おふろ屋さんが日本を救う日!
東日本大震災で東京電力の電力供給力は大きく落ち込み、現在は3800万キロワット程度にとどまっている。東電は運転休止中の火力発電所の復旧などで夏までに4500万キロワット前後まで引き上げられるとみているが、7月後半から9月前半までの電力需要量は節電を織り込んでも5500万キロワットに上るとみられ、1千万キロワット程度の供給力不足が懸念されている。 経産省では福島第1原子力発電所事故の影響で、休止している原発の早期運転再開は難しいと判断。このため、火力発電所や緊急設置電源の新設で電力供給量を積み増したい考えだ。自家発電設備の購入拡大も呼びかける。 このほか、企業には工場やオフィスの夏休みの延長・分散化、営業時間の短縮、関東圏以外の生産拠点の活用などを求めるほか、電気事業法第27条に基づく強制的な電力使用の抑制も検討せざるをえない状況だ。 一方、家庭向けとして3月末で終了するエコポイント制度のような省エネ家電の普及支援策も挙がっている。ただ、ピーク時の節電にどの程度結びつくかは疑問視されており、料金値上げや、ピーク時とそれ以外の時間帯の電気料金の差を拡大するなどの案も出ている。愈々3.11の第二の波がこんな形で昨年東北地方が被災した東日本大震災の最も大きな余波がやって来るようだ。この電気不足に一番効果を奏するものは、当然火力発電で、実質的に効果を発揮する筈の原子力発電は、今現在どう見ても再開出来る筈も無い。この難局を政府や行政はどう対処するのか。様々な影響を想像出来そうに思う。こんな中、現実的に日本の社会で最も高率良く、善処出来そうな方法が有るとしたら、幾多の良識ある皆様は、どうお答え頂けるでしょうか。日本人は外国の人々に比べて最も異なる生活習慣は入浴スタイルが上げられるそうです。その効用云々は此処では書きませんが、じつは世界の人々に比べて、この習慣に費やすエネルギーと水資源の浪費は凄まじいものが有るようです。日本式の入浴は日本の永い伝統文化や気候の特質から、仕様の無いものと申せましょう。しかし、毎日日本人の入浴に費やす電気、ガスエネルギー、及び水資源の浪費を、目先を変えるだけで、社会全体の安定に寄与出来る事に気付きました。日本人の入浴スタイルは変えずに、この問題により電気エネルギーの危機を回避する為には、公的機関からの呼び掛けにより、入浴は一週間の内3~5日は公衆浴場(銭湯など)を利用し、極力、内風呂は少なめにしよう。と云う方法に移行できれば、想像以上にエネルギーの浪費、水資源の枯渇と云う、特に東京等の、毎年の夏の大問題が解決されるのでは無いかと思われるのですが。その為には行政の努力と、公衆浴場の業界の工夫努力、公的料金の値下げ、サービスの多様化も大いに検討されるべき問題だと思います。遮二無二省エネをしたり、火力発電を増やしたり、代替エネルギーを模索するより、現実的で可能性が有ると存じます。 一家の湧かし湯=一回当たり石油が1? 百軒の沸かし湯=一回当たり石油が100?一万軒の家の沸かし湯=一回当たり石油が10,000?一万軒の家の入浴を33軒の銭湯が賄うと一軒の銭湯当たり303軒の家が入浴(一軒の家が入れない。)一軒の銭湯の沸かし湯=一回当たり石油が100?として33軒の銭湯の沸かし湯=一日当たり3,300?(33×100?)10,000?-3,300?=6,700?http://1010.or.jp/zenyoku/