自働化」という。

 

A:「自動機」でなくニンベンがついて「自働機」で、人が監視でついているように、「不合格品」が自動的に作らないように防止してしまうわけか。

 

組立ラインでは作業者が異常を感じると紐で引っ張りラインを停止でき、同時に頭上にランプがつくので監理者がとんできて処理をする。

 これを「あんどん」という。

 問題を迅速にクローズアップさせるシステムだで、「良いニュースを先に」でなく悪いニュースを先に」だね。


 神戸製鋼では、悪いことを上司に言いにくい空気があったようだ。

 

 神戸製鋼は装置産業だから、品質をつくりこむ工程は自動制御による加工が中心だろうから、どのように「不合格品」をつくらないように、どのように工程を制御しているのかね。


検査記録の改ざんよりも、そっちの工程についての情報に興味があるね。

 

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.10.28 14:36:22
コメント(3) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.